初代安田善次郎
富山県富山市宝町1丁目3-11838年、富山藩下級武士(足軽)の安田善悦の子として生まれた。
1858年、江戸で玩具屋・鰹節屋兼両替商で奉公。
独立後、乾物と両替を商う安田商店を開業。
後に、安田銀行(富士銀行(後のみずほフィナンシャルグループ)、損保会社(損害保険ジャパン日本興亜)、生保会社(明治安田生命保険)、東京建物等を設立。
北海道初の私鉄である釧路鉄道(本社は安田銀行本店)を敷設、硫黄鉱山開発や硫黄の輸送及び加工のための蒸気機関の燃料調達を目的に、釧路炭田(太平洋興発の前身)を開発。
北米への硫黄輸出のため、釧路港を特別輸出港に指定させて根室銀行を設立したことで、魚場集落であった釧路は道東最大の都市へと発展。