3時間で満喫! 村上春の風物詩『町屋の人形さま巡り』
新潟3時間で満喫! 村上春の風物詩『町屋の人形さま巡り』
新潟県村上市で毎年3月1日から4月3日まで、雛祭りの時期に開催される「町屋の人形さま巡り」 村上の町屋に代々受け継がれてきた人形さまが飾られます。 たくさん見どころがありすぎて1日では回りきれないのですが、お昼の2時から5時までの3時間でも、十分楽しめました。1日時間が取れなくても、ちょこっと立ち寄って風情を楽しんでみてください!! 残念ながら今年は終わってしまったけれど、来年是非来てみてください。
町屋巡りのプランを立てるにはぴったりのコミュニティスペース! 人形さまのイメージとは違うけれど立体感のある「押し絵」はじっくりと見ていただきたいものばかりです。 そして、ここでパンフレットをもらったら、歩き始める前に絶対行きたい店を決めましょう。やみくもに歩くと時間ばかり過ぎてしまいます。 …とはいえ、焦りは禁物。時間と気持ちにゆとりを持っていないと、素敵な出会いや発見を逃してしまうかも。
休憩にもぴったり!
ちょっと歩き疲れたときに立ち寄って休むのにもぴったり!癒し系イケメンスタッフが出迎えてくれます。
スマホ充電できちゃう
ネット検索しながらうろうろしていると、スマホの電池量が気になるところですが、土間ん中にくれば無料で充電できちゃいます。ピンチのときには本当に助かるサービスです。
立体感のある押し絵
入り口をはいって、くるり振り返ると立体感のある押し絵がずらり。見る角度によって印象も変わり、細かいところまでこだわった作りをじっくり見ていただきたいです。
畳屋さんの奥にはずらりと立派なお雛様が並びます。そして、注目は畳屋さんならでは、お内裏様とお雛様がそれぞれ乗っている立派なミニ畳!!雅な柄の縁がとても可愛いです。
ミニ畳が購入できる!
お雛様たちが乗っている畳や、その他いろいろなサイズ、柄の畳が手頃な値段で購入できます。家にある人形を乗せたり、花瓶を置くなど使い道も様々。ランチョンマットも素敵です。
観光案内もしてくれる町屋。 中では時折特設で村上木彫堆朱の実演をしていたり、ギャラリーとして絵が飾られていたりと行くたびに違う楽しみがあります。何より町屋の中に上がれるのは他ではない体験。町屋の良さも大変さも感じられます。
座敷に上がって間近で見学できる!
町屋に実際に上がることができるのは貴重な体験。 見ているだけでは分からない細かい部分に気付けます。 お人形さまもすぐ近くで表情まで見ることができます。
2階にも上がっちゃおう!!
せっかく来たなら町屋の暮らしぶりを実感してみてください。昔の造りだから、結構不便なところもあります。上の写真奥に見える階段脇にはこんな張り紙がありました。急な階段なのですが、これまで1人だけ落ちた方がいたそうです。気をつけながら登ると、町屋ならではの不思議な造りやくっついた屋根が目の前で見られます!
360年余り続く老舗の染物屋さん。 今でも手作業で全ての工程を行われています。北限の村上茶を使った村上茶染めの渋い風合いはとても味わい深いので必見です!お雛様飾りも時代の違いがはっきり分かります。
鎧兜の段飾り
端午の節句で男の子に送られる兜飾りですが、ここでは昔の段飾りが見られます。白馬がかっこいい!!
看板犬がお出迎え
可愛い看板犬が迎えてくれます! ちょっとぽっちゃりしたチワワちゃんです。
村上茶染めのコースターを作る体験もできます(要予約)
30分あれば手軽に村上茶染めのコースターを作ることができます!自分への思い出土産にぴったりです。
鍛冶町という地名になっているほど、昔は鍛冶屋さんが多かった場所。貴重な最後の1軒を保存してあります。おじいさんがそこで作業していた様子が目に浮かぶような雰囲気。使いこまれたたくさんの道具が置かれています。
何回叩いたのか分からない貴重な金槌を持てる!!
作業場にたくさん置かれている金槌。 使い込まれていて柄の部分の木がスベスベ、そして握った跡がはっきり分かるようなものも。 実際に持ってみるとその重さに驚きます!
風情あふれる囲炉裏と雛飾り
作業場から奥に入ると板間があります。 そこには素敵な囲炉裏といろんな人形があって、タイムスリップしたようなレトロな雰囲気は見とれてしまいます。
堆朱の素敵な器を眺めながらレジの奥に行くと人形さまのための空間があらわれます。何年前からあるのか分からないような古い人形たちの表情や意味深な置物は記憶に残ります。
もちろん堆朱も素敵!
広い店内には堆朱の商品がずらり!! 塗りの工程がわかる展示も行われています。 気軽に購入できる値段の商品もあるので見るだけでも立ち寄ってみてください。
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村上茶の老舗九重園。 店内の空気から違う気がします。 そしてお雛様たちの格を感じるような立派な飾り。それぞれの時代によって異なるお着物や飾りの特徴はもちろん、大名行列の様子が分かる人形たちや実際に使われていた籠を間近で見られるのはここだけ!!絶対に外せない、そして毎年見たくなる人形さまです。
お抹茶とお菓子で一服
ここに来たら、お抹茶とお菓子(500円)をいただきましょう!作法なんて知らなくても全然OK。ほっと一息ついて、和の心を感じられます。
少し脚をのばして黒塀通りへ。 タイムスリップしたような錯覚におちいる素敵な雰囲気の通りです。
開いていたらラッキー!! 少し入りづらい雰囲気もありますが、ずらりと並ぶ人形さまはもちろん、山ぶどうやしな織りの作品が手に取れる素敵なお店です。手の込んだデザインの山ぶどうバッグは手でなでたくなるような素晴らしさ。服装問わず長く使えるのでひとつは持っていたい大人のバッグですを
昔ばなしの主役たち
よく見ると雛人形と並んで昔ばなしに出てくる有名な主役たちがいました。なんだか今持ってるイメージと違うところもありますが、時代とともに変わってきた感じが分かり面白いです。
入ってすぐは普通の酒屋さん。 でも奥に進んでいくと昔実際に使われていた酒槽とお人形さまたちがずらりと待ち受けています。
小さな小さな小道具たち
器をや棚ら将棋盤もみーんな手のひらに乗るような小ささ。とても精巧にできていて見入ってしまいます。
奥にある中庭で春を感じる
扉1枚開けると素敵な中庭が広がっています。四季折々いろんな表情を見せてくれるお庭なので、春を探してみてください。
村上で最も有名な町屋。大事に大事に寒風にさらされた塩引鮭は熟成されてとても美味しくなります。 天井からたくさん下がった鮭ときらびやかな雛飾りのコラボは必見です!!
可愛いお人形も
鮭を塩漬けするときに使う木の樽。 そこにも可愛い演出がありました。
いくらでも眺めていられるお人形さまたち
見渡す限り飾られているお人形さま。ひとつひとつ見ているとキリがありません。 レトロな部屋の雰囲気と合わさって、現実を忘れるような時間が流れます。
全国各地の雛人形
1角には全国各地の特徴ある雛人形が置かれています。違いに驚くほど、その土地らしさが滲み出ている人形たちです。
このポスターのお店です
少し前、JRの駅にたくさん貼られたこのポスター。記念写真は吉永小百合さんと同じ立ち位置同じスタイルで撮るのが定番です。帰り際に忘れず撮影を。ただし歩道が狭いので車にはくれぐれも気をつけて。
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少し離れていますが、時間があればこちらも是非立ち寄っていただきたいお店。酒屋さんですが、この方に会うために立ち寄る人も多いです。さらりと描いてくださる言葉は心に残る思い出。村上の魅力、人情に触れられる場所です。
なんでも鑑定団にも出演したペコちゃん
店内には歴代ペコちゃんがずらり! なんでも鑑定団で高額をたたき出したペコちゃんにも会えます。