狭~く深~く♪紅葉を楽しむ京都、東福寺
京都五山の一つ、古い歴史を誇る東福寺は、京都駅から近い場所にあります。 広い敷地に整然とお堂が並ぶ禅宗寺院ですが、京都の寺院の中ではちょっと地味な存在かも…。 でも、この東福寺が一番注目を浴びるのが、紅葉の時期なのです。 境内は紅葉の名所として古くから知られ、”通天橋のもみじ”は有名です。 そして、周辺にたくさんある塔頭寺院も、美しいお庭が輝くようなもみじに彩られます。 また期間限定でお茶席やお食事どころが登場…。印象に残る紅葉スポットがいっぱい…。 この時期だけ特別公開しているお寺もいろいろあり、見逃せません。 今日は、東福寺と東福寺塔頭寺院だけに的を絞り、狭~く、深~く紅葉を楽しむ東福寺をご案内します。 例年、紅葉の見ごろは11月下旬です。おまけとして周辺のお店もご紹介します。
栗棘庵(期間限定公開)
東福寺塔頭の一つ、栗棘庵(りっきょくあん)は普段非公開ですが、紅葉の期間中、お寺の中に日本料理のお店”高澤”がオープン。お食事をすると、お寺の中に入ることができます。 本堂のお庭の紅葉が眺められる席に案内されました。 メニューは”もみじ弁当”だけです。 お庭のすばらしい紅葉を眺めながらお食事をしました。
東光寺(期間限定公開)
東福寺塔頭の一つ、東光寺は普段は非公開ですが、紅葉の期間中、お茶席がオープン。 鐘を鳴らして本堂に入り、お抹茶席へ…。 ここは穴場中の穴場です…! 東福寺が一番賑わう紅葉の最盛期、私が訪れた時には奇跡的に貸切状態でした。お昼頃がねらい目かもしれません。 お庭の紅葉を一人じめ、静かなひと時を過ごすことができました。
ログイン