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デザインの面白さを体感できる企画展「デザインあ展 in TOKYO」開催

2018年7月19日(木) 〜 2018年10月18日(木)

ポイント!
  • 前回22万人を動員した人気展覧会がパワーアップして再登場
  • "デザインの面白さ"を伝え、"デザイン的な視点と感性"を育む番組のコンセプトを体感
  • 子どもから大人まで楽しめる体験型展覧会

「みる」、「考える」、「つくる」―その豊かさを体感する。よりよい未来を築いていくにはどうすればよいか?世界が複雑に絡み合いながらかつてないスピードで動いていくいま、問題を解決する答えは一つではない。
しかし、わたしたち一人ひとりが、身の回りに意識を向け(みる)、そこにどのような問題があるかを探り出し(考える)、よりよい状況をうみだす(つくる)という一連の思考力と感性を持って世界をみわたすことができたら、さまざまな課題を解決し豊かさを生みだすヒントを見出せるかもしれない。
 NHK Eテレ「デザインあ」は、この思考力と感性、すなわち「デザインマインド」を、多彩な映像表現をもちいて伝えてきた。本展は、そんな番組のコンセプトをインタラクティブに体感できる展覧会だ。
 2013年の前回展から作品を新たにし、身のまわりにあるモノ・コトから概念までテーマを掘り下げる。日本科学未来館の展覧会では、デザインマインドが科学技術のプロセスにも通じる、未来の社会を形作る重要な手段だと感じることができるだろう。

番組「デザインあ」について

すべてのデザインは、物事の本質をしっかりと見出し、そこに工夫を加えることで、さらなる使いやすさ、美しさ、心地良さを実現することを目的としている。「デザインあ」は、私たちの身の回りに当たり前に存在しているモノをこうした「デザイン」の視点から徹底的に見つめ直し、斬新な映像手法と音楽で表現。こどもたちに「デザインの面白さ」を伝え、「デザイン的な視点と感性」 を育む一歩となることをめざしている。

「デザインあ」NHK Eテレ

毎週土曜 午前7:00〜7:15 / BS プレミアム 毎週木曜 午前11:15〜11:30

「デザインあ 5分版」NHKEテレ

月曜〜金曜 午前7:25〜7:30 木曜 午後5:40〜5:45

展覧会について

A 観察のへや

身のまわりにあるモノ・コトから、「お弁当」「容器」「マーク」「なまえ」「からだ」の 5 つのテーマを取りあげる。それぞれのテーマが、デザインによってどのようにわたしたちとつながっているのか、「みる」「考える」「つくる」という 3 つのステップで展示。

観察のへや ©SATOSHI ASAKAWA
観察のへや ©SATOSHI ASAKAWA

「梅干しのきもち」 パーフェクトロン

「梅干しのきもち」 パーフェクトロン ©SATOSHI ASAKAWA
「梅干しのきもち」 パーフェクトロン ©SATOSHI ASAKAWA

大きな箱に開いたあなに顔を入れてみよう。 梅干しのきもちが分かるかもしれない。

「マークだけの群れ」 岡崎智弘

「マークだけの群れ」 岡崎智弘 ©SATOSHI ASAKAWA
「マークだけの群れ」 岡崎智弘 ©SATOSHI ASAKAWA

みのまわりにたくさんあるマーク。どこに、どんなふうに使われているのか、観察する。

「抽象度のオブジェ」岡崎智弘+スタンド・ストーンズ

「抽象度のオブジェ」 岡崎智弘+スタンド・ストーンズ ©SATOSHI ASAKAWA
「抽象度のオブジェ」 岡崎智弘+スタンド・ストーンズ ©SATOSHI ASAKAWA

マークは、シンプルないろとかたちでできている。 抽象化の度合いによって、伝わり方がどうちがうのかを観察する。

「器のモンタージュ」 plaplax

「器のモンタージュ」 plaplax ©SATOSHI ASAKAWA
「器のモンタージュ」 plaplax ©SATOSHI ASAKAWA

パーツをくみあわせて、いろいろな容器をつくってみよう。

B 体感のへや

番組オリジナルソングや音楽とぴったりシンクロする映像が、展示室の四方の壁面いっぱいに映し出される。360°取り囲む映像と音で、デザインを体感することができる。

「ガマンぎりぎりライン」 柴田大平

「ガマンぎりぎりライン」 柴田大平 ©SATOSHI ASAKAWA
「ガマンぎりぎりライン」 柴田大平 ©SATOSHI ASAKAWA

C 概念のへや

「くうかん」「じかん」「しくみ」の、3 つのテーマで構成されている。 場、時のながれ、人のうごきを、わたしたちはどのようにデザインを通して感じているのか、体験型作品や、「 デザインあ展」ならではの展示を準備している。

「みんなの「あ」」 投稿作品

みんなの「あ」 ©SATOSHI ASAKAWA
みんなの「あ」 ©SATOSHI ASAKAWA

会場であなたらしい「あ」をデザインして投稿しよう!展覧会ディレクターや参加作家に「おもしろい!」と選ばれた作品は、順次展示される。「特別におもしろい!」とされた作品は、番組「デザインあ」で放送される可能性も。

ディレクターズメッセージ 

総合ディレクター 佐藤卓 グラフィックデザイナー/「デザインあ」総合指導

人のあらゆる営みに、デザインは欠かせません。政治・行政・経済・医療・福祉・科学・芸術・教育・地域の活動、そして日常あたりまえの生活にも、デザインとかかわりのない物事は何一つありません。つまりこどもの時からのデザイン教育が、実はとても大切なのです。そのような想いで始まったデザイン教育番組「デザインあ」を、身体と共に体験してもらえるのが「デザインあ展」です。2013年に開催した実験的な「あ展」を、さらに発展させた今回の「デザインあ展」にも、新たな試みがいっぱい詰まっています。ぜひご来場いただき、全身で体感していただきたいと思います。

プロフィール

1979 年東京藝術大学デザイン科卒業、1981 年同大学院修了、株式会社電通を経て、1984 年 佐藤卓デザイン事務所設立。「ニッカ・ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」などの商品デザイン、「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢 21 世紀美術館」、「国立科学博物館」、「全国高校野球選手権大会」 等のシンボルマークを手掛ける。
また、NHK E テレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」の総合指導、21_21 DESIGN SIGHT 館長およびディレクターを務めるなど多岐にわたって活動。著書に、「クジラは潮を吹いていた。」(DNP アートコミュニケーションズ)や「JOMONESE」(美術出版社)、「塑する 思考」(新潮社)など。

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

前回の展覧会は、今まで見てきたどの展覧会より面白かったです!前回見れなかった人はぜひ、行ってみて下さい〜!

開催場所

イベント情報

企画展「デザインあ展 in TOKYO」

開催期間

2018年7月19日(木) 〜 10月18日(木)

休館日

9月4日(火)、11日(火)、18日(火)、25日(火)、10月2日(火)、9日(火)、16日(火)

開館時間

10:00〜17:00
※入場は閉館時間の30分前まで。
ただし、土曜日、祝前日(9月16日(日)、9月23日(日)、10月7日(日))、8月10日(金) 〜 18日(土) は20:00まで開館、常設展は17:00に終了

料金

入場料

大人(19 歳以上):1,600円(1,400円)
中人(小学生〜18歳以下):1,000円 (800円)
小人(3歳〜小学生未満):500円(400円)
※ ( )内は前売り、8名以上の団体料金
※常設展も鑑賞可能
※ドームシアターは別料金(要予約)
※2歳以下は無料、障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
※前売券の販売は、7月18日(水)まで
※会場の混雑状況により入場整理券の配布、または入場を規制する場合あり。

問い合わせ先

03-5777-8600(ハローダイヤル)

主催者

日本科学未来館、NHK、NHKエデュケーショナル、NHKプロモーション

オフィシャルサイト

写真一覧

  • 観察のへや ©SATOSHI ASAKAWA
  • 「梅干しのきもち」 パーフェクトロン ©SATOSHI ASAKAWA
  • 「マークだけの群れ」 岡崎智弘 ©SATOSHI ASAKAWA
  • 「抽象度のオブジェ」 岡崎智弘+スタンド・ストーンズ ©SATOSHI ASAKAWA
  • 「器のモンタージュ」 plaplax ©SATOSHI ASAKAWA
  • 「ガマンぎりぎりライン」 柴田大平 ©SATOSHI ASAKAWA
  • みんなの「あ」 ©SATOSHI ASAKAWA