弁慶と牛若丸が出会った清水・五条
まいどまいど!
和菓子・どら焼きの生みの親としても知られる武蔵坊弁慶。
どら焼きは、国民的人気漫画・アニメ「ドラえもん(藤子・F・不二雄の代表作)」の主人公でネコ型ロボット・ドラえもんの大好物としても知られ、根強い人気を誇ってまんな。
そもそも、弁慶が振舞ったとされる元祖・どら焼きは、小麦粉を水で溶いて薄く伸ばしたものを熱した銅鑼に引き、丸く焼いた生地であんこを包んだものであるといい、かつての弁慶(幼名・鬼若)は相当の甘いもの好きやったのかもしれまへんな。
そんな弁慶と牛若丸が出会ったのは平安時代の頃。
一説によると、弁慶は当初、比叡山に住んでいたが、かなりの乱暴で播磨の書写山圓教寺の堂を炎上させてしまう。
「京で千本の太刀を奪う」とする計画を立て、日々、道行く人を襲っては太刀を奪っていた。
やがて999本となり、五条大橋で笛を吹きながら歩く牛若丸(源義経)と出会う。
弁慶は太刀を奪おうとすると義経は身軽に欄干を飛び交い、返り討ちに遭う。
弁慶は降参し、家来となったという伝説も。
そんな伝説の舞台ともなった五条大橋。
そんな歴史に浪漫を感じつつ、まちをぶらりと歩いてみることにしまひょ。