シドモア桜
神奈川県横浜市中区元町1丁目シドモア桜という名称の由来となった米国出身のエリザ・R・シドモア氏とは著書「日本・人力車旅情(Jinrikisha Days in Japan)」など紀行作家として活躍。
1885年、来日し人力車で各地を訪ねた。
日本の文化や風俗を「日本・人力車旅情」として出版。
米国で日本の桜並木の素晴らしさを再現したいと、ワシントン市のポトマック河畔に桜並木の整備を提案。
1912年、世界的化学者で実業家の高峰譲吉氏の尽力もあり、東京市から桜の苗木が寄贈、船「阿波丸」は横浜港から出航。
シドモア氏はスイスで没後、横浜の外国人墓地に埋葬。
1991年、ポトマック河畔から里帰りした桜が墓の傍らに植樹。