「パレオエクスプレス」は秩父鉄道が1988年3月より運行しているSL列車です。秩父地方で発見された海獣「パレオパラドキシア」の化石にちなんで、この愛称がついています。 土・休日や春休み・夏休みの時期を中心に、熊谷駅から奥秩父の三峰口駅までの間を1往復しています。C58型蒸気機関車が12系客車4両を牽引します。
車内イメージ
車内は座席をワインレッド色の生地に張替え、 壁は木質調へ、細部を茶系色に統一して、昭和レトロなSL列車の旅を演出いたします。
運行順路
熊谷駅から三峰口駅までを1日1往復運転いたします。全区間ご乗車になると、片道約2時間40分のゆっくりとした汽車旅をお楽しみいただけます。
乗車切符
秩父鉄道のSL停車駅で発売するSL整理券は、SLの写真入りでご乗車日当日の日付が入っています。
「ラインくだり」は、木造の和船に乗り、荒川の流れをくだっていきます。川の両岸には太古の地球が育んだ岩石が続く雄大な景色が広がります。
コース詳細
親鼻橋から岩畳 (Aコース/約3キロ)と 岩畳から高砂橋 (Bコース/約3キロ)と 全長約6キロを2区間に分けて運航しています。
岩畳
なかでも国の名勝・特別天然記念物に指定されている「岩畳」は、一枚の巨大な岩が隆起したものです。
秩父赤壁
岩畳の対岸には「秩父赤壁」という高さ20メートルの断崖絶壁が現れるスポットがあります。この巨大な岩に走る亀裂は、地底から岩が隆起するときに生じたものだと言われています。
小滝の瀬
「小滝の瀬」は流れが早くなる急流スポットです。巧みに船を操る船頭さんの合図で船のへりに設置されたビニールシートを上げると勢いよく川の水が飛び込んできます。とりわけ雨の翌日は水量が多く、スリル満点です。
長瀞駅前からライン下り乗り場へ行くまでの間にある商店街。 土・日・休日は観光客でいつもいっぱいです
豆の大沢屋
煮豆や甘納豆、漬物などが豊富にそろっています。試食もできます。店内では無料で三十六茶も飲めます。
万寿庵
ラインくだりの発着所まで歩いて1分ほどのところにあります。秩父の名産品を使ったオリジナルの土産物が多数並び、長瀞のお土産選びにぴったりです。
秩父鉄道の保養施設を移築した趣のあるレストランです。四季折々の秩父の食材をふんだんに使った日本料理が味わえます。贅沢な造りの日本家屋をレストランとして活用する有隣倶楽部では、長瀞や秩父の旬の食材をふんだんに使った和食のメニューが揃います。
外観
名称の由来は、論語の「徳不孤必有隣」(本当に徳がある人は孤立することはなく、必ず隣人に恵まれる)にちなんでいます。
風景
どのお部屋からも、風雅な日本庭園を眺めながらお食事をいただくことができます。
さくら姫
鮎の季節が終わるころ、御飯がサクラマスの燻製混ぜ御飯に変わります。
標高約497メートルの宝登山の山頂とふもとを結ぶ「宝登山ロープウェイ」。ロープウェイの全長は約832メートルです。ゴンドラに乗って、宝登山の山頂を目指す空中散歩は約5分間です。 宝登山の山頂周辺は、花や紅葉の名所としても知られています。遊歩道を上って山頂に到着すると、長瀞の街並みと遠くまで連なる秩父の山々が一望できます。
神日本磐余彦尊(神武天皇)・大山祇神(山の神)・火産霊神(火の神)を御本社にまつり,境内に日本武尊をはじめ五社をまつる。古来,開運厄よけ火防の信仰で関東一帯から講中の参拝で賑わいます。現在の社は明治2年(1869)に御本殿再建,明治7年(1874)に拝殿完成。
お犬様の狛犬
宝登山神社の奥宮は宝登山山頂にあり、三峯神社や両神神社と同様にお犬様の狛犬が迎えてくれます。
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秩父三社のひとつに数えられる、歴史ある神社。創建2100年。 現在の本殿は徳川家康が再建(1970年に解体復元)したもので、名工・左甚五郎作の「子育ての虎」、「つなぎの龍」をはじめとする絢爛豪華な彫刻によって飾られています。 2000年以上の歴史、本殿の彫刻も見事です。
外観
木々が生い繁り、清らかで落ち着いた雰囲気 です。 境内は秩父市の街中とは思えない静けさで、たたずんでいると心が清められる思いになります。
境内案内図
御祭神は八意思兼命、知知夫彦命、天之御中主神、秩父宮雍仁親王。 八意思兼命は知恵の神様です。
水占みくじ
白紙のおみくじを御神水につけると文字が浮かび上がってきます。
「秩父夜祭」は、京都祇園祭、飛騨高山祭とならぶ日本三大曳山祭の一つです。その起源は約300年以上前の江戸時代中期にさかのぼります。日本を代表する夜祭として、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
屋台・笠鉾
見所は、何といっても豪華絢爛な屋台(4基)と笠鉾(2基)です。屋台と笠鉾は、3日の朝に各町会を出発し、秩父神社へ宮参りをしてから、1日をかけて街中をけん引されていきます。
踊り・芝居
屋台の上部には舞台があり、歌舞伎の舞踊や芝居を披露する「屋台曵き踊り」や「屋台芝居」が上演されます。
尺玉花火
夜になると、屋台や笠鉾はぼんぼりにあかりを灯し、黄金色に輝きながら、街を曵き回され、難所である団子坂を上り、御旅所を目指します。そして、夜空を彩るのは花火。冬の澄んだ空気のなか尺玉やスターマインがダイナミックに打ち上げられます。夜空に咲く大輪の花火と輝く屋台や坂鉾の競演は一見の価値があります。