
街を歩こう!ストラットフォード・アポン・エイボン
海外街を歩こう!ストラットフォード・アポン・エイボン
ストラットフォード・アポン・エイボンと言えばシェイクスピア生誕の地として世界中から多くの観光客が訪れています。 でも、ツアーに組み込まれていると、駆け足で生家と教会を訪れて次の目的地へ向かってしまうことが多いのです。ほんのちょっとだけゆとりをもって街を歩けば、ストラットフォード・アポン・エイボンの魅力をもっと知ることができます。そんな街の中心部の見所をご紹介します。
このプランの行程
ストラットフォード・アポン・エイボン駅から、徒歩約11分。
2分
1分
4分
4分
3分
5分
3分
2分
1分
1分
1分
5分
出発点のシェイクスピアの生家まで、ハーバードハウスから徒歩5分程。ですがこの辺りはお店も多いので、気になるところを覗いてみたりウィンドウショッピングをしながらのんびり散策するのも楽しいです。
このプランのスポット一覧
-
英国文学と言えばシェイクスピア!ストラットフォード・アポン・エイボンはシェイクスピアの生誕地です。シェイクスピア縁のある建物は全部で5つあって、シェイクスピアズ・バースプレイストラストという団体が管理しています。そのうちの3つが町の中にあるんですが、ここは絶対外したくないスポット。隣接するシェイクスピアセンターから入場します。中はシェイクスピアの生い立ち、家族の事が紹介されている他、建物の歴史等を見ることができます。
-
シェイクスピアの生家に程近く、同じ通りにある小さな博物館。イギリスで唯一の機械仕掛けのアートが常設展示されています。 遊び心満載の博物館です。
-
サンドイッチ等の軽食もそうですが、ここの魅力は奥のショーケースに並ぶ種類豊富なチーズケーキ。 げんなりするほど甘いケーキが多いイギリスの中で、割と甘さ控えめです。食欲に自信のある人は、売り切れ必須なここのジャンボスコーンにも挑戦してみてください!
-
ここはパティスリーと言うだけあって、ケーキ類の種類が豊富です。クリームティーまたはケーキと飲み物で約6ポンド前後、サンドイッチなどの軽食類は飲み物と合わせて約12ポンド位です。夕方4時前後になると、お店の前で残っているケーキの値下げセールがありますよ!
-
-
エイボン川と運河がちょうど合流する、ローヤルシェイクスピア劇場を望む一帯がバンクロフトガーデンズと呼ばれる公園です。ここでサンドイッチを頬張りながらのんびりお昼を過ごすもよし、川岸を散策するもよし。でもここに来たら、ゴーワーメモリアル(Gower Memorial)は要チェックです。ロナルド・ゴーワーというイギリスの彫刻家の代表作と言われているシェイクスピアの記念碑ですが、1888年に完成しました。中央の柱の上にシェイクスピア、この柱の四方に。それぞれシェイクスピア戯曲の4つのジャンル、喜劇・悲劇・哲学・歴史の登場人物の4体の彫刻が配置されています。
-
-
ローヤルシェイクスピア劇場から徒歩数分。 この前を通ったらぜひパブの看板に注目してください! このパブの本当の名前は実はブラックスワンと言うのですが、いつの頃からかすっかりダーティーダックという名前が定着してしまいました。 その為看板も表と裏で両方の名前が描かれています。 ビールメーカー直営のパブチェーンですが、天気が良ければ表のテラス席、お勧めです。
-
スポット内のおすすめ
Green Kingと言うビール醸造所が経営する全国展開のパブチェーンです。 比較的良心的な価格で食事ができます。ただ、日曜日は普段のメニューとは変わるので気をつけてください。ハンバーガーやミートパイなどビールやエールに合うメニューはイギリス人も大好きなメニューです。 飲み物ではビール一杯4.50ポンド前後、普段のメニューならメインで12ポンド前後、サンデーローストはメインで15ポンド前後です。
-
- アプリで地図を見る
-
シェイクスピアズ・バースプレイストラストが管理する建物にはふくまれていないものの、シェイクスピアに縁がある教会として多くの観光客が訪れるスポットです。 ここには、シェイクスピアが洗礼を受けたという記録、死亡記録、そしてお墓があります。
-
教会への小道の両脇のシナノキの並木にはちょっとした意味があると言われています。教会に向かって左側は旧約聖書から、イスラエルの12部族を表していて、右側は新約聖書から12使徒を表しているんです。そして、右側の教会に最も近い木が一本だけずれた位置に植えられているのは、12使徒の一人でキリストを裏切ってしまうユダを表しているそうです。
-
スポット内のおすすめ
教会の中にはシェイクスピアの洗礼と死亡の記録が展示されています。シェイクスピアの誕生日は1564年4月23日とされていますが、実際のところは分かっていません。ただ、洗礼の記録が4月26日となっているので、当時、子供が生まれるとすぐに洗礼を受けさせたことを考えておそらく4月23日だろうとされているのです。 それにしても生まれた日と亡くなった日が同じ人ってとても珍しいですよね。
-
スポット内のおすすめ
教会への入り口とシェイクスピアのお墓への入り口は違った場所にあります。 教会自体は無料ですが、お墓の方は入場料が必要です。
-
-
ここはシェイクスピアが当時通ったといわれる学校です。建物2階部分が教室になっていて、ここでシェイクスピアは学校の催し物の劇で演劇の面白さを知ったと言われています。15世紀初頭に作られたティンバー様式の建物で、教室の部分は一般にも公開されています。
-
スポット内のおすすめ
ストラットフォード・アポン・エイボンでは13世紀頃からギルド オブ ホーリークロスと呼ばれる職人組合がありました。このギルドのメンバーが話し合いの為に集まったのがギルドホールですが、このギルドホールの棟続きの部分はアルムズハウスと呼ばれる住宅です。これは社会福祉制度のようなもので、年老いたり体の不自由な人達をギルドがお金を出して住まわせていた住宅なのです。
-
スポット内のおすすめ
ギルドホールに隣接するチャペル。もし入り口が開いていたら是非中を覗いてみてください。修復作業が行われたときに、19世紀の漆喰壁を取り覗いたら、中世の壁画が見つかったのです。
-
- アプリで地図を見る
-
写真向かって右側のティンバー様式の建物がハーバードハウスと呼ばれています。当時、お肉屋さんとしてとても成功していたトーマス・ロジャーズが1596年に建てたものです。家の前をよく見ると、お肉屋さんだった時にお肉を吊るすためのかぎ針の跡が残っています。実はこのトーマス・ロジャーズはのちにアメリカのハーバード大学の創立者となるジョン・ハーバードの祖父なのです。 不思議なところでつながりがあるものですね。