まるで千と千尋の神隠し?静岡でおでんをつまみにお酒を呑む週末
静岡まるで千と千尋の神隠し?静岡でおでんをつまみにお酒を呑む週末
静岡県のB級グルメといえば「富士宮焼きそば」が有名ですが、静岡県の県庁所在地静岡市にも素敵なB級グルメ「しぞ〜かおでん」が。最近は「しぞ〜かおでん缶」というお土産も出てさまざまなところ食べることができるようになったのですが、しぞ〜かおでんは何と言っても「おでん横丁」で食すのが絶対的におすすめ。まるで千と千尋の神隠しに出てくる雰囲気の横丁で、らちびちびやりながらおでん屋さんをはしごする週末というのはどうですか? 残念ながら日曜日は休みのところもありますので土曜日に行きましょう!
静岡おでんとは ①牛すじなどのダシでとった真っ黒な汁 ②その鍋の中からおでん種を刺した串がにょきにょきと出ている ③はんぺんが黒い←他県の人から見たら「つみれ」 ④だし粉(魚粉)、青海苔をかけて食べる が特徴のご当地グルメ。静岡おでんを食す場所には「居酒屋系」と「駄菓子屋系」がありますが、居酒屋系のお店が軒を連ねるのが「青葉おでん街」と「青葉横丁」のふたつ。基本はカウンターのみ。観光客が多い店や地元の常連客(お抱え運転手がいるようなオエライさまも頻出する)ばかりの店など、お店(おばちゃんの人柄)により個性あり。
真っ黒な汁は一晩にしてならず
静岡おでんの特徴の一つ、この真っ黒な汁。牛すじなどの肉系のダシに練り物からよく出た旨味が合わさっている。見た目と異なり意外とさっぱりした味。
基本おばちゃんが一人で切り盛り
おばちゃんが一人で切り盛りしているので、忙しいときはビールサーブなどを手伝わされることも。もはや家族の誰にもこぼせない仕事の愚痴もここでなら・・・。
これつみれじゃん!とツッコミんではいけません
県外の人が見たらどこからどう見てもはんぺんに見えないイワシのすり身。ガイドブックには「黒はんぺん」と書いてありますが、静岡では「黒」をつけなくたってこれが「はんぺん」。
青葉おでん街と通りをはさんですぐの場所にある横丁。こちらも青葉おでん街同様、赤提灯の店が軒を連ねています。キリン一番搾りのCMで佐藤浩市さんが美味しそうにおでんを食べていたお店は、こちらの横丁にある「三河屋」さん。とても人気なので早めの来店を。
キリン一番搾りCMで佐藤浩市さんが食べていたおでんが美味しそう
CMの舞台になったのは青葉横丁の「三河屋」さん。とっても人気なので早めの来店を。17時よりやっていますからね。http://www106.sakura.ne.jp/~mikawaya/
「おばちゃん」ですが・・・
「おでんやおばちゃん」という店名にも関わらず、のれんをくぐると出迎えてくれるのはおばちゃんではなく・・・(行ってみてのお楽しみ)店主さんの人柄にファンの多いお店です。店内がきれいなので、おでん横丁初体験の方にもおすすめです。15時からやっています。日曜も営業。予約はできませんのであしからず。
居酒屋系のおでん屋さんをはしごした次の日、子どもを連れて来るならここ。駄菓子屋系のおでん屋で中心地から少し離れた住宅街にある。駄菓子屋といってもお菓子はあまりなく、おでんの他に大学いもが有名でおそらくそれが店名の由来?
フードコートに疲れたら、ここでほっこり食事を
テイクアウトだけではなく、小上がりで食事もできる。おでんと大学いもの他、おにぎりも食べられるので昼間は早くから子ども連れの家族でにぎわう。ジャンクフードに罪悪感を感じたらここでおふくろの味を。
子どもウケ間違いなしの絶品大学いも
とにかく優しくて美味しい。子どもは間違いなく好き。持ち帰りもできるのでママ友の家に行くときのお土産としても重宝。
大勢でおでんを楽しみたい、おでん以外の静岡のウマいものを食べ尽くしたい、という方にはこちら。静岡の実力派正悦グループのお店でおでんの他にも静岡のウマい魚などが手頃な値段でたっぷり堪能できる。
おでん横丁めぐりのために静岡に一泊するならこのホテル。ビジネスホテルなのですが、徳川慶喜公のお屋敷である浮月楼が経営していて、ベットの質、朝食の美味しさなどとにかくコスパがすばらしい。シングル1室で¥7,900。静岡出張常連の大手企業の皆さまはこぞってここを予約するとか。個人的には本当に快適に睡眠できるので、あとちょっと足して¥10,500のダブルがオススメ。
徳川慶喜公のお庭を愉しむ
このホテルを予約するときには必ず「お庭側」のお部屋で、隣にある浮月楼閣を借景しましょう。夜のライトアップも奇麗ですが、はしご酒のためあまり楽しめないことが予想されるので、朝少し早めに起きて散歩するのがとても良いです。
超絶美味しい朝ご飯
ブッフェですが美味しい。寝過ごさずに必ずいただきましょう。