【京都・三条通】レトロモダン洋館めぐり🏛
京都【京都・三条通】レトロモダン洋館めぐり🏛
京都観光といえば、お寺や神社? 実は京都は近代建築の宝庫でもあるんです!✨ 東京遷都後、京都はさみしい街になりました。 そこで推し進められたのが京都の近代化です。 そして三条通は東海道の起・終点。 つまり当時最も発展していたメインストリートなのです。 さらに道路拡張もされなかったので、今もその姿を見ることができます👀💓 明治〜戦前のモダンな京都を楽しんでください♪
旧大阪毎日新聞社京都支局。 今は人気ショー「ギア」の劇場やギャラリー、カフェが入った複合施設になっています。 旧社章の星形の窓やバルコニー、アール・デコ調の内装が見どころ🌟 竣工:1928(昭和3)年 設計:武田五一
カフェIndependants(アンデパンダン)
地下にあるカフェ☕︎ 画家の大山一行たちが創建当時の姿に復元したそうです。 元々ここは食堂やシャワー室だったとか。
地下に降りる階段
剥落した漆喰壁画や辰砂釉タイルなどは過去のままだそう。
当時は時計や宝飾品を扱っていたそうですが、今はダマシンカンパニーというアパレルが入っています🕰 日本最古の明治の洋風店舗併用住宅建築で、昔は上に時計塔も建っていたとか! 洋風な店舗の裏には町屋の居住スペースがあります。 店と住まいを分ける「表屋(おもてや)造り」は京町家の伝統的な建て方だそうです。 一階部分の3連アーチが印象的です。 竣工:1890(明治23)年
番外編その1。 ポールスミス三条店は昭和初期に建てられた京町家をうまく活かし、とてもかっこいい店構えになっています✨ 赤と黒のコントラストがおしゃれ! さすがポールスミスですね。
旧不動貯金銀行京都支店。 今はファッションテナントのビルになっています♪ 建物内部もレトロで素敵なので、是非ビルに入ってください! 竣工:1916(大正5)年頃 設計:日本建築
ルネサンス風の建築
1階が煉瓦造,2・3階が木骨煉瓦造で造られているようです。 こちらも登録有形文化財!
かわいいショップがたくさん!
手芸店やボタン屋さん、人気キャラタンタンのお店など、ショッピングが楽しめます💗
旧日本生命京都支店。 今は東側のみ残っています。 中にはichi・man・benというアンティーク着物のお店が入っています👘 竣工:1914(大正3)年 設計:辰野金吾・片岡安
旧日本銀行京都支店。 今は博物館の別館として活躍中! 普段は無料で内部を見学できます。 竣工:1906(明治39)年 設計:辰野金吾・長野宇平治
元営業室だったホール
ここでは普段、コンサートや展示などが行われています。 この日は手作りマーケットが行われていました🌞
元カウンター
入り口とホールを分けるこの衝立は当時のカウンターだったそうです。 昔の銀行は凝った内装だったんですね!
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旧京都郵便電信局。 外壁は保存し、内部のみ新築した工事は1976年度日本建築学会賞を受賞しています。 今も現役の郵便局として活躍しています🏣 竣工:1902(明治35)年 設計:吉井茂則、三橋四郎
壁面博物館
当時の写真や新聞記事、発掘品などが展示されており、無料で見学することができます。 写真撮影可ですが、向かい側の郵便カウンターが映らないよう気をつけて!
旧第一銀行京都支店🏦 外観をレプリカとして復元する形で新築されました。 竣工:1906(明治39)年(レプリカは2003(平成15)年に新築) 設計:辰野金吾
ファサード
ファサードの装飾は当時の姿そのまま。
旧京都烏丸電話局。 以前は複合商業施設で、烏丸のランドマーク的存在だったのですが、残念ながら閉館しました。 現在は市有形文化財の指定を受けたビルのみ残され、ホテルとして生まれ変わるそうです🏨 竣工:1926(大正15)年 設計:吉田鉄郎
番外編、その2。 三条通からは二筋上がりますが、京都市役所も立派な近代建築です。 ネオ・バロック的骨格を持ちつつも、東洋・イスラム的造形も兼ね備えており、近代建築史的にも重要な建造物だそうです✨ 竣工:1927(昭和2)年 設計:武田五一、中野進一