展覧会開催!英国王エドワード8世『王冠をかけた恋ウィンザー公爵夫妻特別ジュエリー展』
2018年6月14日(木) 〜 2018年6月20日(水)
- 王位を捨て、愛する女性との結婚を選んだウィンザー公爵
- ウィンザー公爵が女性に贈った豪華な宝石から、思い出のクロスまで
- 英国骨董宝飾店による『アンティークジュエリー逸品展』も同時開催
GINZASIX5階にあるアートギャラリー、Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)にて、2018年6月14日(木)から6月20日(水)まで、『王冠をかけた恋 ウィンザー公爵夫妻特別ジュエリー展』が開催される。
また会場では、英国骨董宝飾店「ボンド・ストリート」による『ボンド・ストリート アンティークジュエリー逸品展』を同時開催。
私たちが知らなかった素晴らしい恋の物語
時は1936年 英国王冠をかけた恋
今から82年前、私たちが知らなかった素晴らしい恋の物語は、時を経て20世紀最大のロマンスとして語り継がれる物語となった。
「愛する女性の助けと支持なくしては王位を全うし得ない・・・」
1936年12月11日(金)、英国王エドワード8世はラジオを通して英国民に対し退位声明を発表。
離婚歴がありその時、人妻であったアメリカ人女性、ウォリス・シンプソン夫人との叶うはずのない禁断の恋。
英国王室、首相から「王冠をとるか、愛をとるか」と迫られたエドワード8世は、自らの王位を捨てウォリスとの結婚を選択した。
ウォリスの亡くなった翌年の1987年、ウォリスが臨終の日まで肌身離さず愛でたという宝石コレクションがサザビーズの競売にかけられ、華やかな話題となった。
王位は放棄したものの一度は英国王だったウィンザー公爵が買い与えた宝石の数々がオークションにかけられ、収益はパリのパスツール研究所に寄付された。
残されたジュエリーの中には、豪華な宝石だけではなく、二人の楽しいデートや旅行の思い出を刻んだウィンザー公爵の愛情とユーモアを感じられる小さなクロスなどがたくさん残されていたという。
そのコレクションの一部が今回展示される。
宝石が敷き詰められたコンパクトとリップスティックケース
コンパクトの表にはルビーなどのカラフルな宝石83石を敷き詰め、裏側には赤と青のエナメルで4度にわたる休暇旅行の軌跡が彫り込まれている。
1936年のクリスマスプレゼント。
(1987年~2000年まで、ロンドンのヴィクトリアン&アルバート博物館に展示)
アールグロリューの6月以降の展示スケジュール
6月21日 〜 6月27日
ダイアナ妃が愛した画家 ロバート・ハインデル展
6月28日 〜 7月4日
現代の印象派 ギィ・デサップ展
7月5日 〜 7月11日
春画の世界展 Ukiyo-e Shunga
※予定
※最終日は午後6時閉場
ホリデー編集部からのコメント
王位を捨ててまで結ばれたかった女性に贈られた宝石や宝飾品の数々には、素敵な思い出がたくさん詰まっているのですね。そういった背景も知ったうえで展示を見ると、より輝いてみえるような気がします。
開催場所
イベント情報
王冠をかけた恋 ウィンザー公爵夫妻特別ジュエリー展
開催期間
2018年6月14日(木) 〜 6月20日(水)