平野 二郎國臣の銅像
福岡県福岡市中央区西公園10-2
平野二郎國臣は、西郷隆盛が月照と錦江湾に入水し自殺した際に、西郷を助けた人物の一人。
西郷隆盛は、斉彬死後、京都での工作に失敗し、幕府から逮捕命令が出された勤王僧・月照を薩摩へ逃そうとするが、薩摩藩情が一変して難航。
平野二郎國臣は月照たちと筑前で合流し、11月に鹿児島。
薩摩藩庁は西郷に月照を幕吏へ引き渡すべく、日向国への連行を命じる。暗に斬れという命令。
西郷は月照、平野二郎國臣とともに錦江湾に船を出し、前途を悲観して月照とともに入水してしまう。月照は水死するが、西郷は平野二郎國臣らに助け上げられた。その後、西郷は奄美大島の牢獄へ、そして平野二郎國臣は薩摩を追放された。