中国皇帝の居城で、東京ドーム15個分の広さ。その壮麗さは、ヴェルサイユを遥かに凌ぐものだったと思われます。世界遺産。 観光客 激増のため、近年は 南から入って北から出る一方通行になりました。また入場券には実名が入るため、パスポート必携のようです。
太和殿を望む
映画『ラスト エンペラー』で、広い広い この中庭を 宦官が埋め尽くし、揃って三踞九叩頭する名場面。ぞくぞくするほど美しかった! 現地に行ってみると、映画館で想像していたより遥かに広かったから、ホント驚きました。
皇帝玉座
映画のラストシーン、溥儀がコオロギの壺を玉座から取り出すシーンも 印象的でしたね。
ここも印象的
溥儀の運命を象徴するような、高い壁に囲まれた道。坂本龍一の名曲が 耳に聞こえてくる気がします。
音声ガイド
と〜っても広い故宮を 自分のペースで歩くためにも、迷子にならないためにも、借りておきたいところ。
こちらも また異様に広い、世界最大の広場。 ニュースでよく見る天安門は、この広場の北の端に位置しています。
天安門広場の南にある繁華街。でも横道に逸れると 昔ながらの胡同が残っていたりする、魅力的な街路。
小龍包を満喫
昔、「金賞」の看板に惹かれて 飛び込みで入ったお店の小龍包が、超絶 旨かった。 「三両」とカタコトの中国語で頼んだら 結構な大きさの蒸篭が三段きちゃったけど、美味しかったから全部食べ切っちゃったのも 思い出。
全聚德烤鸭店
市内に点在する、北京ダックの老舗中の老舗。前門店では、ニーズに合わせて レストランとファストフードがありますが、レストランの方はいつも大混雑のようです。 大昔、ここと 横浜中華街の 味のレベルの差に 驚愕したものでしたが・・・あの旨さは健在ですかね〜。
観光地化していますが、中国骨董に興味がある人には ぴったり。 自分だけのお宝を 見つけてみたい。
風格のある店構え
「老舗の暖簾」という考えにあまりこだわらない中国だけど、ここには何店か 老舗中の老舗が。
皇帝が 天と対話するための、特別な祭祀場所。世界遺産に登録されています。
祈りの場
皇帝は 天に祈りを捧げ、豊作を祈念します。 日本の天皇が 新嘗祭を執り行って 自然の恵みに感謝するのと、似てますね。
失われつつある北京の胡同を、ぜひ今のうちに見ておくことを お勧めします。
細くうねった路地
迷路のような胡同を 走り抜けて、古い街並みをめぐります。
四合院
昔ながらの街並みが 保存されている地域もあります。四合院という独特な造りの建物は、必見です。
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西太后が、湯水のごとく国家予算を注ぎ込んだ と言われる夏の離宮。清が 相次ぐ戦争で苦杯を喫する遠因ともなりました。 世界遺産。
広々とした庭園
代々の皇帝が いろいろ手を加えていた場所に、西太后の隠居所、避暑地を作ったもの。ただし、そのお金は本来、海軍の軍備予算だったそうです。
蘇州街
北京から遠く離れた蘇州、その蘇州が大好きだった乾隆帝が蘇州を再現すべく造らせた、人工の街。 乾隆帝はここで、女官たちを相手に買い物を楽しんだのだとか。壮大な「ごっこ遊び」ですね。
石の船
沈まぬ船は、清朝の繁栄を象徴していたのだとか。 しかしApple map、「ピョートル大帝の夏宮殿」って表示してたのは なんでだ!? しかも 未だに 昆明湖が存在しない・・・。
万里の長城といえば、北京というより中国の象徴。月からも見える唯一の建造物だとか。 観光地化している場所はいくつかありますが、それ以外の場所では崩壊も進んでいるようです。
激しい傾斜
ヒールのある靴ではまず無理。段差も傾斜も ありえないくらいキツいです。 下りの時は特に怖くて。お尻を階段におろし 足をそろそろと下に伸ばしてはお尻を降ろす・・・という状態でした。