今も多くのファンを魅了している大人気少女漫画家『萩尾望都SF原画展』開催
2018年7月14日(土) 〜 2018年9月9日(日)
- 1970年代の少女漫画黄金期を築いた一人
- 日本の少女漫画史におけるSFの黎明期を担った漫画家
- 貴重な約400点のSF原画が大集合
『萩尾望都SF原画展』宇宙にあそび、異世界にはばたく
1969年に『ルルとミミ』でデビュー以降、『ポーの一族』や『トーマの心臓』など不朽の名作を生み、幅広いジャンルを手掛けてきた萩尾望都(はぎお・もと)。大島弓子など同時期に人気を集めた漫画家らとともに「花の24年組」と呼ばれ、1970年代の少女漫画黄金期を築いた。そうした中で1975年に発表された『11人いる!』は、従来の少女漫画では例をみない本格的SF作品として、その華麗なる登場が当時の漫画界に衝撃を与えた。以後、『百億の昼と千億の夜』(原作:光瀬龍)、『スター・レッド』、『マージナル』、『銀の三角』、『バルバラ異界』などの名作を世に送り出し、今も多くのファンを魅了している。本展覧会では、日本の少女漫画史におけるSFの黎明期を担った萩尾望都のカラーイラストレーション、コミック生原稿など、約400点のSF原画が大集合。惑星に魅入られた奇跡の漫画家・萩尾望都が描きだした星々が煌(きらめ)く、夢の展示空間が実現する。
萩尾望都(はぎお・もと)プロフィール
1949年、福岡県大牟田市生まれ。1969年『ルルとミミ』でデビューする。
SF界では、星雲賞コミック部門で3度もの栄冠(1980年に『スター・レッド』、1983年に『銀の三角』、1985年に『X+Y』で受賞)という金字塔を打ち建て、2006年には『バルバラ異界』で日本SF大賞を受賞。また2012年に少女漫画家としては初めて紫綬褒章を受章している。
主な賞歴
1976年 第21回小学館漫画賞を受賞。(『ポーの一族』『11人いる!』)
1997年 第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞。(『残酷な神が支配する』)
2006年 第27回日本SF大賞を受賞。(『バルバラ異界』)
2010年 米コミックコンベンション・インクポット賞(Inkpot Award)受賞。
2011年 第40回日本漫画協会賞・文部科学大臣賞受賞。
2012年 紫綬褒章を受章。
2017年 朝日賞を受賞。
開催期間中の特別イベント
夏休みイラストワークショップ「オリジナルキャラを描こう」
自分だけのオリジナルキャラクターを描く。
講師:藤倉美緒(挿絵作家)
日時:7月28日(土) 14:00 〜15:30
会場:高崎市南公民館
定員:20名(小学生以上・予約先着順)
申込み:高崎市美術館(027-324-6125)にて、7月3日(火)午前10時より電話受付中。
夏休みひょうたんワークショップ「オリジナルキャラに変身」
ひょうたんにオリジナルキャラクターを描く。
講師:なかの ひろか(アーティスト)
日時:7月29日(日) 14:00 〜15:30
会場:高崎市南公民館
定員:20名(小学生以上・先着順)
申込み:高崎市美術館(027-324-6125)にて、7月3日(火)午前10時より電話受付中。
ホリデー編集部からのコメント
数々の賞を受賞してきた萩尾望都先生の原画が見られるなんて貴重ですね!
開催場所
イベント情報
萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく
開催期間
2018 年 7 月 14 日(土)~9 月 9 日(日)
休館日
7/17(火)・23(月)・30(月)・8/6(月)・13(月)・20(月)・27(月)・9/3(月)
開催時間
午前 10 時~午後 6 時(入館は午後 5 時 30 分まで)
金曜日のみ午後 8 時まで(入館は午後 7 時 30 分まで)
料金
一般 600(500)円 大高生 300(250)円
*( )内は 20 名以上の団体割引料金
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および
付き添いの方 1 名、65 歳以上の方、中学生以下は無料となります。
問い合わせ先
TEL 027-324-6125