ゴッホの故郷めぐり
海外ゴッホの故郷めぐり
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh 1853-1890)はオランダが生んだ後期印象派の画家です。本格的に画家として活動したのは約10年と短いものの、短期間で油彩画と素描画をそれぞれ1,000点以上も描き、そのアーティスト魂や生き様から『炎の画家』『魂の画家』などと呼ばれています。 カラフルな色彩や独特のスタイルから、日本でも大人気のゴッホ。自然を愛し、日本の浮世絵を愛したゴッホは、私たちと共通する美への感覚があるのかもしれません。その秘密を探りに故郷オランダに出かけてみませんか?オランダには世界2大ゴッホ・コレクションを収蔵するミュージアムがあり、南部に生まれ育った故郷の村があります。ゴッホの故郷オランダで画家が描いた風景を感じたり、作品にどっぷりはまってみるプランです。
ゴッホの遺族がもつコレクションをベースに、世界最大のゴッホ・コレクションを収蔵する美術館です。「ひまわり」「ジャガイモを食べる人々」「アーモンドの花咲く枝」とった傑作がずらりと並んでいるばかりでなく、弟テオとの手紙やゴッホの言葉から、ゴッホの人となりを感じます。 ゴッホ美術館のチケットはオンラインでのみ販売。各時間の販売枚数に制限があるので、事前購入をおすすめしています。 ゴッホ美術館の公式ウェブサイトから日本語で購入可能。 2019年の企画展など詳細はこちらhttps://www.hollandflanders.jp/theme/14687/ (写真:©ゴッホ美術館)
約90点の油絵、180点以上の素描といった、ゴッホ美術館に次ぐ世界で2番目に多くのゴッホ・コレクションを収蔵。モネ、スラー、ピカソ、モンドリアンといったゴッホと同時代の画家の絵や彫刻庭園もおすすめです。 クレラー・ミュラー美術館は、オランダ最大の国立公園の中にあるので、初夏の緑や夏のヒース、秋の黄葉・紅葉など、美術館を訪問するついでに四季折々の自然も楽しめます。 詳細はこちら https://www.hollandflanders.jp/theme/14339/ (写真:©クレラー・ミュラー美術館)
画家ゴッホのルーツは、オランダ南部のブラバント地方にあります。こののどかな地域で、農地、田園、シンプルな生活といったものへの愛情を育みました。 ズンデルトはゴッホが生まれた地。記念館「ファン・ゴッホ・ハウス」(日本語のオーディオガイドあり)は、ゴッホファンは必ず訪れたい場所。ゴッホの父の教会や兄の墓などのゆかりの地があります。 (写真:©オランダ政府観光局)
ゴッホが画家として最初の2年間を過ごし、その腕を磨きながら、初期の傑作をものにした町でず。絵に描かれた教会、農家、水車小屋といったゆかりの風景21か所が残されています。詳しい情報はミュージアム「フィンセンター」(日本語のオーディオガイドあり)で。 (写真:©オランダ政府観光局)