アートの街、パリのギャラリー訪問
海外アートの街、パリのギャラリー訪問
芸術の都パリには至る所にアートギャラリーがあり、そこを訪ねるのもパリ旅行の醍醐味。けれど、ギャラリーって知らないとなかなか入りにくかったりしますよね。ここでは世界の現代アートシーンを牽引し、かつウェルカムな雰囲気のギャラリーをご紹介します。
このプランの行程
パリの現代美術のギャラリーはほとんどがマレ地区に。
2分
ギャラリーはほとんど徒歩で回れます。
2分
1分
5分
15分
21分
駅まで徒歩10分。
メトロ1番Louvre Rivoli駅からFranklin D. Roosevelt駅へ。
駅から徒歩5分。
このプランのスポット一覧
2017年に六本木にもオープンしたフランスの代表的な現代美術ギャラリーPerrotin(ペロタン)。アートやファッションなど、感度の高い人々が集まるマレ地区にあります。設立者のエマニュエル・ペロタンは、21歳の若さにしてパリにギャラリーを構えた風雲児。ダミアン・ハーストの初個展を開催したり、村上隆を初めて海外で紹介するなど数々の伝説を作っています。
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2016年に日本のアーティストMR.の個展『MR.’S MELANCHOLY WALK AROUND THE TOWN』を開催。
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ペロタンの外観。
マレ地区にある現代アートのギャラリー。60人以上のアーティストをサポートしており、世界でも最も影響力のあるギャラリーとして注目。まるで美術館のような大きなスペースに壮観な展示が見応えあります。Mandy El-Sayeghの個展『Figure One』が2022年1月15日まで開催。ロパックはパリ郊外のパンタンにも広大なスペースを持っていて、そちらもおすすめ!
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マルセル・デュシャンの作品。
1989年にパリでスタートしたギャラリー。現在ではブリュッセル、ロンドン、ニューヨークにもギャラリーを置いています。設立当時からコンセプチュアルアートとミニマルアートにフォーカスしており、ジェフ・クーンズ、ジェームズ・タレル、リチャード・プリンスなど、現代美術を代表するアーティストの展覧会を行っています。特筆すべきは2009年以降、ジェフ・クーンズを積極的に紹介していること。
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Claire Tabouret『L'Urgence et la Patience』。
2002年にマレ地区にオープンしたギャラリーgalerie frank elbaz(ギャラリーフランクエルバズ)は設立以来、音響芸術や絵画まで多岐にわたる表現をするDavide Balulaやポップなペインティングで有名なBernard Piffarettiなどフランスのアーティストを中心に紹介してきました。2022年1月15日までアメリカの女性テキスタイルアーティストであるSheila Hicksの個展を開催。
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Sheila Hicksの作品。
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レンガ造りの建物が趣あります。
世の女性を虜にしてきたデザイナー 、アズディン・アライア。その財団が手掛けるギャラリーはアライアの回顧展やアライアのイメージビジュアルを撮影していたピーター・リンドバーグの展覧会などファッションの展覧会からアート展まで様々開催。
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中庭も開放的。
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2017年に開催されたAlejandro Jodorowsky(アレハンドロ・ホドロフスキー)の展覧会は独創的な絵がズラリ!
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映画監督でもあるAlejandro Jodorowsky(アレハンドロ・ホドロフスキー)の絵画展。
Yvon Lambert(イヴォン・ランバート)は1980年代の現代アートシーンを代表し、現在はアヴィニョンに構える私設美術館の運営、出版プロジェクト、そしてリミテッドエディションの制作などを精力的に行いパリの現代美術界をリードしています。そこが手がける現代美術にフォーカスしたブックショップ 「Yvon Lambert Bookshop(イヴォン・ランバートブックショップ)」。
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アートブックや写真集、オリジナルグッズを販売。
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Yvon Lambert(イヴォン・ランバート)のブックストアは選りすぐりのアートブックが並んでいます。
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2006年にフランスのサンテティエンヌに設立された現代美術を扱うギャラリー。今ではルクセンブルグ、パリ、ジュネーブ、ニューヨークにもスペースを持っています。フランスとアメリカのアーティストを中心に紹介し、新しいモダニズムを提唱し続けています。
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Jean Messagierの個展『Paradiana』を2022年2月12日まで開催中。
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地下にもスペースがあります。
1966年に誕生し、1980年代にはイヴォン・ランバートと共に現代アートシーンを牽引したGalerie Daniel Templon(ダニエル・テンプロンギャラリー)。ジャン・ミシェル・バスキア、ジェイクとチャップマン兄弟、キース・ヘリング、ロイ・リキテンスタインなど名だたるアーティストを紹介してきました。またクリスチャン・ボルタンスキーの最初の展覧会を行ったことでも有名です。2016年に設立50周年を迎え、アーカイブ本を出版。
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3次元に焦点を当てた展示。
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2022年1月にDaniel Dezeuzeの個展『Écrans/Tableaux : Variations』を開催。
パリを代表する2大ギャラリーといえば、キャメルメノーとペロタンです。1999年に設立し、ラリー・クラーク、スティーブンショア、荒木経惟など、当時フランスではほとんど知られていなかったアーティストを積極的に紹介してきました。展覧会の素晴らしさも去ることながら、彼らが出版しているカタログも見応え満点です。ギャラリーを代表するアーティストにアニッシュ・カプーア、川俣正、李禹煥などがいます。
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Huang Yong PingShen Yuan『Is Paris Burning? 2019』。
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真向かいにもギャラリースペースがあります。
NYに拠点を持つGagosian(ガゴシアン)はアート界の主要プレーヤーであるメガギャラリーです。美術館と並ぶほどの影響力を持ち拡張を続け、現在、ニューヨークにある5つのギャラリーに加え、ロンドン、パリ、ジュネーヴなど世界各地で17のギャラリーを運営しています。パリには2021年10月19日にヴァンドーム広場近く9 rue de Castiglioneに新しいスペースをオープンしました。取り扱いアーティストはジェフ・クーンズをはじめ、ピカソ、アンディ・ウォーホル、ウィレム・デ・クーニング、村上隆など約80名ほど。
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新しいギャラリースペースがヴァンドール広場近くにオープン。そのオープン記念としての企画展。Alexander Calder(アレクサンダー・カルダー)の『Flying Dragon』。