
telepherique de L'Aiguille du Midi(テレフォリーク・デ・エギーユ・ディ・ミディ )
Refuge du plan de l'aiguille(リフュージ・デュ・プラン・ディ・エギーユ)
L'Aiguille du Midi(エギーユ・デュ・ミディ)
Le Bistrot(ル・ビストロ)
Gare de Mer de Glace(ギャレデ・メリ・ド・グレース)
Gare de Montanvers(ギャレ・デ・モンタンベール)
Grotte de Glace(グロット・デ・グレース)
Grand Hôtel Restaurant
The GLACIORIUM
SNCF
The North Face Store Chamonix
Stature von Michel-Gabriel Paccard
Luge de Chamonix(ルジェ・デ・シャモニー)
Chamonix Super Bus Station
Keytours
絶景だらけ!?シャモニーで1日登山家気分!
海外絶景だらけ!?シャモニーで1日登山家気分!
最初に断っておきますが、全く持って登山ではありません。ところが、欧州最高峰のモンブラン(標高4809m)を目前に見ることが出来るエミーユ・ディ・ミディ(標高3842m)まで、ロープウェイを2つと、エレベーターだけで頂上まで上がることができます。3842mもあるので空気の薄さも確実に体感しますし、非常に面白い体験が出来ます。 あと登山電車を組み合わせれば永久氷河の絶景にもたどり着けます。 なんてお手軽なシャモニーツアー。ジュネーブの長距離バス発着場近くのKEY TOURのツアーだとジュネーブからバスで8時30分出発の18時30分戻りで行ってこれます。 ただし、実際に行ってみるとジュネーブでレンタカー手配してNavi使えば、夏なら十分に自分で行ける場所だなとは思います。レンタカーなら後ろの時間も気にしないで良いのでそれも良いかもしれません(スイスから行く場合はフランスに入るのでパスポートマストです)。
シャモニーからモンブランを目前に見ることが出来るエギーユ・デ・ミディの頂上まで行くことが出来るロープウェイです。全部でロープウェイを2つ乗り継いだ上、最後エレベーターで頂上まで上がることができます。これはそのうちの最初のロープウェイの駅です。 3842mもあるので空気の薄さも確実に体感しますし、非常に面白い体験が出来ます。 ちなみにモンブランunlimitedというski passを使えばモンタンベール鉄道とセットで行けます→
ski pass
モンタンベール鉄道に行くなら是非このセットパスを。これを事前に買っておけば、天気の良い日にこのロープウェイを並ぶ時も大分ショートカット出来ます。整理券だけ取れば良くなるので。もちろん当日これを買うことも出来ます。
お洒落なロープウェイ駅
お洒落なロープウェイ駅です。以前のものが新しくなりかなり洗練されました。グッズやTシャツなども充実しているショップもついています。
整理券
晴れているシーズンの日などはゴンドラの定員があるので整理券が配られます。自分の配られた番号のゴンドラになるまで待つ仕組みです。外壁に番号が表示されたりしているので駅舎の外で待つことも出来ます。
さあ出発!
さあ出発!最初の支柱まで大分一気に上がります。
支柱越え
途中支柱を越えると夏場でも雪景色や氷河が見えてきます。木々も少なくなってきます。支柱を越えるときに結構な揺さぶりがくるので乗り物としても楽しめます。
エギーユ・ディ・ミディまでのロープウェイの中継所で、ここで全員が2台目に乗換えます。そしてこの2台目のロープウェイが途中の支柱無しのロープウェイとしては世界第1の長さ(1500m以上)だそうです。 ちなみにここで標高1300mくらいなので、まだ高山的な息苦しさ、脳に酸素が足りない感はありませんし、上で酸素が足りなくなってもここまで降りれば治ります。ちなみに、ここでならしてから上に上がるとよいそうですが、ちょっと時間がもったいないかもしれません。
休憩所
ロープウェイの乗り換え場から表に出ることも出来、ここから山を下るトレッキングもできますし、表には雄大な景色のやや古めのオープンカフェもあります。
オープンカフェ
パラソルが開くオープンカフェ
メニュー
サンドイッチなどの軽食中心です。ビールでも飲んじゃいますか?
雄大
エギーユ・ディ・ミディの雄大な姿を見ることが出来ます。氷河も。
2ndロープウェイ
2ndロープウェイは世界最長の支柱無しロープウェイです。そういう意味でもエギーユ・ディ・ミディの頂上に到着する時の眺めは凄いものがありますし、駅に着く時の角度がほぼ真上に上がる感じがします。
ここが欧州最高峰のモンブランを目の前に見れるエギーユ・ディ・ミディで、そこからのモンブランの眺めがこちら。
全体像
まずたどり着くのがノース・ポール。北側の岩です。ロープウェイが真上に引っ張られるくらいの感じで到着する場所の岩です。カフェやらストアやらはみなこのノースポールにあります。 そこから橋が架かっている先に渡るとセンターポールです。エレベーターで昇ります。 その先にサウスポール、南側の岩が見えます。
橋
ノースポールとセンターポールの間の橋です。10mくらいしかありませんが、ここは完全に外です。 ゴンドラが着いて呼吸や酸素量などを感じ、余裕があるようならすぐに橋を渡ってセンターポールへ。余裕がないようならノースポール内のカフェなどに向かって少し休みましょう。
センターポール
この頂上に鉄塔が建っているのがセンターポールで、エレベーターで昇ります。標高3842mの場所です。 エレベーター乗り場の手前には少し資料展示があったりします。
センターポールへのエレベーター
小さなエレベーターで5〜6人位しか乗れません。このエレベーターで400mくらい昇ります。 頂上についた景色は、トップのモンブランのビューです。
天気が悪いと
ちなみに天気が悪いとセンターポールの外はこんな感じなのでなーんにも見えません。
400m上からみたノースポール
ガラスの箱に並んでいく列から見下ろすノースポール。最上部はレストランの屋根部分で、その下の部分はカフェなどの部分の屋根部分です。
ガラスポックス
割と列が出来ていて、天気がよいと結構(30分位)並びます。8月でも大分寒いので防寒装備が弱い方はちょっとつらいかも。しかし、床まで透明ですからすごいです。 ボックスの列に並ばない場合は、降りるエレベータの列の横から覗けます。
空中
空中に浮いている感覚です。
センターポールのチューブ通路
風をよけることが出来るチューブ通路などで守られています。
ノースポール
色々な設備のあるノースポールの全体像。
ノースポールのカフェ
驚くことにカフェがあります。ホットチョコレートやフレンチフライなどが実に体を癒してくれます。酸素が薄くて気持ち悪くなった人はこちらで休みましょう。 ちなみにフランスなのでスイスから来た人はクレカはユーロで払います。 ちなみに混んでいる日だと里に下りてお昼を食べる余裕がないかもしれないのでここで食べちゃうくらいでも。
ノースポールのグッズストア
なんとグッズストアもあったりします。
降り口
反対側から降りるゴンドラに並びます。混んでいる日は、行きのゴンドラで降りるゴンドラの時間を指定されたりしますが、降りる方は多少は融通が効きます。
お昼を食べる余裕があるなら、ここがオススメ。 何も調べず雰囲気で入ったビストロで、シャモニーに似つかわしくない都会的な雰囲気でしたがかなり美味しかった!
都会的
雪山の街のビストロですが、都会のビストロ並みの美味しいさでした。ここはおすすめ。
お昼を食べたら、モンタンベール鉄道という登山電車に乗って永久氷河のメール・ド・グラース氷河へと向かいましょう。ここが出発駅です。ここから20分でモンタンベール駅までたどり着けます。 ちなみにモンブランunlimitedというski passを使えばエギーユ・デュ・ミディとセットで行けます→
ski pass
エギーユにも行くなら是非このski passを買っておきましょう。
駅舎
30分に1本の割合で電車が出ますが、混雑日は1回2電車ずつでますので、結構な送客力があります。
駅舎の時計
ブライトリングの時計がついてますので確認を。
電車
2両編成の登山電車がガタゴト登って行きます。
線路
2本の線路の真ん中に登山電車らしい歯噛みする線路があります。
登って行きます
シャモニーの街から山をドンドン登って行きます。
すれ違います
単線ですので、途中のすれ違いようの線路で上り下りがすれ違います。
いよいよ到着
圧巻のクライマックスは、モンタンベールへと右回りに回り込むシーン。山々の合間から雄大な氷河が流れ来る景色とともに、モンタンベール駅へ電車が滑り込んで行きます。 そういう意味でも登りは進行方向左側に着席するとベストポジションです。
モンタンベール駅についたら選択肢はいくつかに別れます。 0.展望スペースからまずは氷河の眺めを堪能 1.ロープウェイで下って氷河の中を目指す。 2.展示アトラクションを目指す。 3.ホテルレストランでゆったり。 という感じです。1.氷河の中へ行ってみたい方は時間も厳しいので急ぎましょう。
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メール・ド・グラース氷河の中に入るトンネルが掘られています。ちなみに、こちらへはロープウェイを使うのがオススメですが、ロープウェイを降りてからも階段で400段以上下ります(ということはもちろん帰りは400段以上昇ります)。ロープウェイを使わなくても山道を降りることも可能です。
ロープウェイ
片道3分くらいのロープウェイに載ると途中まで降りれます。もちろん帰りも乗れますが、天気の良い日は結構並びます。
氷河のトンネル
氷河の中に掘られたトンネルを目指すのですがこちらはロープウェイ駅あたりから見下ろした様子。ロープウェイの下の駅からさらに400段以上の階段を下ります。
ロープウェイの下駅
ロープウェイの下駅からみた全景です。氷河のトンネルへの道筋を確認しましょう。
溶け続ける氷河
モンブラン北壁から流れている氷河ですが、昔はシャモニーの街まで続いていたそうです。今ではシャモニーの街からは見ることが難しくなっています。年速90mで進むそうですが、温暖化の影響もあり氷河は年々小さくなっています。氷河に降りて行く階段の途中にも「1990」とか「2000」とかのプレートが設置されていますが、これは2000年にはここまで氷河があったというようなラインだそうです。
入口
入口はこちらです。
ライトアップ
中に入るとライトアップされた部分などがあります。
疲れてゆったりしたい方は、Grand Hôtel Restaurantまで少し歩いてゆっくりするのも手です。このロケーションはなかなかない!
この氷河の歴史や変化についての展示があります。
シャモニーのメインの駅です。
ノースフェイスのストアがシャモニーの街にあります。結構大きなストアなので色々なものが揃います。日本と比べると大分安いので凄くお得です。
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1786年に、ミシェル=ガブリエル・パッカードはガイドのジャック・パルマと共にヨーロッパの最高峰モンブランの登頂に成功します。それを表現したのがこの銅像です。ノースフェイスのショップのすぐ斜め前にあります。
方角
銅像は通りに建っているのですが、彼の像はモンブランの方向を見つめています。
登山鉄道の登り乗車駅から歩いて少しのところにある斜面を利用した遊園設備で、ボブスレー的な簡易コースターがあったりして楽しそうです。下りる方はかなりスピードが出るそうなのでスリル満点。子供などは大喜びです。
シャモニーの定期バスの発着場所です。バスだけを申し込んだりするとこちらで降ろされたりします。また帰りのバスを捕まえたい時はこちらで手配出来たりも。とはいえ満席だと乗れなかったりするので事前手配した方が安心です。 ただ、天気の良い日だったりすると、登山鉄道に乗りそこなったりして降りて来れなくてバスに乗り遅れたりする可能性もあります。そういう場合にはこちらで帰りのバスを手配しましょう。帰れる可能性もあります。
ジュネーブの長距離バスの発着駅のすぐ目の前にあるのがキーツアーです。こちらで相談すればシャモニー行きのツアーなどはすぐ手配出来ます。添乗員は日本語ベラベラのおじさんだったりするので、安心は安心。なので、こちらを使いましたが、戻りの時間を相当気にしました。 何気にレンタカーすれば結構安く上がるような気もしますし時間も自由です。場合によってはシャモニーに一泊するってのも悪くはありません。