【新潟県村上市】江戸時代へGO★GO 城下町・村上を歩こう!
新潟【新潟県村上市】江戸時代へGO★GO 城下町・村上を歩こう!
かつては城下町として栄えた新潟県村上市。当時の面影が残る・感じられるスポットを巡る旅です。遥か遠い400年前に思いを馳せながら歩きましょう。
地元では「お城山」の愛称で親しまれている臥牛山(村上城跡)。築城年代は不明ですが、16世紀前期には城が存在していたものと考えられています。現在は、戦国時代に築かれた竪堀や虎口、江戸時代の石垣を見ることができます。
上ってみよう!
標高135メートルの臥牛山、ちょっと上るのに最適の山です。片道15~20分で山頂(天守跡)に到着。眺めもいいですよ。スニーカー等の歩きやすい靴で上りましょう。
山頂からの眺め
臥牛山山頂(天守跡)からは村上市街が一望できます。右手に三面川(みおもてがわ・鮭が遡上する川)、左手に瀬波温泉街、正面奥には日本海が望めます。
カタクリの名所
春はカタクリなどの山野草、桜の名所としても知られています。
村上大祭で引き回される、「おしゃぎり」と呼ばれる山車を常時4台(うち1台は展示用)展示していることから、「おしゃぎり会館」と呼ばれています。2階展示場には、村上藩歴代城主の資料や刀剣・甲冑などの歴史資料の展示を行っています。
絢爛豪華・村上大祭のおしゃぎり
2018年、「村上祭の屋台行事」が重要無形民俗文化財に指定されました。この屋台というのが「おしゃぎり」のこと。随所に彫刻を施し、漆が塗られたおしゃぎりは絢爛たる美しさ。ぜひご覧ください。
東日本では数少ない、中級武士の住宅を復原したもの。若林氏は村上藩で物頭(ものがしら)役150石で中級上位の家柄に属します。曲屋(まがりや)づくりの茅葺平屋建で、部屋割りも細かく、典型的な中級武家住宅の特色を今に伝えています。
皇太子殿下・皇太子妃 雅子様のご成婚を記念して造成された公園です。園内には、旧嵩岡家住宅・旧岩間家住宅・旧藤井家住宅の3棟の武家屋敷が一般無料公開されています。
旧嵩岡家住宅は、雅子妃殿下のご祖母・静様の父方の実家です
直屋・寄棟造りの住宅で、平成8(1996)年に現在の地へ移築復原されました。
旧岩間家住宅
東西方向に棟を持つ直屋・寄棟造りの茅葺き住宅で、平成7(1995)年に移築復原されました。建設当初は連棟式の長屋形式の住宅だったものを、安政5(1858)年に一戸建の武家住宅に大改造しています。
旧藤井家住宅
現存する直屋の武家屋敷としては最も大きく、解体調査時に嘉永3(1850)年の棟札が発見されました。城下絵図では重野兵馬の屋敷とあり、明治30年代に藤井氏が取得したものです。
村上に現存している武家住宅の中では、唯一玄関が妻側に位置する形態で、建築年代は幕末から明治にかけてと推定されています。平成8(1996)年に復原後、一般公開されています。毎週火曜日休館です。