【新潟県村上市】ハトを探して港町さんぽ
新潟【新潟県村上市】ハトを探して港町さんぽ
神社やお寺を訪れていて、何やら視線を感じる……。そんな体験はありませんか? 「なに!?」と視線を向けたその先には……は、ハト? 村上市内の神社仏閣の屋根には、ハトの飾り瓦が乗っているところが結構あるのです。気になる視線は、そのハトから送られている(?)のかもしれません。このコースでは、村上市の港町・岩船を歩いてハトの飾り瓦が乗った神社・寺院を巡ります。合間に、岩船のお土産や美味もいただきますよ!
「神様が天(あま)の石船(いわふね)に乗りお出でになられた」との伝説をもつ磐舟郡総鎮守。圏域・岩船という地名の由来ともなっています。延喜式神名長には、越後磐船郡の筆頭に記載され、色部氏・本庄氏・歴代村上藩主らに鎮守の御社として篤い保護を受けます。明治期には、越後一宮 彌彦神社に次ぐ県内最初の縣社に列しました。
石船神社と岩船大祭
新潟県無形民俗文化財の岩船大祭は、石船神社の例祭です。毎年10/18(宵祭り)・19(本祭り)には大勢の人が訪れます。
ハトは拝殿の屋根に
よく探してみてください。
鮭で知られる新潟県村上市。岩船地区で鮭加工品を販売する名店・又上(またじょう)では、塩引き鮭や鮭の酒びたしはもちろん、現代風にアレンジした商品もたくさんあります。お土産・ご自宅用にもオススメ。
なんといっても塩引き鮭!
村上を代表する味覚といえば、なんといっても塩引き鮭(しおびきざけ)。又上の塩引き鮭は絶品です!
鮭の生ハム
日本海の寒風にさらし、ほどよく水分を抜いて生ハム風に仕上げた一品。酒の肴にぴったりです。
岩船名物の一つ、岩船麩を製造する老舗です。他にも、いろいろな種類のお麩を扱っています。
岩船麩はこちら
江戸時代後期、岩船港に北前船が寄港したことから、製造技術が伝わりました。お椀をひっくり返したようなコロンとしたフォルムが特徴的。四つ割りにして、みそ汁や煮物等に入れていただきます。
あげ岩船麩
岩船麩の生地を菜種油でじっくり揚げたもの。滑らかな食感とこくが楽しめます。
つぶし麩
岩船麩を蒸気で蒸し、押しつぶしたもの。身が詰まっていて、通常の岩船麩とはまた違ったおいしさがあります。
岩船港で水揚げされた鮮魚が並ぶ「漁師市場」、新鮮な魚介を中心に提供する「漁師食堂」、地場の農産物・特産品を扱う「農産市場」の3つの施設で構成された直売所です。なんといっても新鮮で安い!
イベントも要チェック!
例年、GWには「さかな祭」、6月には「ヒラメフェスティバル」などが実施され、たくさんのお客様でにぎわいます。イベントでしか食べられないグルメもあるので、気になる方は要チェック!
夏は天然岩ガキ!
岩ガキの旬は夏! 「漁師市場」で殻付きを買うと、殻を割ってくれて、「漁師食堂」で食べることができます。
冬はズワイガニ!
天候等にも左右されますが、漁があった日には立派なズワイガニが並ぶことも。
ランチは「漁師食堂」で
新鮮な魚介を食べるなら、ぜひ「漁師食堂」でランチを。写真のフライ御膳は刺し身の盛り合わせと魚のフライが付いて、とてもボリューミー!
寺伝によると、大化年間(645~649)には感應寺という天台宗(真言宗とも)の寺で、石船神社の別当であったとのこと。天正元(1573)年5月、村上領主・本庄繁長侯が巖室文松大和尚を招いて開山し、寺号を諸上寺としました。
山門にハト
首に苔が生えていて、ちょっとフサフサしています。
手水舎にハト
こちらにもハトの飾り瓦。
鐘つき堂にハト
ちょっと分かりずらいですが、ハトの飾り瓦がのっています。