パリの邸宅美術館を訪ねる
海外パリの邸宅美術館を訪ねる
芸術の都パリ🖼️。ここには三大美術館をはじめ、多くの美術館や博物館があります。例えば、個人の邸宅として使われていた建物を美術館として美術コレクションと共に公開している邸宅美術館。巨万の富を持った個人の邸宅とその人のプライベートコレクションが見られるため、壮大なスケールと名画に溢れたルーヴルやオルセー美術館とは違った趣きがあります。パリで美術館巡りをしたい方におすすめのプランです。
このプランの行程
Ⓜ️7番Chaussée d'Antin-La Fayette駅から徒歩10分
26分
12分
電車15分
フランクラン・デ・ルーズヴェルト駅からⓂ️1番でSaint-Paul駅へ
併設のカフェレストラン「Fabula」でランチを🍽
6分
電車15分
サン・セバスチャン-フロワサール駅からⓂ️8番でInvalides駅まで
26分
Ⓜ️4番か13番Paris - Montparnasse - Hall 1 -2駅へ5分
このプランのスポット一覧
マティスに影響を与えたフランスの象徴主義の画家ギュスターヴ・モロー。モローが生前亡くなるまで住居兼アトリエとして住んでいた建物を改装して美術館にしており、作品の展示位置から調度品にいたるまで、画家生前のままに留められています。2階と3階を繋ぐ螺旋階段がポイントです。
スポット内のおすすめ
聖書や神話を題材に独自の幻想的な作風が特徴。
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油彩画や水彩画だけでなくデッサンも閲覧できます。なんとその数14000点以上!
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パリ9区にあり、モローの死後邸宅はコレクションと共に国に寄贈され、1903年に美術館として開館しました。
凱旋門から放射状に伸びるオスマン通りに建つ、豪華で華麗な邸宅を改築した美術館。19世紀ブルジョアの空間をそのままにルイ14世の家具をはじめとする調度品やイタリア・フランス絵画など豊富な芸術作品が飾られています。過去には「Caravaggio in Rome, friends and enemies」展が開催され、カラヴァッジョの精密で崇高な絵画が一堂に介した素晴らしい展示でした。併設のカフェもぜひチェック!
19世紀末からブルジョワが多く住んでいたエリアのため、美しい建物が立ち並ぶ高級住宅街にある美術館。 当時の銀行家、アンリ・セルニュスキ伯爵の邸宅だった建物で、彼が中国を旅行して収集した土器や陶磁器、青銅器や絵画が展示されています。アジアのコレクションはギメ美術館に次いで2番目です。
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美術館の近くには8区の住民の憩いの場であるモンソー公園があり、美術館鑑賞後にお散歩するのもおすすめ。
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エントランスには狛犬のような置物が鎮座しています。
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アジアの美術品と西洋の建物が意外にマッチしています。
1880年に開館した最古のパリ市立博物館です。フランス革命に関する作品を中心に今日までのパリの歴史を物語る膨大な数のコレクションが揃っています。展示物もさることながら優雅なフランス庭園のカフェもおすすめです。
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昔、パリの街で実際に使われていた看板の展示がユニークでかわいい。
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もともとは1548年にパリ市議会議長のジャック・デ・リニュリの邸宅として建てられた建物です。
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カルナヴァレ美術館の中庭あるカフェレストラン「Fabula」は美しい建物と緑に囲まれた開放的な空間です。ランチ、お茶、ディナーとお好きな用途で使えます。天気の良い日にぜひ!
17世紀に建てられた塩税微収官の邸宅が誰もが知る偉大な芸術家ピカソの美術館となっています。ピカソの幅広い時代にわたる膨大な作品から亡くなる直前に描いた作品まで、彼の生涯の活動が伺い知れます。マレの中心地にあり、食事やショッピングも一緒に楽しめる好立地。
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豪華絢爛な内装。天井や階段など至る所に施された彫り物に圧倒されます。
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外観。およそ5000点のピカソの作品の他、20万点の資料を所有しています。
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常設展の他、企画展も実施しています。現在はピカソ没後50年を記念して、デザイナーのポール・スミスキュレーションによる『Picasso celebration: the collection in a new light!』を8月27日まで開催中。
“近代彫刻の父”と讃えられた彫刻家オーギュスト・ロダンの美術館。かつて住宅兼アトリエであったビロン館という建物は2フロアからなり、ロダンの彫刻を中心に、自身がコレクションしていたゴッホやモネ、ルノアールなどの絵画も展示されています。特筆すべきはロダンの作品が点在している整然とした庭園。
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ロダンの恐らく最も有名な作品『考える人』。
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晩年、制作に力を入れていた『地獄の門』。
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ロダンの弟子であり、多くの若手を育成したアントワーヌ・ブールデルの美術館。彼が1880年代から亡くなるまでアトリエとして使っていた場所です。常設部分は入場無料というのも嬉しいです。
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ブールデルの代表作である『瀕死のケンタウロス』。
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2023年3月にリニューアルした際に新設されたカフェレストラン「Le Rhodia(ル・ロディア)」はブールデルの娘ロディアの夫であるミッシェル・デュフェが手がけたアールデコの空間にモダンな自然素材の家具を置いており、素朴で美味しい料理が楽しめます。
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道に面した庭にはインパクトのある馬の彫刻。