パワースポットマニアさんと巡る”巌立峡”&”小坂の滝”
岐阜パワースポットマニアさんと巡る”巌立峡”&”小坂の滝”
パワースポットマニアさんの案内による、岐阜県のパワースポットめぐりツアーに参加しました。 目的地は岐阜県下呂市にある「巌立峡」と「小坂の滝」。夏にオススメのコースです。 パワースポットといっても、今回は神社やお寺じゃないんです。渓谷と滝。大自然のパワースポットです。 御嶽山の噴火による溶岩でできた大岸壁に圧倒され、ゴウゴウと音を立て勢いよく落ちる滝に圧倒され、森の中の散歩道を歩いて森林浴。豊かな大自然のパワーに触れることができました。 近くには「火山のパワーが溶け込んでいる。」といわれる温泉もわき出ています。 このあたりはヒーリングスポットとして、最近、雑誌などで紹介されているそうです。 行き帰りには「道の駅ロックガーデンひちそう」で休憩。 「川辺町のねこ寺」や「ふるーつ大福の養老軒」にも立ち寄りました。 ちなみにこのコースは、集合場所のJR穂積駅を9時に出発。車でR41を走り、巌立峡到着12時。いろいろ見て回りながらR41を戻り、JR穂積駅に18時到着の1日コースでした。
「岐阜の宝もの」認定第1号となったところです。御嶽山の火山活動の溶岩の流れが露出した大岸壁が目の前に立ちはだかっています。まず、これに圧倒されました。岸壁の下は渓流となっており、周辺は「がんだて公園」として整備されています。
大岸壁に圧倒されます
約5万4000年前の御嶽山の火山活動によりできた岸壁です。この岸壁付近の渓流を「巌立峡」と呼んでいます。「火山のパワーを感じるパワースポット」として知られています。
「パワースポット」の表示も…!
最近、マニア間で噂されるパワースポットに「パワースポット」と表示板が取り付けられることが多くなりました。ここに立つと御嶽山からの火山のパワーを受け止めることができるのかな…?
岸壁の下は渓谷です
岸壁の下は、清らかな水が勢いよく流れる渓谷です。パワースポットマニアさんは、「自然と一体になる気持ちが大切。ここに来て気持ち良いな、と感じる”それ”がいいのですよ。」と言っています。
パワースポット巌立地蔵
巌立峡のちょっと手前には「牛の鼻づら」と呼ばれる小さな洞窟が…。洞窟のところには「巌立地蔵」が祀られています。ここも神秘のパワースポットと言われています。
暗いほら穴の中へ…!
「牛の鼻づら」と呼ばれる洞窟の中に入り、暗い洞窟の中を時計まわりに巡ります。最後にお地蔵さまにお願いを…!心をこめて願うと叶えられるそうです。
約5万4000年前の御嶽山の噴火により流出した溶岩から、小坂の滝が生まれました。御嶽山の裾野にある小坂町には大小さまざまな滝があり、渓谷沿いに滝を見るための遊歩道が作られています。巌立峡の岸壁の前から、「小坂の滝めぐり」はスタート。入口で募金箱に環境整備のための募金(一人200円以上)を納めて、遊歩道へ…!「滝」「渓谷」「森林浴」が楽しめます。
滝めぐりコースはいろいろ
滝見遊歩道を歩きます。小坂の滝めぐりは、気軽に短時間(往復30分程度)で回れるコースから、専門ガイドの案内による”秘境探検コース”までいろいろ。今日は渓谷沿いに三ツ滝方向へ向かいました。
滝めぐりは雨上がりに…!
滝めぐりは、雨が続いた後の「雨上がりの日」がオススメだそうです。水量が豊富。滝がゴウゴウと流れ、迫力満点だから…。でも、水量が少ない時の滝はやさしげで別の風情があるそうです。
マイナスイオンいっぱいです
都会が30°の気温でも、滝の周辺は15°ぐらいの涼しさです。「本日のマイナスイオン」の案内表示もありました。ここに来ると気分がさわやかになるのは、マイナスイオンいっぱいだから…?
お不動さまも祀られています
渓谷を眺めながら遊歩道を歩いて行くと、途中にお不動さまを発見…!岩のところに祀られていました。「円空の座禅石」もあります。このあたりはスピリチュアルな世界を感じるスポットでした。
神秘的な”三ツ滝”
遊歩道を15分ほど歩くと”三ツ滝”です。ゴウゴウと音をたてて流れる滝は神秘的…。荒々しいまでの迫力を感じます。滝の水しぶきを浴びながら、その奥へと歩きます。
”浄化のパワー”を受け止めて
勢いよく流れる渓谷の流れと滝。”浄化のパワースポット”といわれるのもなるほど…。パワースポットのパワーはミスト状に広がり、ここを散策すると知らず知らずのうちに吸収できるとか…。
溶岩台地の森を散策
行者橋を渡ると、スタート地点へ帰る道と、溶岩台地の森の奥にある「からたに滝」へのハイキングコースに分かれています。溶岩台地の森に入っていくと段々滝の音が遠ざかり、人も少なくなりました。
天候の急変に気をつけて…!
山の天気は変わり易く、突然の豪雨に見舞われることも…。奥にある滝まで行く予定でしたが、急に森の中は薄暗くなり、激しい雨が降ってきました。今日は滝めぐりは終了。引き返すことにしました。
巌立峡の大岸壁の前にある茶店。この地区の特産品を売っています。お食事もOK。今日は急に豪雨になり、びしょ濡れになってここに駆け込みました。雨宿りをしながらランチタイム。山菜そばを注文しました。見た目の派手さはないけれど、採れたての山菜、野菜を使ったお蕎麦はおいしかったです。あまごの天ぷらや五平餅も人気だそうです。
巌立峡の目の前にある日帰り温泉施設。古来より自噴する炭酸泉です。入浴の他、お食事もできます。御嶽山の「火山のパワー」がそのまま温泉になって湧き出ています。この温泉は特に消化器系の病気によく効くそうです。また、塩分の含まれる温泉は浄化のパワーもあるとか…。つまりこの温泉もパワースポットなのです。今日は飲泉場でちょっとだけ温泉を味わってみました。
飲泉場もあります。
温泉に入る代わりに、ちょっとだけ温泉水を飲んでみました。「火山のパワーがたっぷり入った源泉です。最初は飲みにくく感じるかもしれないけれど、一度味わってみて…!」とのこと。
温泉は”しょっぱいサイダー味”
飲泉場では、誰でも自由に無料で温泉水を飲むことができました。ぼこぼこっと湧き上がる温泉水をちょっと飲んでみました。しょっぱいサイダーのような不思議な味でした。
集合地から目的地まで車で片道3時間の道のりでしたので、行きと帰りに休憩に立ち寄りました。ここは川べりのとても眺めよい場所にあります。飛騨川を眺めながら抹茶ソフトクリームをいただきました。また、ここのお蕎麦の店もオススメです。
龍神そば
ちょっとお腹がすいたら、道の駅の中にある「龍神そば」のお店へ。お蕎麦の専門店です。シンプルなざる蕎麦がオススメです。お蕎麦と一緒に食べたおにぎりが意外とおいしかったです…!
「川辺町にも”ねこ寺”があるから途中で立ち寄ろう。”癒しのパワースポット”かも…。」と、案内してもらいました。な~んだ、ここ知ってる…!93歳で関ヶ原に参戦した戦国武将、大嶋雲八の次男、光政公ゆかりの妙雲寺じゃない…!旗本大嶋家の菩提寺です。寝そべっているたくさんの猫ちゃんに癒されました。
ねこ、お庭にいっぱいです
何匹いるでしょうか…。「川辺町のねこ寺」と言うだけに、お庭は猫さんがいっぱいです。猫さんに「にゃ~!」と挨拶すると、「ちょっと発音が違~う…!」と言いたそうな顔で反応されました。
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妙雲寺の次は「ふるーつ大福の養老軒」へ…。養老軒といえば、バナナやイチゴなど4種類入った「ふるーつ大福」ですが、これは11月から5月までの季節商品。なので今回はお店にありませんでした。かわりに「夏のふるーつ大福」が登場していました。ゲットしました…!
夏だけの”れもんマンゴー大福”
夏の季節商品、「れもんマンゴー大福」を注文。白あんとホイップクリーム、そしてジューシーなマンゴーの味が生きている。甘酸っぱさがやみつきになりそうなお菓子でした。