“キング・オブ・深夜バス”で福岡へ
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の舞台として注目を集めている福岡。
彼の地と東京の間を14時間かけて走破する夜行高速バスがあります。
その名は“キング・オブ・深夜バス”はかた号。
国内最長クラスの運行距離を誇るこのバスに乗りたくて、6月末に福岡ヘ行きました。
利用したのが平日だったので幸いにも閑散料金で利用できましたが、繁忙料金になると一気に値が上がります。
しかし、あくまでも“バス旅”を楽しむことが目的なら納得できる料金かと思えます。
LCCが成田と福岡を5000円で結ぶ今、決してコスパの高い交通機関とはいえないのですが。
にもかかわらず利用者が絶えないのは、単なる交通機関ではないからでしょう。
暗闇の中、長距離を走り続ける“ロマン”を乗客は買っているのかも知れません。