器好きなら一度は行きたい、瀬戸焼巡りの旅
愛知器好きなら一度は行きたい、瀬戸焼巡りの旅
愛知県瀬戸市で、平安時代から作られている瀬戸焼。器のことを「セトモノ」と現代では呼ぶくらい、身近な焼き物です。釉薬を使い始めたり、大量生産を可能にしたりと、日本の焼き物は瀬戸から広がったことがよくわかる、そんな旅です! 寄稿:ふじいけひとみ
瀬戸焼の歴史を守り続けています。日本民藝運動で知られる、柳宗悦・濱田庄司・バーナードリーチ・河井寛次郎などが訪れた窯元です。
圧巻の登窯
4連の登窯が現存していますが、昔は14連だったというから驚きです。幅も広く、大量生産できていたことがよく分かります!
作業場も素敵
絵付けしているところを見せていただいたり、釉薬の説明など丁寧にしていただきました。
憧れの器がありすぎて、迷います
併設するギャラリーでは、本業窯さんの器も購入可。迷います。
瀬戸本業窯から、歩いてすぐのところにある小径。器を焼くときに使う陶板で使わなくなったものをレンガ代わりに積み重ねて、壁にしている道が続きます。 柳宗悦も、ものを無駄にしない発想に、この小径を大絶賛したとか。
ギャラリーも道中にあります
瀬戸焼のトイレや、写真の展示があります。手入れされた庭も心地いいですよ。
赤津焼を購入できる、窯元・ギャラリー。ここに行くには、車が無いと辛いかもしれません。
店内
料理の写真もきれいに飾ってあり、織部や飴釉の器が綺麗でした。
尾張瀬戸駅の近くにあります。3階建てで、縄文時代から現代までの器の歴史・瀬戸焼の歴史がよく分かります!
内部は、瀬戸の街並みなども学べる
焼き物を、作る行程から詳しく展示してあります!瀬戸電も展示されてて、電車好きの方にもオススメ。
時代ごとの器がわかる!
縄文時代から、全国の器が作陶されていった流れがよく分かります。