【プロのツアーガイドが教える!】街歩き好き向けのシンガポール2日間ガイド
海外【プロのツアーガイドが教える!】街歩き好き向けのシンガポール2日間ガイド
シンガポール出身の都市探検家にして、ツアーガイドのツァイ・インチョウ氏が勧めるディープなシンガポールを発見できるプランです。シンガポールの多彩な都市風景にあなたも魅了されること間違いなし!リゾートアイランドへ寄り道もします♪ © 2019 Singapore Tourism Board.
【1日目:ゲイランの街歩き】 建築を通して歴史を体感したいのなら、1日のスタートはロロン19とロロン・バチョクの交差点に建っている昔ながらのショップハウスで決まりです。マドラス・チュナム(水、卵の殻、卵白、砂糖、大理石を混ぜ合わせた漆喰状の材料)で作られた装飾はとても美しいものです。 ロロン24A沿いに保存されている8軒のショップハウスは、これとは正反対の建物と言えます。地元の建築家7人の共同プロジェクトでデザインされたこれらのショップハウスは、ファサードは昔ながらの似通った外観ですが、内部はそれぞれユニークなしつらえになっています。
【1日目:ゲイランの街歩き】 次の目的地、ザ・パニック・ルームは、インチョウにとって個人的な思い出のある場所です。インチョウはこの現代風の理髪店で、良い髪型に仕上げることの難しさを学びました。 「ザ・パニック・ルームのオーナーはとってもいい人で、私たちに散髪の基本を教えてくれました」 インチョウが初めて取り組んだ社会的なプロジェクトも、散髪と関わりのあるものでした。「バックアレー・バーバーズ」と名付けられたこのプロジェクトは、シンガポールの移民労働者たちに無料で散髪サービスを提供する、という活動です。
【1日目:ゲイラン街歩き】 「(翁展發のオーナーの)ジェフとは、彼が犬の散歩をしているときに知り合って、仲良くなりました」とインチョウは言います。「翁展發は文化的な雑貨店で、伝統的な京劇の用具やコスチュームなどを販売しています」 京劇で使われるダオ(剣)など、ここでは中国文化の歴史に触れることのできる様々な文物を取り揃えています。
「JBアーメンは最高です」とインチョウは熱を込めて語ります。JBアーメンとは、ゲイラン・ロロン30にある人気のズーチャ専門店のことです(ズーチャとは、大人数で分け合うことを前提として作られる、中国家庭料理に影響を受けた料理のこと)。 「ゲイラン・アドベンチャー」のツアーの一行がいつも立ち寄るこのレストランでは、ホワイトペッパークラブから塩漬け卵とエビの春巻まで、様々な地元料理が楽しめます。本格的なシンガポール料理を味わいたい人にはぴったりのお店です。
【2日目:ちょっと横道へ】 古い時代のシンガポールを知りたいという人にインチョウがおすすめするのが、ブキット・ブラウン墓地です。ここは、中国以外にある墓地では世界最大です。敷地内には、10万基以上の墓石が点在しています。シンガポールという国の基礎を築いたパイオニアたちのことをより深く知ることができる、歴史ファンの興味をそそる場所です。 マリーナ・ベイ・サンズやオーチャード・ロードなど、シンガポールのきらびやかな側面にどうしても目が向きがちですが、私たちの祖先が何世代にもわたって苦難を乗り越えてきたからこそ、今それらを楽しむことができているのです」とインチョウは言います。
【2日目:ちょっと横道へ】 ティオン・バルはシンガポールで最も古い住宅地です。シンガポールの文化や建築が、何十年もの年月をかけて他の文化と混じり合い、成長を遂げてきた歴史を、ここで学ぶことができます。 1920年代に開発が開始されたティオン・バルは、今ではクリエイティブな人々が集まる中心地へと変貌を遂げており、古いスタイルの建築を利用したバーやクラブ、ブティックなどが建ち並んでいます。 「ティオン・バルのマーケットは、食べ物もすごくおいしいんです。そして、周辺に建つ団地とのコントラストも魅力的です」とインチョウは言います。
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【2日目:ちょっと横道へ】 シンガポールの南海岸に浮かぶセントーサ島は、黄金色に輝く美しい砂浜で様々なアトラクションや屋外アクティビティが楽しめる、アイランドリゾートです。自分の勇気の限界に挑戦してみたい方は、AJハケット・インターナショナルへ行ってみましょう。ここでは、バンジージャンプや垂直スカイウォークなど、スリル満点のアクティビティが楽しめます。
【2日目:ちょっと横道へ】 最後に、チャンギ・ビーチを散策しながら、沈む夕日を眺めましょう。元トライアスロン選手で、アウトドアが大好きというインチョウは、アウトドア・アクティビティをおすすめしています。「チャンギのコンスタント・ウィンド・シースポーツセンターでは、ウィンドサーフィンやカヤックが楽しめます」 シンガポールのウォーターフロント探訪で、全く新しいシンガポールを再発見しましょう。