チューリップの国で春の花を楽しむ旅
海外チューリップの国で春の花を楽しむ旅
チューリップと一口に言っても、美しい庭園を満喫したり、栽培されている場所を訪れたり、イベントを観覧したり、いろいろな楽しみ方があります。 オランダの春はクロッカスから始まり、ラッパ水仙、ヒアシンス、チューリップと咲き進んでいきます。年間17億本といわれるオランダのチューリップ、畑での見ごろはおよそ4月中旬から5月上旬です。アムステルダムから北へ、チューリップをめぐる旅に出てみましょう。 春の花旅のおすすめスポット、ぜひ春のオランダを楽しんでください。
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ダム広場で1月に開催される「ナショナル・チューリップ・デー」。栽培業者が数万本のチューリップを訪れた人に無料で配られます。オランダのチューリプシーズンの幕開けです。 (写真:©オランダ政府観光局)
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700万株以上の球根花が楽しめる、オランダの春のハイライトとなるのが「キューケンホフ公園」です。専門家がデザインし手で植え付けられた花々が、彩り豊かに花開くのは3月21日から5月19日(2019年日程)の約2か月のみ。 園内ではフラワーアレンジメントを楽しめる温室やストリートオルガンの演奏などのイベントが盛りだくさん。 開園中はアムステルダム・スキポール空港(Schiphol)、ハーレム駅(Haarlem)、ライデン駅(Leiden)から直通バスが出ます。まず抑えておきたい花のスポットです。 (写真:©オランダ政府観光局)
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アムステルダムの北に広がる干拓地ベームスターは、ユネスコの世界遺産に登録されているオランダの原風景ともいえる場所。ここにも球根栽培地があり、春になると一面に花のカーペットが広がります。近郊の町アルクマールを拠点としてめぐるのがおすすめです。アルクマールからベームスターまでは159番のバスで30分。余裕があればレンタサイクリングで、花畑を走るのも魅力です。ベームスターは酪農地としても有名で、ベームスター産のチーズといえば、美味しいオランダチーズの代名詞です。牧歌的な風景を楽しみましょう。 (写真:©オランダ政府観光局)
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ここでご紹介しているベームスター干拓地、ホールン、アンナ・パウローナなどへの旅の拠点となる町がアルクマール。首都アムステルダムから電車で40分です。アルクマールは中世の頃から、近隣で作られるチーズが集まり取引される場所として栄えました。いまでも伝統的なチーズマーケットが3月末から9月末頃まで、毎週金曜日の午前中に開催されます。広場で開催されるマーケットの見学は無料なのでぜひ日程を合わせて訪れてみましょう。 (写真:©オランダ政府観光局)
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オランダが海洋貿易で栄えた17世紀に東インド会社の拠点として栄えた港町です。ここからアイセル湖畔のメーデンブリックという街まで、レトロ感覚たっぷりのミニSLが走っています。春は花畑の中を走る風景が観られます。のんびりとした旅情を感じるミニSLは見るだけでなく、乗ってみるのも楽しいもの。運行日が決まっているので、事前にサイト(https://www.stoomtram.nl/nl)で確認しておきましょう。 (写真:©オランダ政府観光局)
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ひとつの地域として世界最大といわれる球根畑が広がるザイプ
春の球根花の見ごろは4月中旬から5月上旬です(天候により前後する場合があります)。一面の花畑の中をサイクリングしたり、ウォーキングしたり、スケッチしたり、5月初旬にはザイプで様々なイベントが行われていますが、ただ色彩の絨毯のような花畑を歩くだけでも楽しめるでしょう。まだあまり人が押し寄せていない隠れた花のおすすめスポットです。 (写真:©オランダ政府観光局)
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アムステルダムの北に伸びる半島の北端に近いアンナ・パウローナには、「花の日」(Bloemendagen)と呼ばれる可愛い村祭りがあります。4月末頃(2019年は4月27日から5月1日まで)、街のいたるところに花で描かれたモザイク画が飾られます。工夫を凝らして作られた、愛らしい花の絵を眺めながら、小さな村を散策してみましょう。 (写真:©オランダ政府観光局)
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