【イタリア世界遺産】アートの街ウルビノ歴史地区を歩こう
海外【イタリア世界遺産】アートの街ウルビノ歴史地区を歩こう
山間部の小さい都市ながら、多くの文化遺産がある芸術的な町ウルビノ。 1998年にユネスコの世界遺産に登録され、世界中から注目を集めました。 そんなウルビノ地区を歩きながら歴史を感じましょう。 (C)Copyright 2014 イタリア政府観光局
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マルケ州の小都市ウルビーノは、15世紀に芸術文化の中心地としてその名を馳せ、イタリアやヨーロッパ各地から学者や芸術家達が集まりました。16世紀以降文化・経済は衰退しましたが、丘上のこの小さな街は今もルネッサンス的美しい面影を残しています。 名君の誉れ高いフェデリコ・ダ・モンテフェルトロ公当時の繁栄を物語るドゥカーレ宮殿は現在マルケ国立博物館として、この地に生まれた巨匠ラファエロの絵画をはじめ多くのみごたえのある美術作品を展示しています。
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15世紀の繁栄を今に伝えるドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)とその内部にあるマルケ国立美術館。ラファエッロの「黙っている女」、ピエロ・デッラ・フランチェスカの「セニガッリアの聖母」「キリストの鞭打ち」等の傑作や、フェデリコ公の居室や美しい寄木細工で埋め尽くされたフェデリコ公の書斎が展示されています。
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ラファエロの生家のあるラファエロ通りの坂の上はローマ広場で、ラファエロのブロンズ像があります。すぐそばの公園からはドゥカーレ宮殿の全貌と古都の美しい眺望を楽しめます。