身近な場所にいる王子に会いに行こう
兵庫身近な場所にいる王子に会いに行こう
まいどまいど! 神戸の王子といえば王子動物園。 ここにはぎょうさんの動物たちが飼育され、子どもたちの人気のスポットともなってはりまんな。 王子動物園は元々、諏訪山公園内にありましたが、日本貿易産業博覧会(神戸博)が開催され、その跡地を利用して1951年に移転・開園。 園内ではジャイアントパンダをはじめ、コアラ、アムールトラ、アムールヒョウ、ユキヒョウをはじめ138種、778点が飼育展示。 現在、日本では唯一ジャイアントパンダとコアラを同時に鑑賞できまんねん。 また付近には王子神社が鎮座。 祭神は健御名方大神、若一王子神、大市比売大神、稲荷大神、八幡大神、大国主大神、事代主大神、祇園大神、猿田彦大神、須佐男大神。 鎌倉時代、松本忠一公が信州諏訪から一族を連れて当地に移住し、豪族となった。 ほんでまた浜に向かいますと、ミュージアムロードが見えてきます。 駅から浜に浜に向かって道を歩いていると、いろんな作品がお出迎え。 「あれ?これはどんな作品なんやろ?」 会話も弾みます。
王子公園内にある動物園。 1928年、諏訪山公園内に諏訪山動物園が開園するも1946年に閉園。 1950年、日本貿易産業博覧会(神戸博)が開催され、その跡地を利用して1951年に移転・開園。 園内ではジャイアントパンダをはじめ、コアラ、アムールトラ、アムールヒョウ、ユキヒョウをはじめ138種、778点が飼育展示。 現在、日本では唯一ジャイアントパンダとコアラを同時に鑑賞できる。 上映設備のある動物科学資料館や遊園地などが設置、実物の国鉄D51形蒸気機関車(211号機)が展示保存。 異人館「旧ハンター住宅」(国の重要文化財)が北野町から移築され、公開している。
都市型動物園
2021年、王子公園内のスポーツ施設の再編により都市型動物園に転換。
園内にはジャイアントパンダやコアラなどを飼育する「王子動物園」を中心に「王子スポーツセンター」、「王子公園陸上競技場」、「市民ギャラリー」などがある。 園内に植樹された桜の木・ソメイヨシノは兵庫県内唯一の標本木で、桜の標本木は全国に58地点、5輪の花が咲けば「開花」、8割の花が咲けば「満開」とする。 王子スポーツセンターはスポーツ施設。 1956年、兵庫国体が開催された。 プールは1950年、陸上競技場(王子スタジアム)、補助競技場、相撲場、テニスコート、バレーボールコート等は1956年、体育館は1978年に竣工。
関西学院初代チャペル
神戸文学館は近代文学館で阪神・淡路大震災からの文芸復興のため、神戸市「文化創生都市推進プラン」の一環として、2006年に開設。 近代に活躍した神戸ゆかりの小説家・詩人・文学者の原稿や所縁の品々等を常設展示。 建物は1904年、関西学院初代チャペルとして建設(M・ウィグノール設計)。
神戸博覧会
1950年、日本貿易産業博覧会(神戸博覧会)の会場のパビリオンとして使用された。
祭神は健御名方大神、若一王子神、大市比売大神、稲荷大神、八幡大神、大国主大神、事代主大神、祇園大神、猿田彦大神、須佐男大神。 鎌倉時代、松本忠一公が信州諏訪から一族を連れて当地に移住し、豪族となった。 また神代の昔に、健御名方尊が軍旅を駐められたという故事により、松本一族始め村人らは御先祖(氏神様)を祀ろうと、1204年に諏訪大社(健御名方神)の御分霊を勧請奉持、健御名方尊神社を建立。 1336)年、紀伊熊野より若一王子神の御分霊を勧請奉持、王子権現と称えた。 大市比売神を祀る高林神社を合祀。 1946年、王子神社に改称。 当時、王子公園に鎮座していたが、遷座。
2012年、横尾忠則作品を収めた美術館として開館。 兵庫県西脇市出身の横尾忠則氏は美術家、グラフィックデザイナーとして知られている。 作品は兵庫県に寄贈・寄託され、展示。 1982年竣工の兵庫県立美術館王子分館西館(村野藤吾設計)を改修し使用したが、以前は兵庫県立美術館 原田の森ギャラリー西館として利用され、現在も隣接する。
1970年、建築家村野藤吾最初の美術館作品を展示する美術館として開館。 2002年、近代美術館の主要コレクションはHAT神戸に開設された兵庫県立美術館「芸術の館」に継承。 現在は「芸術の館」の分館「原田の森ギャラリー」として、美術団体の活動や情報収集、交流の場となっている。 2012年、西館として利用された建物は、横尾忠則現代美術館となった。
阪急電鉄神戸本線の停車駅の一つ。 王子公園や王子動物園付近に位置することから王子動物園で飼育されているジャイアントパンダのイラストが描かれている。 1936年、阪神急行電鉄神戸線の西灘駅として開業。 1956年、駅舎移転。 1968年、神戸高速鉄道の開通に伴い、山陽電気鉄道の列車が乗り入れる。 1984年、王子公園駅に改称。 1995年、阪神・淡路大震災により被災。 1998年、山陽電気鉄道との相互直通運転を中止。
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阪急電鉄神戸線の「神戸市内線高架橋」が公益社団法人土木学会「土木学会選奨土木遺産」に認定。 1936年に建造された鉄筋コンクリート造りの高架橋。
原田拱橋
日本初の鉄筋コンクリート造りの高架橋「東京―万世橋間高架橋」を設計した建築家の阿部美樹志氏が設計。 3か所のアーチ橋部分(原田拱橋・灘駅前拱橋・灘拱橋)は迫石を模した装飾を施している。
オムライスやハンバーグ、ヘレビフカツなどを味わうことができる飲食店。 店内はカウンター席とテーブル席があり、テイクアウトも可能。 1997年、開業。 エンジョイセットやSPセット(大人のお子様ランチ)、えらべるサービスセットなど。 スペシャルコンビはデミグラスソースのオムライス、ハンバーグ、ポークカツ。
ミュージアムロードとは兵庫県立美術館と神戸市立王子動物園とを結ぶ道の愛称。 全長は約1.2km。 周辺には神戸文学館、横尾忠則現代美術館、兵庫県立原田の森ギャラリー、などの施設がある。
日本の酒類製造業会社として知られる沢の鶴(澤之鶴)が運営する施設。 1717年、屋号は米屋として創業。 当時、両替を主に扱う商人であった。 大名の蔵屋敷に出入りし、藩米を取り扱う仕事を主に行った。 米屋喜兵衛が米屋を、副業で酒を造ったことが始まり。 1978年、実際に使用されていた酒蔵を改装し、全国初の酒蔵の公開資料館として開業。 1998年、日本初の非純米「米だけの酒」を販売。 兵庫県の重要有形民俗文化財に指定。
お土産の販売
日本酒「沢の鶴」の試飲やお土産の販売を行っている。