秘境 湯めぐりとカフェめぐりの旅
和歌山秘境 湯めぐりとカフェめぐりの旅
新年最初のお出かけは、和歌山県の紀南地方の山間にある小さな町 本宮町と熊野川町へ。 本宮町:和歌山県田辺市本宮町 熊野川町:和歌山県新宮市熊野川町 (どちらも旧:東牟婁郡) 阪和自動車道終点 南紀田辺インター下車 311号線を通り本宮町まで約1時間半、 さらに本宮町から熊野川町まで約30分。 目的は1泊2日 大自然を満喫~湯めぐりとカフェめぐり~ 1日目まず目指すのは熊野川町。廃校になった小学校の校舎をリノベーションしたパン屋さん。 宿泊は本宮町にある川湯温泉という温泉街の旅館へ。 川湯温泉。 ここは普通の露天風呂ではない!!! 川底から絶えず湧き出す70度以上の源泉に、熊野川の支流大塔川が混ざり合い、程良い温泉が出来上がる。 夏は川遊びとして賑わい、12月~2月は露天風呂となり、冬の風物詩と呼ばれている。 2日目は、世界遺産として登録されている「つぼ湯」を体験するため湯の峰温泉へ。 1日7回も湯の色が変化し、「神秘の湯」と呼ばれている。 ドライブが好きな方、心身ともに癒されたい方におすすめのプランです。
熊野川町 旧西敷屋小学校の校舎を使ったパン屋さん「木造校舎」 挽き立ての無農薬小麦全粒粉を使っており、小麦の味わいを活かすために生地は粉と水と塩のみ。金曜・土曜のみ営業。
教室の一室を使って
廊下。窓ガラスが揺れる音が懐かしい。一つの教室がパン屋さんになっています。お子供さんが遊べる教室も用意されています!!
のどかな風景
窓からは見える景色は緑一面でとてものどか。暖炉がたかれ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
テーブルも再利用
ピアノがテーブルに!! 寒い地域のため、コタツのお席もあります。
窓に描かれた絵
小学校として使われていた頃に描かれた絵のようです。オーナーいわく、「できるだけ『そのまま』」を使っているとのこと。
ランチプレート
パンと季節の自家野菜を使ったランチプレート(ドリンク・デザート付き)+200円で鹿肉のミートローフをつけていただきましたw
テイクアウトのパン
ハード系のパンの他、食パンや蒸しパン、ケーキやビスコッティが並んでいます。どれも美味しそう!!!
土窯
校舎の前には土窯があり、薪を使って焼いているようです。
赤い屋根の校舎
遠くから撮影。 緑の中に赤い屋根の小学校。 近くにバス停がありましたが、 バスは1日2本のみ…。
旧九重小学校の校舎を使ったカフェ「bookcafe kuju」 平成23年の台風により床上浸水し、取り壊しが決定した廃校校舎、「お金をかけて壊すより地域のために活かしたい」という声からこのお店がOPNEしたそうです。土日・祝のみ営業。
廊下
左はカフェ、右はパン屋さん。 当時つかわれていたピアノや鉄琴、版画が飾られています。
お洒落な空間
面影を残しつつも、新しい空間が完成しています。窓際のテーブル席、カウンター席からは静かに流れる熊野川が見えて癒されます。
book cafe
こちらのカフェは「本を読める」カフェです。こちら熊野川町には本屋さんはありません。隣の町にもありません。
カフェメニュー
メニューはケーキとドリンク。 お隣の部屋で販売されているパン屋さんのパンもこちらでイートインができるようです。
石窯・天然酵母パンむぎとし
同じ校舎内ではパン屋さんも営業されています。パンむぎとしは土日のみ営業。
もっちり♪
小さなスペースのため、夕方には売り切れになるそうです。天然酵母のパンはもっちりしっとりで美味しい!!
宿泊は川湯温泉へ。 河原にある山水館みどりやの露天風呂は混浴♡ (女性は浴衣着用) 川のせせらぎと、鳥のさえずり、時々サルの鳴き声も…。 大自然を満喫しながら家族で仲良く入浴できます♪
朝食バイキング
地元素材にこだわった健康的な朝食バイキング。自家源泉より汲み上げた温泉を使用した温泉玉子が人気♪
温泉粥
ほんのり甘くて美味しい温泉粥w 和歌山県で親しまれている「茶がゆ」もあります。
源泉飲泉所
飲む温泉w 山水館みどりやの正面玄関付近にあります。
川湯温泉街にある12月から3月限定の仙人風呂。 川の一部が温泉になるとのことで「珍百景」としてメディアにとりあげられたこともあり、大人気!! 朝は6時半から、夜は22時まで 入浴は無料です。
これぞ「天然温泉」
川底のいたるところからプクプクと温泉が湧き出ています。 以前は簡易脱衣所もありましたが、今は看板の裏でお着替え(笑)
遠くから撮影
入浴中の方がたくさんいらっしゃるので遠くから撮影。湯気があがっているところが湯船スペースです。 1000人入るかな(笑)
川湯温泉街にある昔ながらの喫茶店。 旅館で夕食をつけるのもよし、こちらで夕食をするもよし♪ こちらのお店では熊野地方の名物めはり寿司と鮎の甘露煮のセットが人気。地元の鮎名人が釣った鮎らしい。
湯の峰温泉街にある「つぼ湯」は世界遺産に登録されているとっても貴重な温泉です。河原に建つ衝撃的な外観、天然岩のお風呂を板で囲っただけという温泉です。 1回1組限定のため順番待ちをします(30分制) 朝6時から21時半まで、入浴料は770円。
入口
入口方向から撮影。茅葺き屋根の天辺に石が置かれています(これ、屋根飛ばないようになのか??驚!!)入口に番号札をかけて入浴。
風趣満点!!
2人がベストかな!!湯船というより岩穴です。意外に深さはあり、体の芯まで温まります。
一つの照明で…
うまく表現できませんが、写真で見るより、話で聞くより、実際につぼ湯に入ってみてください。きっと想像以上の趣を感じられると思います。
湯筒
2個100円でネットに入った玉子を購入し、温泉に入れてゆで玉子をつくります。約10分で半熟玉子が完成!!
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湯の峰温泉街にある茶屋。 つぼ湯の待ち合いのすぐ近くにあるので、待ち時間に利用しました。お蕎麦やおうどん等の軽食もされているようです。
温泉珈琲
温泉珈琲。普通の珈琲と確実に一味違います!!おすすめ!! 湯気がすごい(笑)
焼あんこ餅
温泉で蒸した杵つき。その他ぜんざいやきなこ餅、醤油餅などあります。
本宮大社の近くにある郵便局だった建物をリノベーションした「カフェ・ボヌール」 女性オーナーがつくるお店は白を基調にとても可愛らしい空間です。パワーストーンや手作り雑貨の販売もされています。
店内
センスの良い明るい店内。 壁や照明は昔のまま残されているのかどこか懐かしさも感じられます。
グリーンカレー
ランチメニュー、グリーンカレー。こちらで使われているお米はボヌール運営の田んぼで作られたお米だそうです。
ベーグルサンド
たまごとチーズのベーグルサンド、お野菜も入っていてボリュームたっぷり!!ベーグルは程良くもっちり柔らかくて美味しい♪
熊野本宮大社のすぐ近くにある茶房珍重庵の「もうで餅」 名前の由来は「もうで」=「詣でる」とのことで、熊野を訪れる人達の無病息災を祈願し「熊野もうで餅」と銘名されたそうです。餡を柔らかいお餅で包み、玄米粉がかかっています。
時間があったので少し足をのばしてみました。 奈良県・三重県・和歌山県にまたがる国特別名勝の大峡谷「瀞峡」ウォータージェット船で瀞峡めぐりが有名ですが、今回「和舟」で瀞峡めぐり♪ 2人で3600円(運よく貸し切り) 優しいおじいちゃん船長さんが丁寧にガイドしてくださいます。
風をきって~
ジェット船に比べ、こちらは屋根がないため、より風情があり堪能できます。 寒さは忘れます(多分…)
亀岩
様々な岩に名前がついています。 こちらの亀岩、中央が甲羅、その上には頭部分、下には足もついています!!