街が雑然、混沌としていて、でもその中で人々がよく働き、よく休み、祈り、子どもたちが無邪気でした。 強い者が弱い者を助け、協力していました。 ほこりだらけで不衛生で、しょっちゅう停電しているのに、お湯がいつでも出るわけじゃないのに、 物理的に満ち足りた東京に住んでいるひとたちより、活き活きして見えました。(きっとイキイキした東京のひともいます。) インドとの燃料トラブルにより、フライトが突然キャンセルになったり、タクシー代が高くなりました。 でも、ないならないなりに楽しむ姿勢、見習いたいとおもいました。
クマリの館
ネパールに行きたかったのは、クマリに会いたかったからです。 2、3回ここに立ち寄ったうち、一度だけクマリが顔を出してくれました。 外国人の団体観光客が来た時に一緒になると見られることが多いみたいです。 来年はインドラジャトラのときに行きたいです。
パシュパティナート
火葬場。 観光客も、火葬やお別れのところを見ることができます。写真を撮ることもできます。 わたしが行ったとき、おじさんの遺体のつぎに運ばれて来たのが小さな子供の遺体でした。 顔をめくってお人形のような小さい綺麗な顔が見えたときの、見物人の悲しみの声、忘れられません。 ヒンドゥー教徒は輪廻転生を信じるのでお墓は作らないで聖なる川に流すそうです。だからこの子どももいつか、また会えるんだと思います。
山々の景色と湖が美しい場所です。 山の日の出が見たかったのですが、曇ってて見られませんでした。 もっと長期に滞在したら見られるんだろうとおもいます。山々に、ピンク色の日が当たるんだとおもいます。
おいしいコーヒーの飲める店
宿泊先の近くにあった、外国人観光客向けの店。いかにもなのに、コーヒーもパンもおいしいので何度も行きました。 写真、シナモンロール。 ブラックアンドホワイトみたいな名前の店です。
桜
ここには11月から12月にかけて咲く桜があるそうです。 日本にも十月桜という桜があったようにおもいますが、関係あるのでしょうか。
日本山妙法寺
標高1113mの丘の上にあります。 登るのに結構疲れます。 ネパール人の自称ガイドの青年たちがトレッキングガイドとして、ここに登ろうとよく言ってくるので、この程度の山をガイドが必要なのだろうかとおもい、(高尾山より少し高いだけだし)一人で登ってみました。 どっちに行くのか不安な道もあったけど、別に大丈夫でした。 道中、ガイドをつけて登ってる人には会いませんでした。
カトマンズからバスで一時間くらいの場所にあります。 遺跡や街並み、すばらしいです!
行きのバス
わたしは経済的な理由によりバスで行きましたが、バスがおすすめです。 バスによっては途中、不安になるほどの農村地帯みたいのを通りました。 それも含めて楽しいのでおすすめです。 (余計な話ですが、バスで難しいのは帰りだと思いました。) 乗った場所で止まるわけではないのと、景色も似ている、文字も読めない。 降りる場所、わからないので隣のおじさんがタメル地区ならここで降りろというタイミングで降りました。
バクタプルの遺跡
学がなくて恐縮ですが、こういう遺跡っぽいのを見ると、よその国きたって気持ちになります。 階段の左右にいる銅像は下から、伝説上の戦士、象、獅子、グリフィン、女神です。それぞれ下の段のひとの、10倍の力があるんだそうです。
お昼ごはんはサモサ
路上で高校生が食べている店でサモサを買いました。たしか一個50ルピー(70円くらい?)カレー味のジャガイモとお豆が入っていて、サモサはどこで食べても美味しい。 この国の人たちは、メイクイーン系のジャガイモが好きなんだと思います。そこはわたしと同じだからうれしい。写真、食べかけですみません。
名物は王様のヨーグルトです
濃厚で、手作り感のあるおいしいヨーグルトでした。
指さし会話帳を熟読するおばあさん
のどかな街。 わたしにしきりにネパール語で話しかけてきて、わたしがネパール語わからないことがわかっても、ずっとネパール語で話しかけてきました。かわいい。 指さし会話帳を見て一つ一つ、読んでくれました。 この人は最後に「マネー」とか言ってこなかったので、本当に市井のひとだとおもいます。
こんなふうに壊れている遺跡もたくさん
地震の影響でしょうか、 バクタプルもパタンもカトマンズのあちこちにも、壊れている遺跡がたくさんでした。ユネスコのルールは知りません。でも先進国の世界遺産を増やすことも大事だけど、貧しい国の壊れた世界遺産を直すことも大事だと思いました。
比較的小さい街です。 迷路のような中庭散歩、楽しめます。
次の中庭へ
一つの中庭から次の中庭への道。 知らない場所なのに、誘われる。
トンプー
ここへはトンプーという、小さな乗り合いタクシーみたいので行きました。軽トラの後ろが左右の座席になっているような乗り物です。 外観の写真を撮るの忘れました。 降りるときに、天井を思い切り叩く、というシステムがなんとも愉快だと思いました。
これはダルバートです。 ご飯と豆スープ、青菜の炒めたもの、ジャガイモの煮物、ちょっと辛い味噌などを混ぜてたべるもの。 わたしはこれが気に入って、どこでもよく注文しました。どこでも食べられる。 指さし会話帳によると、おいしいです、はミトチャーと言います。 ミトチャーは何度も使いました。発音もよくわからないけど、ミトチャーと言うと喜んでくれました。
モモ
おいしい蒸し餃子。一皿70ルピー(100円くらい?) ダルバール広場の北側にある行列していた屋台のモモです。 たくさんの男子たちが黙々と作っている姿。皮を作る人、肉を丸くする人、包む人、バランスのいい業務分担に感動。
チヤとドーナツ
ドーナツは甘くないので、甘いミルクティーに浸して食べる人がたくさん見られました。 わたしはこの温かいミルクティーが好きでよく地元のおじさんたちだらけの店に行き、違和感を醸し出していました。 でも途中から、旅行者として地元の人たちの生活に違和感を醸し出していいのか、気が咎め始めました。 最後の日、観光客の行く店でちょっと高いミルクティーを頼むことに決めた道中に、また屋台に会い、チヤを頼んだのでした。
かき揚げ的なもの
バクタプルで、サモサの隣の店で。 高校生が買い食いしていておいしそうだったから。 たしか、おいしかった。
Aloo per plate 80Rp.
スーパーの前にある屋台で。 アルーはジャガイモ。 カレー味のジャガイモ(メイクイーン系)。
ミルクコーヒー
わたしの泊まった中級クラスのホテルは、いつもコーヒーが飲み放題でした。 何度もここへ行きました。 ホーリーヒマラヤというホテルです。