ひたちなか海浜鉄道湊線 沿線ぶらぶら
茨城ひたちなか海浜鉄道湊線 沿線ぶらぶら
茨城県は勝田駅から延びるひたちなか海浜鉄道湊線。名前の割には海際を走る部分はほとんどありませんが、駅から歩くと魅力的なスポットがたくさんあります。車ではきっと見つけられない場所にも出会えます。一日きっぷで思いつきに任せて乗り降り、歩いてみました。
磯崎漁港から長い石段を登ったら、素晴らしい空間に出会いました。酒列磯前(さかつらいそさき)神社の樹叢は、樹齢300年を越えるそうです。石垣で押さえられた参道の両側からうねるような枝が伸び、天蓋となっています。
ひたちなか海浜鉄道の終点、阿字ヶ浦駅。素っ気なさが却って海への近しさを感じさせてくれる駅舎。
阿字ヶ浦駅から徒歩20分ほど。阿字ヶ浦海水浴場に隣接して、こぢんまりとした漁港がありました。静かで、ゆるゆると歩いたり、ゆっくりと行き来する船をぼーっと眺めることもできそうです。港に接する道路には食堂や民宿があるようで、その沿道にはテーブルや椅子が置かれていました。夏の間は、海を眺めながらビールを楽しむのもよさそう。
住宅地を歩いていると突如現れる駅。ホームではさつま芋畑を眺めて電車を待ちます。
いもばたけ
湊線が那珂湊駅を過ぎたあたりから、車窓は全面芋畑。このあたりは日本一の干し芋の産地だとか。明治期にこの地出身の小池翁が郷土の産業振興のために甘藷の栽培とその加工を導入したそうです。
湊線のなかではもっとも大きな駅なのではないでしょうか。二匹のにゃんこ駅員たちが、気まぐれに居たり居なかったりします。ここで地図をゲットして、街中散策を楽しみましょう。
全国から新鮮な魚介類が集まるおさかな市場。回転寿司や回線丼、食堂なども充実していて、休日は駐車場に入れないほどの人気だとか。お店ごとにオススメの品がいろいろあるようなので、何度も通って好みの店を見つけたいです。
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