佐賀市の意外な魅力に迫る!~水路と恵比須様と歴史の地方都市~
佐賀佐賀市の意外な魅力に迫る!~水路と恵比須様と歴史の地方都市~
佐賀市には実は意外な魅力がたくさんありました! 街並みを縦横無尽に流れる水路、街並みで市民を見守る個性あふれる恵比須様たち、幕末では最も先端技術を有した佐賀藩および鍋島家の歴史、etc... 佐賀市を旅して意外な「何か」に出会ってみましょう!
佐賀市内に800体以上もいるという恵比須様に関する情報はここで入手。 個性豊かな恵比寿様を巡る場合はここでまずは情報を集めましょう! 予約すれば個人でも佐賀の恵比須様巡りツアーをしていただけます。 ちなみに、佐賀で恵比須様が多い理由は定かではないそうですが、以下の説が有力です。 ①佐賀は水路が多く、水運の安全を祈願し恵比須様を祀るようになった。 ②江戸時代の佐賀は長崎街道上にあり、商売が盛んだったため、商売繁盛の祈願として恵比須様を祀るようになった。
特に個性的な恵比須様①
こちらの恵比寿様は、2人仲睦まじい様子でいらっしゃいます。
特に個性的な恵比須様②
こちらの恵比寿様は、何故か顔だけで胴体がないです。
特に個性的な恵比須様③
恵比寿様を彫るにはお金と労力がかかります。 そこで、文字だけを彫って恵比寿様としている「文字恵比寿」も少なくありません。
佐賀特有の水路(クリーク)
恵比須様のルーツであろう佐賀の水路はクリークと呼ばれています。 有明湾は干潟であったため、水路が必須でした。 現在も佐賀の至る所でクリークを見ることができます。
佐賀市はかつて佐賀藩の城下町でした。 幕末の佐賀藩は、長崎に近い地の利、伊万里焼を代表とした焼き物、藩士の義務教育化と蘭学の奨励により借金を完済し、武器等で当時の先端技術を素早く吸収し、日本をリードしました。 佐賀藩では質素倹約を奨励しており、復元されている本丸御殿からもその徹底ぶりが伺えます。
佐賀の先端武器、アームストロング砲
幕末の佐賀藩は焼き物等の儲けで日本初の反射炉を製造し、最新式の武器を相次いで生産しました。 これらの武器は新政府軍の手で大いに活用され、戊辰戦争で大活躍しました。
早稲田大学の創設者などで知られる大隈重信は佐賀藩の出身で、身分は藩士(武士)でした。 佐賀市には大隈重信の記念館や復元された旧宅(生家)があります。
ここで食したものは佐賀市のB級グルメ「シシリアンライス」です。 皿の上にライスを敷き、さらにその上に炒めた肉や生野菜を載せ、マヨネーズをかけたものが基本形です。 ここでは佐賀牛が使われており、佐賀牛の旨味に甘めのタレとマヨネーズがご飯にも程よく染み込み、美味でした。