2017 街ごと建築博物館 プラハ
海外2017 街ごと建築博物館 プラハ
二度の大戦でも大きな被害は受けず、社会主義政権下であったため開発の荒波も受けず・・・プラハは奇跡の街。 特に旧市街広場の周辺は、数百年に渡る建築様式の変遷をひと目で見てとれる という、世界的にも稀有な場所なんだそうです。
聖十字架教会のロトンダ(円筒形の礼拝堂)は、ロマネスク様式。 11世紀が起源ということは、日本は平安時代ですかね。
修繕は1860年代
異なる様式の建物に囲まれつつも、現在まで現役ってのがプラハだわ〜。
聖ヴィート大聖堂は、ゴシック建築の代表。 1400年代(日本は室町時代)に建築が始まって、現在の形が完成したのは1929年って・・・凄すぎる。
尖塔
ゴシック建築には、上へ上へと伸びるイメージがありますね。
オルロフ横のミヌティ家は、ルネサンス建築。 16世紀・・・日本は戦国時代かな。 有名な時計塔のすぐ近くにあります。
スグラフィート装飾
グレーに塗ってから模様を掻き出した・・・って、版画みたい(笑)。
聖ミクラーシュ教会は、バロック建築。現在の姿になったのは18世紀・・・江戸、元禄時代かな。
ゴルツ・キンスキー宮殿は、ロココ様式。 ハプスブルク家統治時代の18世紀。
フランスではアールヌーヴォー、ウィーンではゼツェッションとも呼ばれた様式。 20世紀初頭。 はいってすぐの左右にカウンターがあるので、そこで見学ツアーのチケットを購入します。 ツアーの集合場所は、左のカウンターの奥にあるミュージアムショップ。
ムハの天井画
パリで大喝采を浴びたミュシャ。プラハにも彼の作品はたくさん残ってる。
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黒い聖母の家は、キュビズム。キュビズムっていうとピカソの絵を連想するけれど、チェコにだけ建築もあるんですね。
まさに今からステップを踏み出そうとするカップルに見える、通称ダンシング・ハウス。 1996年に建てられた時には、なかなかの批判を浴びたそう。ま、ルーブルのピラミッド、ウィーンのハースハウス同様、新しいものは最初、とにかく批判されるものだしね。