蒲原夜之雪記念碑

蒲原宿浮世絵

蒲原宿

学生時代、この浮世絵は現地を知らない広重が描いた空想の絵だと教わった。何故なら、この地に雪が降る事はないからだという。しかし、江戸時代はプチ氷河期であることを今の私たちは知っている。現存する江戸時代の日記に隅田川が2度ほど凍ったことが記されている。大阪でも淀川が凍っている。イギリスではテームズ川が凍り、多くのヨーロッパの川が凍っている。そのころ、蒲原に雪が降るのは自然なことである。