パリ近郊の教会&大聖堂を巡るプラン
海外パリ近郊の教会&大聖堂を巡るプラン
パリ市内だけで100ヶ所以上もある教会。フランスの教会は建物が美しいだけでなく、絵画や彫刻が飾られていて、歴史と芸術が詰まっています。ただその多くが名もなき作家のもの。ところが、時々、美術館に所蔵されていてもおかしくないようなお宝(アート作品)があったりします。そこでパリ近郊で行くべき教会を厳選してご紹介します。パリで最も美しい7の教会を巡る旅。
このプランの行程
Haussmann Saint-Lazare駅
RER E線で6駅、Raincy Villemomble Montfermeil駅へ
徒歩15分
Raincy Villemomble Montfermeil駅
RER E線でMagenta駅へ約20分。徒歩でGare du Nord駅へ
Ⓜ️4番でシャトー・ルージュ駅へ徒歩15分
Ⓜ️4番でシャトレ駅へ
17分
16分
6分
14分
このプランのスポット一覧
パリからほど近い街、ル・ランシーにそびえる”最古のコンクリート建築”と言われる教会。若き日のコルビジェが師事した、モダニスト建築の大家オーギュスト・ペレが手がけており、鉄筋コンクリート建築での芸術表現を徹底した彼の代表作。外観はシンプルでアール・デコ的ですが、内部に入ると、壁面全てを覆い尽くすステンドグラスから降り注ぐ光に圧倒されます。
スポット内のおすすめ
「コンクリートのサント・シャペル」とも呼ばれていて、外観からは想像もつかないような光溢れる美しい空間。コンクリートで作られた格子の仕切りと幾何学模様のステンドグラスがユニーク。
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入り口にはブールデルの彫刻もあり、見どころたっぷりです。
ルイ9世の命令で1248年に建築されたゴシック様式の教会です。キリストが磔らた十字架の木片や荊の冠など、キリストの受難に関する聖遺物を収める場所として建築されました。代名詞であるステンドグラスはとても美しく、太陽の光によって輝きが変化します。パリ中心 部、セーヌ川の中洲に浮かぶシテ島にあり、「パリのセーヌ河岸」の一部として世界遺産 にも登録されています。
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ステンドグラスはパリ最古のもので、聖書の物語が創世記からキリストの復活まで描かれています。
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裁判所の敷地内にあるため、ボディチェックを入念に受けます。ハイシーズンはとても並ぶので事前にネット予約がおすすめです。
モンマルトルの丘の上にあるサクレ・クール寺院。聖なる心臓という意味の建物でモンマルトル地区の象徴です。モンマルトルには当時の面影を残した、ロマンチックで個性的なお店が今も多く残っているので散策がおすすめ。
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サクレ・クール寺院からはパリの街並みを一望できます。
左岸に佇むパリ最古の教会。現在の建物は11世紀に建てられたものですが、始まりは6世紀にまで遡ります。542年のスペイン遠征の際に当時のパリ王であったキルデベルト1世がキリスト磔刑の十字架と聖ヴァンサンのチュニカ(衣服)を持ち帰り、それらを納めるために建てられたのが元。今に残るパリでは数少ないロマネスク様式の教会で内陣の柱頭の大部分には当時好んで描かれた葉模様、鳥、怪物が描かれています。
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天井のブルーとフランドランによる宗教絵画の色彩が実に鮮やかです。
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教会の外観。隣接した公園はかつては修道士の墓地で、現在はピカソの彫刻「アポリネールへの賛辞」が置かれています。
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サルトルやボーヴォワールが通っていたことでも有名な老舗カフェのカフェ・ドゥ・マゴやカフェ・ ド・フロールの向かい、言わばパリの特別なエリアにあります。
パリ1区のシャトレエリアにあるサン・トゥスタッシュ教会はノートルダム大聖堂を見本に作られ、外装がパリで最も美しいと言われています。外装はゴシック様式、内装はルネッサンス様式と異なる装飾なのが特徴です。見どころは 7000台にも及ぶパイプオルガンで、かつてモーツァルトが演奏したこともあります。またルーベンスやキース・ヘリングなどの作品があり、知る人ぞ知るアートスポットでもあります。近くには巨大ショッピングモール「フォーラム・レ・アル」や子供遊具が充実しているネルソン・マンデラ公園があり観光にピッタリ。
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世紀の名画から現代アートまで置かれており、知る人ぞ知るアートスポットと言えます。
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ベルギー出身のルーベンスの「エマオの晩餐」が礼拝堂の一つの飾られています。
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キース・ヘリングの最後の作品「キリストの生涯」も飾られています。三連祭壇画と呼ばれる3枚の板を繋いだ伝統的な宗教画の技法を用いた白色の金箔で輝く作品。
パリ7区、老舗百貨店ボン・マルシェの隣にある奇跡のメダイユ教会は1813年3月25日の国王ルイ18世の勅令によって建設されました。キリスト教にとって重要、かつパワースポットとしても知られ世界中から観光客がやってきます。お目当ては教会で作られているマリア様が刻印されたメダイユ。1832年にパリでコレラが発生した際に配布され、事態が収束したという言い伝えから奇跡のメダイユと言われるようになったそうです。奇跡のメダイをお守りとしてぜひ買いたいですね。
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毎日午後15時30分からロザリオの祝福が行われています。
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この像の近くには教会の修道女が立っているので、メダイを購入して祝福をしてもらうことも可能。
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パリ6区、左岸のサンジェルマン・デプレ地区にあるカトリック教会。ノートルダム大聖 堂に次ぐ、パリ第2の規模を誇ります。ルイ13世の妃であるアンヌ・ドートリッ シュの命によって1745年に完成しました。ロマン派の巨匠ドラクロワの絵画が展示されていることで有名です。またベストセ ラー「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台としても話題になった場所です。
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ドラクロワのフレスコ画『天使とヤコ ブの闘い』や『悪魔を撃つ大天使ミカエル』などを見ることができます。
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目の前のサン・シュルピス広場の中央にはルイ・ヴィスコンティ作「四人の枢機卿の噴水」があります。広場ではよくアンティークマーケットが開かれているの で、パリ観光の合間に立ち寄るのも面白いかもしれません。