【スイス🇨🇭】世界遺産ザンクトガレン修道院と美しすぎる図書館を訪ねて
海外【スイス🇨🇭】世界遺産ザンクトガレン修道院と美しすぎる図書館を訪ねて
チューリッヒから電車で約1時間。ルツェルン、ベルン、バーゼルなどに比べると少しマイナーな都市ですが、落ち着いた佇まいが非常に美しい街です。ここには世界遺産の美しいバロック建築の修道院とスイス最古の修道院図書館があり、この2つが観光のハイライトとなっています。 近隣には東アルプスの名峰センティス(Säntis)、伝統と歴史が色濃く残るアッペンツェル、ドイツ・オーストリアとの国境に位置するボーデン湖などがあります。
このプランの行程
チューリッヒ中央駅 (Zürich HB)
電車🚃約1時間
ザンクトガレン駅 (St. Gallen)
旧市街を散策しながら修道院の方へ向かいます。美しい装飾の出窓がたくさんあるので上を向いて歩いてくださいね。 徒歩約10分
世界遺産のザンクトガレン修道院を見学。まずはシンボルの大聖堂から。大きな2本の尖塔がとてもきれいです。
1分
ここをお目当てにザンクトガレンに来られる方も多いはず。まさにファンタジー映画の世界。館内は写真撮影禁止なので、しっかり目に焼きつけましょう。記念にポストカードを買ってもいいかも。
1分
ちょっとお茶でも飲んで休憩はいかが?修道院の中にもカフェが出来たので、お好みのところでどうぞ。
2分
せっかくなので地元の老舗チョコレートショップも覗いてみましょう。もちろん有名店のLäderachやSprüngliもありますよ〜。
3分
ザンクトガレンの観光は修道院と図書館だけじゃないんです!テキスタイル好きな方はぜひここにも立ち寄ってみてください。
2分
とにかく真っ赤か。赤の世界をお楽しみください(笑)
ザンクトガレン (St. Gallen)
電車🚃約1時間
チューリッヒ中央駅 (Zürich HB)
このプランのスポット一覧
スイス北東部最大の都市。ドイツ、オーストリアの国境に近いところに位置し、近隣国へのアクセスも便利です。この街は昔から繊維産業が発達し、刺繍やレースの産地としても有名。旧市街には17〜18世紀にかけて作られた出窓が100以上も残っており、これもザンクトガレンで外せない観光ポイントになっています。もちろん一番の代表格は世界文化遺産にも登録されたザンクトガレン修道院。ザンクトガレンの象徴でもあります。
スポット内のおすすめ
鉄道駅から旧市街の中心部までは徒歩で約10分。あちこちにある出窓や壁画を見ながら散策しましょう。
スポット内のおすすめ
かわいらしい建物がズラリ。窓辺のお花がとてもきれいです。
スポット内のおすすめ
当時の金持ちが競って作ったという飾り立てられた出窓。
スポット内のおすすめ
これらは富の象徴だったそうです。繊細な彫刻やカラフルな色彩で施された出窓はまさに芸術品✨
スポット内のおすすめ
屋根の装飾が美しい聖ローレンツェン教会 (Kirche St. Laurenzen)。修道院のすぐ側にあります。
スポット内のおすすめ
スタバのご当地マグは修道院図書館!
1200年以上の歴史があるザンクトガレン修道院。1983年にザンクトガレン修道院と修道院図書館を含む敷地がユネスコの世界遺産に認定されました。 ※現在は修道院の機能はありません。
スポット内のおすすめ
修道院の敷地内にある大聖堂。ザンクトガレンのランドマークでもあります。
スポット内のおすすめ
1755年から1767年にかけて建設された後期バロック様式の聖堂。2本の尖塔がとても印象的です。
スポット内のおすすめ
大聖堂内部は淡い色合いでとても上品です。ミントグリーンがとてもかわいいですね。
スポット内のおすすめ
ただただ豪華で圧巻の一言✨細かい装飾や壁画を見ると、昔の職人は一体これをどうやって作ったんだろう...天井画描くときはきっと首が痛かっただろうな...そもそもどうやって描いたのだろう...などなど余計なことを考えてしまいます😅
スポット内のおすすめ
祭壇付近は特に見応えがあるので、ぜひ近くまで行ってじっくり見てみてください👀
スポット内のおすすめ
双眼鏡を使って細かい部分まで見てみたいです。
スポット内のおすすめ
手の形をした大聖堂のドアノブ。ぜひ探してみてください。
この修道院図書館がいつできたかは定かではないが、遅くとも719年までに設立されたと言われています。とにかくとてつもなく長い歴史を持つ図書館!私が初めてスイスのガイドブックで見たとき「なんだ、コレは!」と感動したことを覚えています。何度か訪れましたが、毎回感動させられます。世界の美しい図書館などの雑誌にもよく掲載されています。 ≪公式HP≫ https://www.stiftsbezirk.ch/en 入場料:大人18フラン ※スイストラベルパス保持者は無料
スポット内のおすすめ
修道院図書館に入るとき、手荷物は全て無料のロッカーに預けないといけません。写真撮影も禁止です。
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入口に大きなスリッパが置いてあるので、靴のままそのスリッパを履いて入場します。これがまた歩きにくく、スケートのように滑りながら歩くとうまく動けます(笑)
スポット内のおすすめ
まるでファンタジー映画の世界です。天井の装飾も美しく、素敵すぎる空間が広がっています。 実は思ったよりこじんまりとしています(笑)
スポット内のおすすめ
ガラスケースの中には、修道士たちの手によって製作された写本が展示されています。このような貴重な資料のほかにエジプトのミイラも見ることができます。
スポット内のおすすめ
2階部分までぎっしり本が並べられています。その数なんと約17万冊。蔵書のほとんどが今でも読むことができる状態を保っているそうです。
スポット内のおすすめ
修道院図書館内は写真撮影禁止のため、1階入口右手に館内のポスターがあります。写真はここで撮っておくことをオススメします! ※写真はそのポスターです。
スポット内のおすすめ
実はこの修道院図書館が入っている建物に中学校(公立)が入っているんです!歴史は古く、今は男子校となっています。世界遺産の中で勉強できる子どもたちが羨ましいです。
ザンクトガレンは古くから繊維産業が発展してきた街。精緻な刺繍やレースの産地として広く知られるようになりました。この織物博物館ではザンクトガレンの繊維産業や刺繍技術についてさらなる歴史を学ぶことができます。また、世界各地の織物や刺繍、レースなどのコレクションもあわせてご覧いただけます。 ≪公式HP≫ https://www.textilmuseum.ch/en 入場料:大人12 フラン ※スイストラベルパス保持者は無料
1941年創業、ザンクトガレンの老舗チョコレートショップ。40種類以上のプラリネチョコレート、ザンクトガレンの石畳をイメージしたチョコレート、修道院の印章が刻印されたチョコレートなどなど、自慢のチョコレートが並びます。
レストラン(一例) ランチはどこでしようか...と旧市街をウロウロ。予め決めてないと探すのに時間がかかりますよね。このレストランはウロウロしてて見つけました(笑)お客さんが結構入っていたというのが決め手。スイスの郷土料理が多く揃っていて、値段も普通でした。
スポット内のおすすめ
天気が良い日はテラス席がオススメ。人間ウォッチングも楽しめちゃいます。
スポット内のおすすめ
メニューはランチョンマットを兼ねています。これまた写真がないので選ぶのに時間がかかります😅メニューはドイツ語でした。英語版があるかは不明。
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ザンクトガラー・オルマブラートヴルスト (St. Galler Olma-Bratwurst) ザンクトガレン名物のソーセージとロシュティ。ソーセージには玉ねぎソースがかかっています。ロシュティ (Rösti)とは細く切ったじゃがいもをバターで焼いたパンケーキのようなものです。スイス料理の付け合わせでよく出てきます。 料金:21 フラン(約2,470円) ※料金は変わる可能性あり。参考までに。
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アッペンツェラー・ケーゼ・シュペッツリ (Appenzeller Chäs-Spätzli) アッペンツェルのチーズをふんだんに使った郷土料理。シュペッツリとは卵で溶いた小麦粉を茹でた麺料理です。 料金:22.50フラン (約2,650円) ※料金は変わる可能性あり。参考までに。
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カフェ(一例) 修道院と図書館の見学が終わったら、ちょっと休憩はいかがでしょうか?このカフェはチョコレート屋さんが併設されており、チョコレートはもちろん、ケーキやサンドウィッチ、アルコール類も楽しむことができます。
スポット内のおすすめ
ちょうど修道院の横にあり場所的に便利です。(写真左) 周りはとてもかわいらしい建物ばかりです❤️
スポット内のおすすめ
ラテマキアート:6.10フラン(約720円) ※料金は変わる可能性あり。参考までに。
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カプチーノ:6.10フラン(約720円) ※料金は変わる可能性あり。参考までに。
直訳すると赤の広場。とにかく一角だけが真っ赤かになってます。アーティストのPipilotti Rist氏と建築家のCarlos Martinez氏が手がけたもので、大きなラウンジ(リビングルーム)をコンセプトに作られたそうです。いわゆるアートです(笑)
スイス人はソーセージが大好き‼︎代表的なのはセルベラ(Cervelat)とブラートヴルスト(Bratwurst)。国民的ソウルフードのひとつです。セルベラは短くて太いソーセージで牛肉と豚肉が使われています。ブラートブルストは仔牛肉が入っていて細長く白っぽいソーセージです。
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通常は写真のように袋に入れられて渡されます。そして立ち食いが基本!(笑) パンが1つ付いてくるのでけっこうお腹いっぱいになります。 ちなみに写真は豚肉のブラートヴルスト(Schweinsbratwurst)と...あと一つ何だったっけ?😅 ※以前はお肉屋さんがやってたんですが、今は経営者が変わったようでPoke丼とかも一緒に売られているようです。私が食べたときはまだお肉屋さんでした。
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右がセルベラ(Cervelat)、左がブラートヴルスト(Bratwurst)
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ザンクトガレン州はザンクトガラー・ブラートヴルスト又はオルマ・ブラートヴルスト(St. Galler Bratwurst / OLMA Bratwurst)が名物。ザンクトガレンでは、ソーセージにマスタードを付けて食べるのはご法度。何もつけずにそのまま食べるのが普通だそうです。他のところではマスタード付いてくるとこが多いです。地域によって食べ方のお作法が色々あるようです(笑)
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余談ですが...セルベラは皮を剥いて生で食べられます。写真はセルベラとチーズのサラダ(Wurst Käse Salat)で、レストランでもよく見かけます。私もこのサラダは大好きです。