Rock! Rock! Rock! ~石神さまと温泉三昧(1泊2日 路線バスの旅)
島根Rock! Rock! Rock! ~石神さまと温泉三昧(1泊2日 路線バスの旅)
出雲地域には『石神』『磐座』と呼ばれ、信仰の対象となった巨岩が数多く残っています。そして、近くには温泉が湧いているのです。大地のパワーを全身にチャージしちゃいましょう! 宍道湖東地域から南岸の石神さんと日帰り温泉のハシゴをしながら、バスと電車を使って1泊2日で巡るプランをご紹介します。島根半島側からスタートして宍道湖南岸がゴール。タイミングが合えば宍道湖に沈む夕陽が見られるかも!(⚠️石神さまは、集落から離れた場所にあります。人気の無い寂しい道を通る場合もありますので、絶対に女子一人では行かないように!!) では、朝8時30分!松江駅を出発です! ※料金は降りる時に支払います。 🚌 8:30 「JR松江駅」発 一畑バス [51 恵曇]行き ⑥番乗場
🚌 9:05「鹿島支所前」下車 (運賃:580円) バス停から徒歩5分 本殿の後ろの山腹を登ったところに大岩があります。 境内の案内板によると、「御祭神の『磐坂日子命』が国土開拓のため、お国巡りの際の腰掛の岩と傳へられています」とあります。 本殿の裏から登りやすいように石段が整備されています。 (所要時間:30分) 🚌 9:57 「鹿島支所前」発 鹿島コミュニティバス[右まわり]
参道
松江市役所鹿島支所の裏手にある民家の間の鳥居が神社の目印。 ※漁港の近くにも恵曇神社があるので、間違えないように注意してくださいね。
🚌 10:07 「鹿島ふれあい館」下車(運賃:200円) バス停からスグ 塩分を含んだ無色透明なお湯。塩分が肌を含んだ保護するため「熱の湯」ともいわれています。岩風呂、檜風呂があり休日、平日問わず多くの人で賑わっています。(烏の行水♨️20分) 営業時間 10:00〜21:00 休館日 木曜日 料金(大人)410円 🚌 10:39 「鹿島ふれあい館」発 一畑バス [松江駅・メッセ]行き 🚌●土日運休 12:38 「鹿島ふれあい館」発 一畑バス [松江駅・メッセ]行き
多久食堂
御津や加賀など近くの港で採れた魚介や島根の食材を使った定食屋さん。 車で行く人は、少し早いお昼ご飯を食べても良いかも。
神名火山を眺める
鹿島ふれあい館のバス停からは 『出雲国風土記』に神が坐す山として、カンナビ山の一つとして記載された「朝日山」がきれいに見えます。麓に拡がるのは講武平野。
🚌 10:49 「西の谷入口」下車 (運賃:270円) バス停から徒歩約15分 バス停から北側の谷の奥を目指します。 神社の近くは森に囲まれ、小川も流れています。神社に向かう石段の周りにも岩がゴロゴロしています。水の音と木々の緑。ここだけ別の時間が流れているようです。 鳥居をくぐった左手にある大岩が石神さんだといわれています。(所要時間:15分) ※帰りはバスの時間待ちが長いので、さらに松江駅よりの「東生馬」まで歩きます。(西の谷入口バス停から徒歩約12分) 🚌 11:44「東生馬」発 一畑バス[松江駅・メッセ]行き
狛犬が!
境内には、とにかく狛犬が沢山あります。よく見ると本殿の軒下にも。
🚌 12:58「千本」下車 (運賃:400円) 徒歩約12分 石段を登った境内から右手の山の斜面に横たわる、長さ2m程の大きさの大岩がご神体です。大国主命を祀ったものといわれ、現在は忌部神社の境外摂社としてお祭りをされています。 (所要時間:30分) ☆復路はバスを「乃木駅」で乗換。玉造温泉へ☆ 🚌 14:20「千本」発 一畑バス [松江駅・メッセ]行き 🚌 14:32「乃木駅」下車(運賃:280円) ★乗換★ 🚌14:46「乃木駅」発 一畑バス[61 玉造温泉]行き
(目印)道沿いの鳥居
バス停前の忌部郵便局を少し松江駅よりに戻って、ガソリンスタンド横の道を西に向かって道なりに歩きます。 最初の三叉路は左に、次の三叉路は右に曲がって山裾をあるくと道沿いに鳥居があります。 鳥居をくぐって石段を登ります。
小さな石神さん
ご神体の石神さんに寄り添うように小さな石神さんも祀られています。
🚌15:02「姫湯広場」下車(運賃:400円) 徒歩2分 玉造温泉を流れる玉湯川にある足湯。川岸が整備され、川に直接足を浸けられるので、朝から酷使した足の疲れを癒してください。
玉造温泉 ゆーゆ
時間に余裕のある方、車でいらっしゃる方は、是非、日帰り温泉「ゆーゆ」で玉造温泉のお湯を堪能してください。
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【2日目】 🚌7:54「姫湯広場」発 一畑バス[松江しんじ湖温泉]行き 🚌8:02「玉造温泉駅入口」下車(運賃:190円) ★JRに乗換★ 🚃8:08 普通「宍道」行き 🚃8:22 「宍道」下車(運賃:240円) ★コミュニティーバスに乗換★ 🚌8:42 「宍道駅」発 中央線[宍道支所]行き 🚌8:58 「女夫岩入口」下車(運賃:200円) ※JRの踏切を渡り、桜ヶ丘団地入口の看板を右に。坂道を登ると中央家畜市場の敷地に出ます。その道を左に200m程。 (徒歩約20分) 「出雲国風土記登場地」の石碑が目印。そこから整備された山道を登ると、2つの巨石が目の前に現れます。
女夫岩
地元では、「女夫岩さん」と呼ばれています。周辺の発掘調査によって古代の祭祀に使用されたと考えられる古墳時代中・後期頃の土師器、須恵器片などが多数出土し、遅くとも5世紀中頃に遡る巨石に関わる祭祀遺跡であることが確認されています。
中央家畜家畜市場から才の集落へ
☆次のバスまで時間があるので、山を下って佐為神社へ。 🚶島根中央家畜市場の前の道路を通り、農道に近い方の分かれ道を左に曲がって道を下っていく。(ちょっと寂しい道)次の三叉路を左に。山陰自動車道の下(トンネル)をくぐると佐為神社の鳥居右に出ます。(徒歩約15分)
『出雲国風土記』に記載の神社。長い石段を登った先には随神門があります。宮司さんはいつもはいらっしゃいませんが、氏子さん達が周囲を綺麗に掃き清められていて、清浄な空気が漂います。
杉林の参道
とにかく、鳥居から参道の雰囲気がなんとも言えない!言葉にできないので、是非訪ねて感じてください。
才バス停
☆復路 🚶「才」バス停(宍道町白石)まで徒歩15分 ※高速バスのバス停手前にあります。 🚌11:33「才」発 コミュニティーバス[健康センター]行き(このバスで次の石宮神社へ)
🚌11:55「下倉入口」下車(運賃:200円) 石宮神社の前を通りバス停に到着。来た道を引き返します。(徒歩3分) 道路に面した鳥居の左右に大岩があり、奈良時代に編纂された『出雲国風土記』に宍道の名の由来『猪石(ししいわ』として載っています。 鳥居の両脇にある猪石は、オオナモチノミコトが追った猪であるといわれています。
ご神体「犬石」が間近に!
拝殿のすぐ後ろに柵に囲まれて犬型の石があります。この石は、オオナモチノミコトが猪猟りをされた時、猪を追った猟犬が石に化したものと伝えられ、霊石として石宮神社の御神体となっています。 社に納められることなく自然な姿で祀られています。
「下倉入口」バス停
写真では分かりにくいですが、見落としてしまうくらい看板が低い 。(女夫岩入口も)そして、後ろの小屋も小さく、まるで小人用?かと思うほど。 ☆復路 🚌12:36「下倉入口」発 コミュニティーバス[宍道支所]行き
🚌12:45「宍道駅」下車(運賃:200円) 宍道駅から宍道湖に向かって真っすぐ約300m(徒歩3分) ☆日曜営業 ☆ランチ 11:30~15:30 次のバスまで移動の時間を考えても50分ほどです。少し時間がありますね、駅から近くて割と遅くまでランチやってる😆しかも!日曜営業♪ お腹が満たされた後は、今回最後の温泉に出発です♨️ 🚌13:45「宍道駅」発 コミュニティーバス[和名佐]行き
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🚌14:19「健康センター前」下車(運賃:200円) 降りてすぐ 健康センター、診療所、B&G海洋センターなどの施設が健康センターとして併設。道路を隔てて来待川が流れ、大森の湯の風情は正に湯治場。檜風呂・岩風呂・露天風呂があり、疲労回復に効果があるそうです。 営業時間 10:00〜21:30 休館日 火曜日 料金(大人)410円 やっと時間が取れます♨️ゆっくり1日の疲れを癒してください。 🚌15:50「健康センター前」発 コミュニティーバス[宍道支所]行き
いろり茶屋
お風呂から上がったら隣にある「いろり茶屋」で小腹を満たしましょう。ご飯ものから出雲そば、うどんまで選り取り見取り。 ※7月~9月までは茅葺き屋根の修理のため、大森の湯の和室で営業です。
🚌16:10「宍道駅」下車 (運賃:200円) お疲れさまでした~。宍道湖東南の石神さまめぐり満喫して頂けましたか?最後は何度も通過している宍道駅。 今年6月から運行しているトワイライトエクスプレス“瑞風”の停車駅で、6月初めにリニューアルされました。 ☆松江駅までの電車時刻~①~ 🚃16:24「宍道駅」発 特急スーパーおき4号[鳥取行](運賃:1,070円) 電車)16:48「松江駅」着 ☆松江駅までの電車時刻~②~ 🚃16:55「宍道駅」発 普通電車[米子行](運賃:320円) 🚃17:16「松江駅」着