インドラジャトラでクマリの巡行に会う
海外インドラジャトラでクマリの巡行に会う
一年に一度のインドラジャトラの期間に行われる、クマリの巡行を見に行きました。 クマリはネパール国王の守護神で、クマリになる前は普通の女の子でした。神様にそういう言い方は変かもしれないけど、みんなに大人気なんだと感じました。 毎年日付が異なるので、3月頃に発表されるスケジュールを確認して早めに予約しました。 わたしは2016年9月15日の巡行を見ました。でもその翌日もルートを変えてやってたみたい。 ネパールがどれだけ人に好まれているか知らないのですが、最近知人が「ネパール行った人がよく良い国だと言っている」と言っていたのに驚きました。 そんなにみんなネパールに行っているのだろうか。 飛行機について 東京(羽田)0時20分発でバンコク経由で昼にカトマンズに着くタイ国際航空を利用しました。去年もこの便を利用しましたが、バンコクでの待ち時間はあるけど、これが自分には便利です。
インドラジャトラ祭りは1ヶ月くらいある祭りらしいのです。クマリが巡行するのはそのうちの2、3日間。それを見たくてたくさんの人たちが広場に集まりました。 抱っこされている写真はカトマンズポストの写真を拝借しました。 クマリは地面に足をつけません。
すごい数の観客
これはまだ祭りが始まる前、13時半か14時頃です。 わたしはこの、遺跡に腰かけている人たちの山に加わりました。親切な女性が空いた席にいれてくれました。 結果として、ここからの眺めはすごくよかった。
「プルキシ」
このゾウ的なものはプルキシです。
バイラブとその弟子
バイラブ
クマリの山車
スマホの望遠ではこれが限界です。 でも撮影ばかりしていないで、ちゃんと目を凝らしていればよかった、というのが後からの感想。 16時半から17時くらいだったと思います。
クマリおかえりなさい
21時半頃だと思います。 クマリが巡行を終えて館に帰ってきました。 それも見届けたい人たちは残って待っていました。 山車が一瞬、クマリの館を支える柱に接触しました。 山車を引いている人たちも一生懸命頑張った。
個人的に愛着を持っているホテルです。 フロントのスタッフが程よくフレンドリーで、ロビーではいつもおいしいコーヒーが無料でいただけます。 一泊、3500円くらい。安くはないけど、不衛生な宿が年齢的に無理だなって思う人には高くもないと思います。
おいしいミルクコーヒー
ちなみに日中は電気とお湯シャワーは使えません。 Wi-Fi環境がありますが、今回わたしの泊まった部屋は電波が良くなかったです。
朝食のバナナケーキ
欧米人の宿泊客が多いからか、朝食は普通に欧米風です。バナナケーキは毎朝あるので、こればかり食べました。 ちなみに個人的な考えですが、ビュッフェスタイルの食事で残すことは、基本許されないと思います。 そういう宿泊客も多かったけど、特に先進国の人が途上国でやるのは奢った態度だなーと感じてしまいました。
近くの高級ホテル
迷子になった時に助けてくれた親切なネパール人のおじさんは、ちかくのカンティプールテンプルハウスというホテルに泊まっていました。一泊1万円以上する高級ホテルで、わたしには不相応ですが、素敵な外観でした。 写真はインターネットから拝借。
ダルバート(ご飯とおかずのプレート)が好きです。 ネパールの方々は基本、食事はダルバートだそうです。一回だけ贅沢にレストランで、千円ちょっとするコース(ベジダルバートのコース)を食べました。100円のダルバートと具が違います。各種野菜や豆の煮込み、キノコのカレー、チーズの煮込みなど。すごいおいしかった。
街中の食堂
100円のダルバートはこちらです。 食べかけではなく(食べきれない気がしたので)ご飯半分にしてもらったところです。 現地の方はこれを右手で混ぜて食べていました。 汁物もあるので、そのハンバーグをこねるようなビジュアルが、見慣れてないわたしにはちょっと受け入れがたいものがありました。 後日ネパール人に聞いたところ、スプーンの方が食べやすいが、手で食べるほうがおいしいとのことでした。
パタンの飲み屋さんのお好み焼き
わたしの持っている古い地球の歩き方には、看板のない店のネパール風お好み焼き(ウォー)と書いてありますが、今年行ったら看板が出ていて、しかも「ウォー」ではなく別の名前で呼ばれていました。 野菜のみじん切りを混ぜたひき肉に、卵をのせて焼いたようなおいしい食べ物。これは糖質制限者に喜ばれるメニュー! たしか80ルピー(約80円)
ダルバール広場近くのモモ屋さん
去年は葉っぱ製のお皿だったのに、金属の器になっていました。繁盛したからかな。相変わらずのおいしさでした。たしか、一皿80ルピー(約80円)
豆菓子はおいしい
いろんな豆をブレンドしてくれて、食べ歩きや祭りを待つときなどにピッタリ。チャトパティという、スパイスや野菜を入れたポン菓子みたいなものもとてもおいしかった。これは100ルピー(100円くらい)払ったのですが、おそらく相当盛った価格。本当は30ルピーくらいで買えるんじゃなかろうか。
人気のラッシー屋さん。 行った季節が違うからか、去年12月には見なかった店。ナッツ類と、白い何かが入っていて、クセになるおいしさ。
ラッシー屋さんの外観はこれです。
サッと飲んでコップを返してお金を払って去る。 大60ルピー(約60円)、小35ルピー(約35円)
タヒティチョークのチャイ屋さん
去年頻繁に行ったチャイ屋さんはまだありました。 ここは汚い見た目のおじさんばかりなので、行くと相当に注目されます。落ち着けないです。 一杯、たしか20ルピー(約20円)
チャイ屋さんの外観はこれです。
お鍋の前にいる大きめの女性がチャイを煮ています。場所でいうとthahiti chowk(タヒティチョーク)の交差点です。
スポット内のおすすめ
カトマンズからバスを乗り継いで行きました。 わたしは日帰りで行ったけど、宿泊したらよかったと思いました。 泊まれば山々に朝日があたるところが見られるようなのです。 展望台もあって、そこへは1時間くらい坂道を歩きます。
放し飼い
雨が降ってきたので雨宿りしていたら、仲間がいました。
バス
パタンドガから乗り換えたバス。ビックリするほど大荷物を持ってる人がたくさん。とっぽい若者たちが手伝ったり、よその家の子を膝に乗せたりしてる人もいて、知らない人を自然に助けるのが見られて嬉しかった。 盛り場が多くないのかもしれないけど、とっぽい若者たちがみんなで絶景の村に遊びに行く、ところもかわいくおもいました。 ちなみにパタンドガからナガルコットまでは50ルピー(約50円)だったと記憶しています。
節約を呼びかける表示
水を入れたペットボトルを日向に置いて、それをお風呂に使おうと呼びかける看板。生活の知恵に感心。
日本との協力で作られた道路
と、書いてありました。この道路は車線や陸橋などが日本の道路にそっくりでした。道路のデザインをするのはきっと日本人がやったと思う。