東長寺
福岡県福岡市博多区御供所町2-4真言宗九州教団の拠点寺院(別格本山)である。
九州八十八カ所第一番霊場。
九州三十六不動尊結願霊場。
九州二十四地蔵尊第二十二番霊場。
山号は南岳山。
806年、空海(弘法大師)が唐での修業の後に帰国し、博多滞在の折に密教東漸を祈願して建立。
永禄・天正の兵火に焼け、荒廃。
福岡藩2代目藩主の黒田忠之が諸堂宇を再興させ菩提所とした。
江戸時代、太田万歳楼によって六角堂が建立。
扉には聖福寺の僧・仙厓和尚などの自筆書画が刻まれている。
1992年、大仏殿に安置されている日本最大級の福岡大仏が完成。
高さ約10m、重さ30t。
檜造の釈迦如来坐像で、人間の煩悩の数(百八とされる)にちなむ。