美食天国マレーシアの古都マラッカを食べる
海外美食天国マレーシアの古都マラッカを食べる
2010〜2011年にかけてしばらく滞在していたマレーシアのマラッカ。今では「ただいま」と言って訪れることのできる唯一の国です。そんなマラッカの美味しいお店を紹介したいと思います。 日本ではあまり知られていないのですがマレーシアは美食天国です。それは多民族国家ならではの多様性が育んだ食生活だと私は感じます。マレーシアに行けばマレー料理、中華料理、インド料理、マレー・中華のミックスのニョニャ料理など日本人の口に合うとても美味しい数多くの料理を楽しむことができます。 この投稿には2018年3月と、2015年10月に訪問した際と、2010〜2011年ごろに滞在していたときの情報が混在しています。
マレーシアの朝と言ったら点心(Dim Sum)です。店員さんが色んな種類の点心を持ってテーブルに来るので好きな点心を取って食べます。(2018年3月撮影)
点心を選ぶ1
何を取ろうか目移りしてしまいます。
点心を選ぶ2
店員さんが持っている点心もまちまちです。
点心をいただく
個人的にはキャロットケーキ(大根餅)が好きです。写真手前左。
菊茶
菊の甘みが美味しい菊茶。点心に合います。
マラッカ名物「チキンライスボール」。マラッカのチキンライスの特徴は丸めたライスボールです。Jonker Walkにはチキンライスボールのお店が何軒かあるのですが、マラッカの友人のオススメはこの和記鶏飯團です。(2015年10月撮影)
チキンライス(ボールは無し)
マラッカ名物の「ライスボール」は食べるのが面倒(マラッカの友人談)なので普通のライスでチキンライスをいただきましたw。何度食べても美味しいです(2018年3月撮影)
店内
いつも行列ができていて繁盛しています。
外観
こんな感じです。
店の前の通り
通りの名はJonker Walk(Jonker Street)と言って有名な中華街です。
マラッカの友人オススメのお店。2015年に来たときは普通のローカルなお店だったけど、今はとてもきれいなお店に変わっていました。周辺も開発されている感があり変化を感じます。 前回ここで食べたチーズソースのビーフン(マラッカではミーフンと呼ぶ)が驚くほど美味しかったので、今回も食べに来ました。(2018年3月撮影)
チーズミーフン(Cheese Mee-hoon)
ここのチーズミーフンはめちゃくちゃ美味しい!濃厚なチーズソースに細いミーフンがとっても合います。
ヤムイモの料理(Yam Basket)
このヤム芋の料理も私の好きな食べ物のひとつ。サクサクな表面にヤムイモのしっとりとした食感がくせになるし、味も非常に美味しいです!
イカの天ぷらと野菜炒め
イカの天ぷらは「Sotong Goreng Tepung」と言い、野菜炒めは「四大天王」と言うちょっと大げさな名前w。
辛味が欲しい人はこちら
辛いものがそこまで得意じゃない人にはおすすめできないほど激辛です。
お店の外観
綺麗になっていました。
マレーシアに行ったら肉骨茶(バクテー)を食べたくて友人に連れて行ってもらいました。本当は近くの別のお店に行く予定が、そこのお店の食材が切れてしまったので食べれず近くにあったこのお店に行きました。ここも非常に美味しくて大満足でした♪ 友人曰くこの周辺は肉骨茶のお店が多いみたいです。(2018年3月撮影)
肉骨茶(バクテー)
薬膳スープですね。コクがあり癖になる味です。日本で食べれるお店が非常に少ないのが残念。 揚げパンを浸して食べたり、ご飯にスープをかけて食べたりすることをおすすめします。
鶏の足の甘辛煮
食べ慣れてないと見た目にびっくりするかもしれないけど非常に美味しい!それにコラーゲンもたっぷり!!骨が多いから食べるときに注意が必要だけど。
鶏の足
見た目にびっくりするかもしれないけど味は保証します。
メニュー
壁にメニューが張ってあるのでオーダーが楽ですね。値段がわからないけどw
お店の様子
お店を訪れたときはガラガラだったけど、帰る頃には満席になってました。
お店の外観
バクテー専門店です。
マレー系のフードコートです。知らなかったけど、ビールと豚料理が売ってなくて気づきました。(2018年3月撮影)
サテ(Satay)
マレーシアの焼き鳥のサテ。そのままでもイケるけど、甘辛いタレをつけて食べると更に美味しいです。
ライムジュースとキャロットジュース
暑いマレーシアはライムジュースのような程よい酸味のある飲み物が特に美味しく感じます。 キャロットジュースは人参とミルクで作ったジュース、これはこれで美味しいです。
マレー系の晩ごはん
イカの天ぷら(Sotong Goreng Tepung)、米麺の焼きそば(Kway Teow)、ご飯と鶏肉炒め(Nasi Goreng Ayam)。 Nasi Goreng Ayamは鶏肉入りチャーハンだと思ったら、ご飯と鶏肉炒めだったw。Sotong Goreng Tepungは美味しい!
テータレー(Teh Tarik)
マレーシアに来たらテータレー飲まなければ始まらないと言っていいほどメジャーな飲み物。とっても甘いミルクティーです。(もっと厳密な説明はできるのですが、そんなうんちくは不要かなとw)
フードコート内のお店のひとつ
食事系のマレー語はずいぶんと覚えたけど、それでもまだまだわからない言葉が多いです。
21時から1時まで営業しているのがこのワンタンミーのお店。マレーシアの日本とは違うシステムとしてこのような「この場所は何時から何時まで誰が使う」と決まっているところ。なので、上記時間帯以外に行くとワンタンミーは食べられず、別のお店(小さい屋台をイメージすると良いかなと)が別の料理を提供しています。(2018年3月撮影)
カリーミー
友人オススメのこのお店はワンタンミーとカリーミーの2種類の麺が食べられます。逆を言えばこの2種類以外はありません。
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マレーシアの朝食と言ったら?と質問をするといくつかの答えが返ってくると思います。そのひとつが先に上げた点心だし、ここ挙げるRoti CanaiとNasi Lemakもマレーシアの朝食でよく食べられる料理です。 この写真の料理はRoti Canai(プレーン)の中でもRoti Telur(卵入りRoti)と呼ばれています。他にもRoti Sardin(ツナ入りRoti)、Roti Pisang(バナナ入りRoti)など種類は豊富です。(2018年3月撮影)
ナシレマ(Nasi Lemak)とテータレー(Teh Tarik)
このお店にはNasi Lemakは置いていないけど、友人とお店の方のご好意で食べさせていただきました。 サンバルの辛味とココナッツで炊いたほんのり甘いお米が絶妙にマッチします!2010〜2011年頃は1RMだったけど、今では2RMになっているみたいですね。
お店の外観
朝から活気があってとても良いです。店員さんも親切だし。ただ、観光で行くには少し遠いですね。。。
ここはニョニャ料理のお店です。ニョニャ料理の特徴はマレーと中華の融合した少し辛めの料理で、とても美味しいです。 ニョニャとはマレー人と華僑(マレーシアでは華人といいます)の混血の女の子がニョニャ、男の子がババと呼ばれ、ババニョニャ文化を形成しています。(2015年10月撮影)
鶏肉料理
名前がわからないw。 マレーシアでは鶏肉料理が一番人気があります。その理由は宗教的に食べることを禁じられていないからです。多民族国家のマレーシアでは宗教も多様で、マレー系のイスラム教(豚がダメ)、インド系のヒンドゥー教(牛がダメ)、華人の仏教(厳格な人はベジタリアン)やキリスト教、そして土着の宗教など様々があり、そこで禁止されていない鶏肉が一番食べやすいからみたいです。
マレーシアのかき氷チェンドル(Cendol)
マレーシアに来たらぜひ食べていただきたいのがチェンドルです。チェンドルと言ったら緑色のゼリーが特徴ではじめ「これってなに?」って感じになると思いますが、グリーンビーンのゼリーです。濃厚なココナッツミルクのかき氷を堪能してください。
前回マラッカに遊びに来たときに友達に連れて行ってもらったお店。夜風を浴びながらのんびりと食事を楽しむのもマレーシアの楽しみ方のひとつかなと思います。(2015年10月撮影)
卵入りロティ(Roti Telur)
Rotiが食べることができるのはインド料理のお店です。
焼きそば(Mee Goreng)
Mee Gorengはインド料理のお店でも、マレー料理や中華料理のお店でも食べることができます。
ツナ入りRoti(Roti Sardin)
ツナとロティーの相性も良いです。
2010〜2011年頃の滞在してたときによく行っていたインド料理のお店。バナナリーフ(写真の料理)が美味しかった♪(2010〜2011年頃撮影)
ツナ入りロティ(Roti Sardin)
Roti Sardinは結構お腹にたまります。
バナナ入りロティ(Roti Pisang)
バナナ入りなだけあって甘いロティー、私は好きでした。
バナナリーフ ビリヤーニ1
バナナリーフのご飯が白米からビリヤーニになっただけですが、ビリヤーニも美味しいです。
バナナリーフ ビリヤーニ2
手で食べてみて思ったことは「想像以上に手が熱いw」。
インド料理屋のナシゴレン
美味しいけど、骨付き肉が入っているので気をつけないと骨を噛んで痛い思いします。
店内の様子
こんな感じ。オーダーするとお店の人が首を横に倒す仕草をするのですが、どういう意味だろうと思っていたら「インド人はOKのときに首を横に倒す」みたいです。なので、注文してOKという反応だったみたいです。
かつて滞在していたときに滞在先の近くだったこともありよく行ってました。いろんな料理が食べれるのでオススメです。写真は肉骨茶。(2010〜2011年頃撮影)
フードコートの様子
のんびり食事しながら会話に花を咲かすのがマレーシアスタイル。(勝手にそう思ってますw)
タイガービアー
マレーシアに滞在していたときから少しお酒が飲めるようになってきた気がします。
サテと・・・
もう一個の料理の名前忘れちゃったw
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マレーシアの超有名なチェーン店。私がマラッカに滞在していた2011年頃によく行っていたお店は潰れていたので、Dataran Pahlawanというショッピングモール内のお店をスポットにしていますが、マラッカ市内にも複数店舗があるのでどこでも同じクオリティのサービスを受けれると思います。(2010〜2011年頃撮影)
カヤジャムとバターのトースト(Kaya Butter Toast)
マレーシアの朝食と言ったらカヤトーストと言う人もいるぐらいの定番。サクサクの生地に甘いカヤジャムが合います。
アイスサンドとブラックコーヒー(Kopi O Kosong)
アイスをパンに挟むのってそれまで馴染みがなかったけど、食べてみたらなかなかイケる。おやつにどうぞ。 マレーシアでブラックコーヒー(ティーも同じ)を頼む場合はKopi O Kosongと言います。 Kopi:ミルクと砂糖入りコーヒー Kopi O:ミルク抜きで砂糖入りコーヒー Kopi O Kosong:ブラックコーヒー
名前はもう思い出せない。。。
メロンパンのようなパンにアイスが挟んであったような気がする。
フラッペもあります
マレーシアに行った際はオールドタウンコーヒー、おすすめです。
ここも以前滞在していたところから比較的近かったフードコートです。(2010〜2011年頃撮影)
結構好きでした
いろんな種類の食材があります。
好きな串を好きなように食べる
下にある2種類のタレに付けて食べます。適当に食べたら串の数で料金が計算されます。
クレイポット
クレイポットとは土鍋料理のことですね。
キャロットジュース
ミルクが少なめのキャロットジュースも好きです。
エファモサ(A Famosa)はマラッカガイドによると「1511年にマラッカ王朝を駆逐し植民地経営に乗り出した大航海時代の覇者「ポルトガル」によって建造されたファモサ要塞史跡。別名サンチャゴ砦とも呼ばれています。シンプルだが堅牢で、中世ヨーロッパのデザインを今に伝える貴重な建造物です。」とのこと。(2018年3月撮影)
エファモサの奥にある小高い丘にセントポール教会があります
大航海時代の名残を感じます。
正面
重厚な作りです。中世ヨーロッパの名残を残すからこそ世界遺産として価値が高いのでしょう。
非常に大きい木が生えています
何の木なんだろう?
人も涼める
日よけ、雨よけにもいいですね。(日差しが非常に強いので日にさらされていると本当に体力を奪われます、なので日よけは観光する上で大切です。またスコールも毎日のようにあるので、雨よけも大切になります。基本的に建物に避難しますが)
エファモサ(A Famousa)から小高い丘を登っていくとマラッカ海峡が一望できるセントポール教会にたどり着きます。そこにはザビエル像があります。(2018年3月撮影)
マラッカ海峡が一望できます
学校の授業でマラッカ海峡のことを習ったと思います。大航海時代のことや海賊のこととか。。。 社会人になり地政学など知ってくるとマラッカ海峡が日本にとってどれだけ意味を持つものなのか理解できるようになってきます。
セントポール教会内1
天井がないのですこし変な感じがしますが。。。丘の上なのに大きな教会だったんだなと。
セントポール教会内2
教会内部から外を望む。
マラッカで一番観光客が来るところじゃないかなと思います。「I LOVE MELAKA」のオブジェは以前来たときはなかった気がするが。。。スタダイス広場は観光客が多いからかトライショーのたまり場になってる気がしますw(2018年3月撮影)
赤い教会1(キリスト教会)
赤い教会はオランダ人が作ったキリスト教会。以前は無料で中に入れたと思うのですが、今回は入れなくなってました。
赤い教会2
正面よりこのような角度からの方が写真映えすると思うのは私だけでしょうか。。。
赤い時計台
色が統一されているのもいいですね。
スタダイス広場の様子
手前に見えるのがトライショーです。夜になると非常に鮮やかな電飾で光出しますw
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スタダイスは博物館ですね。マラッカの歴史を学ぶにはちょうどよいところです。今回マラッカの友人と行って「マラッカの歴史には興味無いの?植民地だったことについて何か思うことってあるの?」と聞いたら「興味ないし、過去のことだから自分とは関係ない」と。相互理解に大切なことは未来志向の前向きな関係が大切なんだなと感じました。 ※あくまで私の友人の意見です、他の人の意見は私は知りません (良い写真がなかったので2010年頃撮影したものを使ってます)
スルタン(イスラム教国の君主)
1262年〜1511年までがイスラム王国。
日本の陶磁器
16世紀ごろ日本で作られた陶磁器がマラッカの博物館にあるなんて面白いなと。
日本政府発行のドル紙幣
大東亜戦争を戦っている最中なのにどうしてドルなんだろう?円でよかったんじゃないか?と思ってしまいいます。
植民地支配者の変遷
マラッカの歴史はざっくりと、以下のようになります。 1396年マラッカ王国成立 1511年ポルトガルの植民地となる 1641年オランダの植民地となる 1824年イギリスの植民地となる 1941年日本の植民地となる 1945年再びイギリスの植民地となる 1957年マラヤ連邦として独立 1963年マレーシア連邦成立
Jonker Walkはいつきてもにぎわっています。夜は歩くのが大変なぐらい人が多い。。。というか以前よりも露天が道路の内側に出てきているように感じるのは私だけ?(2018年3月撮影)
通りの様子
観光客も多く、非常ににぎわっています。ランタンもいいですね♪
Jonker Walkの入り口
スタダイス広場から橋を渡ったところ。
雰囲気はこんな感じ
雰囲気はこんな感じです。