【イタリアの新世界遺産】イヴレアとその周辺をまわる旅
海外【イタリアの新世界遺産】イヴレアとその周辺をまわる旅
2018年に世界遺産に登録されたイタリアの「イヴレア」。オレンジを投げ合うオレンジ祭りで有名ですが、そのほかにも見どころがたくさんあるんです。歴史あるお城から、絶景が見渡せる渓谷までその魅力を存分に味わえるプランをご提案します! (C)Copyright 2014 イタリア政府観光局
2018年、新しく世界遺産スポットの一員となったイヴレア。 世界遺産のスポットは、珍しい近代期の建築物です。 そして有名なオレンジ合戦のあるカーニバル。 街の中心にある司教館(Palazzo vescovile)、サンタ・マリア大聖堂(Cattedrale di Santa Maria)、クリプタ(Cripta / 地下礼拝堂)などは、貴重な歴史スポット。 でも今回は、ちょっと注目のそれ以外のスポットをご案内します。
♦イヴレア城 Castello d’Ivrea 街の中心、大聖堂の隣にある古城。 14世紀中ごろを起源とし、徐々に拡大をした建造物。 マーニョ・パラチョ(Magno Palacio)には現在もマルタ騎士団のエンブレムの痕跡が残り、また聖フランチェスコ街道の需要な行程であったことからも、宗教上の意味も深い場所です。 大きな変革を見せたのは17世紀のこと。牢獄へと使用が変えられ、その後20世紀中ごろまで同様の目的で利用されました。 その後1979年より建築物の価値が再認識され、修復へ。 そしてボランティア団体へ譲渡され、現在に至ります。
♦マジーノ城 Castello di Masini 起源は11世紀。郊外に位置しています。
♦パレッラ城 Castello di Parella 中世、ルネサンスから近代まで、様々な芸術の痕跡が優雅に残ります。 2017年、長い修復を終えて公開されました。郊外に位置しています。
また近郊には豊かな自然が広がり、隣り合うのヴァッレ・ダオスタ州とは、グランパラディーゾの領域を分け合っている、トレッキング、ハイキングにももってこいのエリアです。 ピエモンテ州側にはオルコ渓谷(Valle Orco)とソアーナ渓谷(Val Soana)2つの渓谷があり、多くの自然愛好家に愛されるスポットです。 移動拠点となるのはリヴァローロ Rivarolo 駅とポント・カナヴェーゼ Pont Canavese 駅です。