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白を貴重とした作品を制作し続けた画家ロバート・ライマン展覧会が東京で開催!

2018年3月24日(土) 〜 2018年5月19日(土)

ポイント!
  • フォーガス・マカフリーが東京スペースのオープニングとしてロバート・ライマン展覧会開催
  • 繊細かつ雄大な絵画のひとつひとつに探求を重ねたライマンの作品に注目!
  • 自身の作品は「リアリスト」と宣言したライマンの白を貴重とした作品も展示

ファーガス・マカフリーは、東京スペースのオープニングとして、現代アメリカ美術を代表する作家、ロバート・ライマンの展覧会を開催。本展では、1961年から2003年までに作成され、ライマンの長きにわたる創作活動の全容を概観する11の絵画作品を、2018年3月24日(土)から5月19日(土)まで展示。

繊細で精巧でありながら超越的な作品

(図1) 無題 (1961). 油彩、油彩、ブリストル紙 22.7 x 22.9 cm
(図1) 無題 (1961). 油彩、油彩、ブリストル紙 22.7 x 22.9 cm

ライマン作品は、繊細と同時に雄大で、精巧でありながら超越的であると形容される。本展ではライマンの哲学的でプロセスに基づいた制作アプローチと、 中西夏之、李禹煥、河原温等、同年代の日本人作家の制作アプローチがいかに共鳴するかを追求した。中西と同様、ライマンは自身が使用するミディアムの本質的な属性を追及し、様々な形式と技術の試みを通して、「絵画」のまばゆく瞑想的な特性を探る。このようなアプローチは実験を重ねることで成立しますが、決して偶然の出来事に依存しているわけではない。ライマンは形態、環境、素材、表面の間にある微妙な相互関係を探るため、精密で秩序だった探求を行うのだ。

ライマンの絵画表現

ライマンは一貫して白を基調とした作品を制作し続け、自身の作品は錯覚を試みない故に「リアリスト」だと宣言したことは広く知られている。「“何”を描くかは全く問題ではない。“いかに”描くか、それだけが問題だ。」というのは自身の創作に言及した有名な言葉である。

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

日本人作家と共鳴する部分があるとされるライマン氏の作品は注目ですね。休日はギャラリー巡りで感性を鍛えましょう♪

開催場所

イベント情報

ロバート・ライマン 展覧会

開催期間

2018年3月24日(土) 〜 5月19日(土)

写真一覧

  • (図1) 無題 (1961). 油彩、油彩、ブリストル紙 22.7 x 22.9 cm