華麗なるハプスブルクとウィーンの森
海外華麗なるハプスブルクとウィーンの森
ウィーンは とても魅力的な街。大都会だけど すぐそばに豊かな自然が残されていて、ワインも食べ物も美味しい。 特にウィーンの森でのハイキングは オススメです! 冬のウィーンはちょっと寒いけど、冬ならではの楽しみも一級品!
栄華を誇ったハプスブルクの王宮、ホフブルク。 チケット1枚で、皇帝の居室、シシィ博物館、銀器博物館と見どころ満載! 2016年のフランツ・ヨーゼフ1世没後100周年を迎え、いろいろな特別展示が計画されています。
Die Kaiserappartements
豪華絢爛、非常に華やかな王宮ですね。 歴史、文化、財政、・・・ハプスブルクはヨーロッパ全土においても特別です。
Sisi Museum
エリザベート皇妃の肖像画は 有名ですね。 本当は姉が皇妃候補だったのに、屈託ないエリザベートが フランツ・ヨーゼフ帝に見初められて宮廷入り。 窮屈なしきたりに馴染めない彼女に、皇帝は惚れた弱みか、かなりの我儘を許してるんだなぁ(笑)。
Silberkammer
宮廷の銀器コレクションを展示しています。 ものすごい量の銀器が、こんなに無造作に・・・どんだけ優雅なんだ、ハプスブルク!?
Hofmusikkapelle
ホフブルク宮廷礼拝堂で毎日曜日に行われるミサには、9月から6月まで、あのウィーン少年合唱団が登場します。 チケットは、36ユーロ。
Kaiserliche Schatzkammer
王宮宝物館シャッツカマーには、ハプスブルク歴代皇帝の見事な宝飾品の数々が収められています。 オーストリア帝国の帝冠や、皇帝の宝冠、笏、宝珠は必見です。
アルベルティーナは、世界有数のコレクション数を誇る美術館。
聖シュテファン大聖堂は、ウィーンのシンボル。 南塔の343段の階段を上がると 眺望が素晴らしいそうですが、私は登ったこと ありません(笑)。
ため息が出るほど壮麗
皇帝の眠る石棺も 納められています。
瓦で描かれた模様が美しい
さまざまな色の瓦で、オーストリア・ハンガリー帝国のシンボル 双頭の鷲が描かれています。
Fiaker
観光馬車が走る街は 世界各国にあるけれど、優雅な馬車がウィーンほど似合う街も少ないかも。 フィアカー乗り場は 何ヶ所かあるけれど、シュテファン広場が一番便利かな?
Blutgasse Singerstrasse Domgasse
シュテファン大聖堂 南東のブルートガッセ界隈は 旧市街でも最も古い部分で、ふと角を曲がると 美しい中庭(パウラッチェン)に迷い込んだりと とても楽しい。 アンティークショップのウィンドウを覗くのも、楽しみの一つです。
ウィーンの美術史博物館は、世界でも有数のコレクションを有しています。 デューラー、ルーベンス、ティツィアーノ、ブリューゲル・・・収蔵品の質 量ともに、半端ないです。
Kunstskammer Wien
美術収集室のハイライトは なんといっても、16世紀半ばに製作された塩壺サリエラ。「塩壺」というには、あまりにどでかい(笑)。 以前 盗難にあった時は ウィーンの森のどこかに埋められていたそうで、犯人が自主しなかったら永遠に失われてしまったでしょうね。犯人も、この名品を 溶かして金塊にするには 忍びなかったんだろうなあ。
Naturhistrisches Museum
真向かいに建つ 自然史博物館のコレクションの頂点が、「ヴィレンドルフのヴィーナス」。 旧石器時代の傑作で、世界で最も有名な 考古学出土品と言えるかもしれません。
宝飾コレクションも すばらしい
戦争で 他国強奪したものではない、というのが英仏とは大きく異なるところ。
アルベルティーナのすぐ近く、かつて修道院だった地下室にあるレストラン。 ウィーン料理を味わいたい観光客には、非常に便利な立地です。
Wiener Schnitzel
さすが、どこで食べてもヴィーナー・シュニッツェルは美味しいです。 本来は牛肉で作るものみたいですが、私には豚肉の方が美味しかった!
Schrammelmusik
昔ながらのシュランメル音楽も演奏されます。
シェーンブルン宮殿は、ハプスブルグの夏の離宮。 マリア・テレジアや 幼少期のマリー・アントワネットが暮らした豪華な宮殿です。 1441ある部屋のうち、公開しているのは45部屋!
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世界のクラシック・ファンの聖地、ウィーンオペラ座。ウィーンフィルハーモニー交響楽団、オーパンバル・・・社交界 華やかなりし頃の雰囲気が、色濃く残っています。
ザッハトルテの名の元になった、ホテル・ザッハーのカフェ。
気候の良い時期には、35Aのバスに乗ってカーレンベルクへ。ウィーンの街の眺望を楽しんでからウィーンの森を歩き、おいしいワインと食事を楽しみましょう。
ドナウの流れ
途中のコベンツルではなく、カーレンベルグで下車しましょう。ウィーンの街とドナウの流れの眺望が楽しめます。
ハイキング・コースは いろいろ
https://www.wien.info/ja/sightseeing/green-vienna/hiking-in-around 森林浴を楽しみながら、ゆったり気分で歩きませんか? 私は、展望台脇のカーレンベルガー・シュトラッセを下りました。頭上を リスが走り抜けていったりします。ただし、ダニには要注意。
Kahlenberger Strasse
カーレンベルガー・シュトラッセを下るにつれて、視界が開けてきます。小道の両脇は、一面のブドウ畑!
Heuriger Sirbu
森が開けて しばらくすると、左手にホイリゲが見えてきます。私は ここで、少し喉を潤しました(笑)。 テラスからの眺めは最高! 夜も人気のようです。
通りの奥を探検しよう
麓まで降りて来ると、通りのあちこちにホイリゲがあって、どこにしようか迷ってしまうほど。 ウィーンらしく、扉の奥の中庭にも 雰囲気のいい空間が広がっています。
カーレンベルガー・シュトラッセを下っていくと、ベートーヴェンが『田園』の構想を練ったという美しい小道が現れます。
進行する難聴に絶望したベートーヴェンが、「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いたと言われている家。 遺書は作曲家の死後に発見されたそうです。
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ベートーヴェンは引越し魔だったので、彼が住んだと言われる家が ウィーンには たくさんあります。 ここもそのうちの一つで、ホイリゲになっています。