開催エリア周辺から回収した廃食油を利用し、100％エネルギーの地産地消を実現したイルミネーション「目黒川みんなのイルミネーション2018」が、2018年11月9日(金) 〜 2019年1月6日(日)の期間、開催される。

“ひと・企業・地域”が一体となることで鮮やかに体現される“みんなのイルミネーション”は、都内で唯一の市民アクションによるイルミネーションとして、新しく生まれ変わる街への愛着や誇りを育み、地域の絆が醸成される取り組みとして、2018年も“冬の桜®”を咲かせることとなった。
2018年も品川区との同時開催により、約40万個の桜色LEDで冬の桜®を楽しめる。目黒川沿いの歩道に彩られたイルミネーションは、山手線内側最大規模となる両岸合計の総延長が約2.2kmにもなり、目黒川の水面に美しい煌めきを映し出してくれるだろう。

街に対する地域住民の愛着や誇りを持つキッカケとなることを願い始まった「目黒川みんなのイルミネーション」は、地域のご家庭や飲食店から集めた廃食油をリサイクルし、電力に活用する「100%エネルギーの地産地消」のイルミネーションとして、街の“絆”を育む、冬の風物詩となりつつある。2017年度は、近隣マンションや飲食店など全12ヶ所から、約5,500リットルの廃食油を回収し、会場に設置した発電機により全電力をまかなった。2018年度も、近隣から回収した廃食油をバイオディーゼル燃料にリサイクルし、100%自家発電でイルミネーションを点灯させる。

”インスタ映え“な冬のお花見スポット「ガーデンイグルー」2018年も登場！

2017年に好評だった冬の桜®のお花見スポット、ドイツ生まれのアウトドアドーム「ガーデンイグルー」が2018年も登場。寒い冬に天候を気にせずゆったりと冬の桜®のお花見ができるよう、内装の異なる3基のガーデンイグルーを設置。直径3.6m、高さ2.2m、広さ10㎡とのんびりくつろげるサイズで、雨や風にも強いため、天候を気にせず公園内で冬の桜®を楽しめるようになっている。

設置期間

2018年11月22日(木) 〜 12月26日(水)予定
※品川区立五反田ふれあい水辺広場にて

開催エリアマップ

海外メディアも注目する「100%エネルギーの地産地消」

2018年で9回目を迎える“冬の桜®”だが、この「100%エネルギーの地産地消」から生まれるイルミネーションは、2017年度は海外メディアにも複数取り上げられ、中国や韓国の他、イギリスの番組などでも「目黒川みんなのイルミネーション」が放送された。
また、毎年イタリアで開催される国際的なデザインコンペティションである『A‘ Design Award 2017』 で「目黒川みんなのイルミネーション」が銀賞を受賞した。

「A’ Design Award & Competition」 について

A' Design Award & Competitionは、最高のデザイン、デザインコンセプト、製品、サービスを選ぶ世界最大のデザインコンペティション。優秀で良質なデザインの実践、原則に対する認識をつくるために設立された。
A’ Design Award & Competitionの目標は、人類に利益をもたらす、より優れた商品・サービスを生み出す、世界中のデザイナー、会社、ブランドのインセンティブを構築すること。付加価値、優れた操作性、新機能、優れた意匠、優れた効率性、改良された持続可能性と驚くべきパフォーマンスを提供するプロジェクトを生み出す世界中のデザイナーとブランドに注目し、後押ししている。

都内唯一！地域の力を電力に代える市民参加型イルミネーション

街の景観資源を生かした、新しい冬の風物詩「目黒川みんなのイルミネーション」は、この街に対する市民の愛着や誇りをもつキッカケとなることを願い始められた。地域のご家庭や飲食店からいただいた廃食油をリサイクルし、電力に活用する取り組みも、都内で唯一、廃食油の「回収・再生・利用」という市民参加のアクションによって「エネルギーの地産地消」を実現するイルミネーションとして注目を集め、オリジナリティあるイルミネーションとして認知が広がっている。
このように、ひと・企業・地域、そして自治体が一体となることで鮮やかに体現される“みんなのイルミネーション”は、大崎・五反田エリアに集う人々に、地元への愛着や誇りを育み、より地域の絆が醸成される取り組みとなっている。

バイオディーゼル燃料とは?

1．大気汚染の原因となる硫黄酸化物がほとんど発生しない
2．黒煙も軽油の半分以下
3．地球に優しい再生可能エネルギー