見頃の花々を堪能できるスポット
笠石海浜公園
沖永良部島にある、見る角度により奇岩が「笠」に似ているという事から、命名された公園です。島最大の砂浜周辺にはキャンプ場、エラブユリの形をしたシンボルタワーの展望台などがあります。4月下旬~5月中旬にかけて咲き誇る百合は壮観です。白や黄色など色とりどりの百合は、一帯に優しく甘い香りを放っています。
柏原(かしわばる)海岸(ルーピン)
志布志湾を一望できる日南海岸国定公園の南端にある「柏原海岸」。春の見どころは、長さ約1kmのルーピン畑。4月頃、町花「ルーピン」が辺り一面を黄色に染めます。「ルーピン祭り」も開催されます。
かのやばら園
8ヘクタールの敷地に約50,000株のばらが植えられている、日本最大級のばら園です。王族や貴族の名前がついたばらを集めた「ロイヤルガーデン」やさまざまな香りのばらがある「香りのガーデン」などテーマごとに分けられています。毎年春と秋の2シーズンの開花に合わせて「ばら祭り」が開催されます。期間中は、週末を中心に多彩なイベント・体験・展示などが実施されます。
一度は見ておきたい伝統行事
串木野浜競馬大会
いちき串木野市の「照島海岸」で開催される、全国で唯一の浜競馬です。海岸の約150mを使用して実施されます。ポニー、輓馬(農耕馬)のレースでは、海に飛び込む馬や砂丘に乗り上げる馬などユーモラスなレースが展開されます。また、サラブレッド(軽種馬)のレースでは、風のように駆け抜ける華麗な走りを見ることができます。他では見ることのできない砂浜でのレース、多くの見物客で賑わいます。
種子島豊満神社 御田植祭
種子島の「宝満神社」で開催される伝統行事です。古くから伝わる赤米の苗を、神田に植えて豊作を祈願します。最後に直会(なおらい)があり、前年に収穫された赤米の握り飯などが供されます。これを食べると、1年間無病息災に過ごすことができると言われています。国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
志布志お釈迦まつり
志布志地区で江戸時代から行われている伝統行事で、お釈迦様の誕生をお祝いする祭りです。現在は4月29日の祝日に本祭が行われ、花嫁を乗せた「シャンシャン馬」や「踊り連パレード」などが見もので、多くの市民や観光客で賑わいます。県内外から毎年10万人以上が集まる県内屈指の大祭です。また、宝満寺内にある釈迦像に「甘茶」を歳の数だけかけて洗い清め、1年の無病息災を願います。
旬のそら豆スイーツ
(有)岡村商店
指宿は、そら豆の生産量が全国でもトップクラス。春が旬の指宿産そら豆を100%使用して作った手作りアイスクリーム「そら豆アイス」。コクがあるのにさっぱりとした甘みが後をひきます。また、そら豆は、タンパク質、ビタミン、カリウム、鉄などをバランスよく含んだ栄養価の高い嬉しい野菜です。さつまいもの甘みで仕上げた大地の恵み豊かな「そら豆 ポタージュ」もあります。
ケーキハウス アンデルセン
指宿市にある「ケーキハウス アンデルセン」は、甘い香りが漂い、色鮮やかなケーキが並ぶ、地元にも人気の洋菓子店です。鮮やかな緑色が印象的な「そら豆モンブラン」は、カスタードクリームとのコラボが相性バツグン。そら豆ペーストが入ったマドレーヌも販売以来、好評です。
小田屋
県内に7店舗展開している菓子店です。小田屋の「そらっち」は、スポンジに包まれた特製の「そら豆餡」が甘すぎず食べやすいまんじゅうです。そら豆の食感も残っていて、老若男女問わず人気です。鹿児島土産としても喜ばれます。鹿児島名物で定番の「かるかん饅頭」も人気です。