【初心者向き】船上山 鱒返しの滝&船上神社・奥の院を目指して♪
鳥取【初心者向き】船上山 鱒返しの滝&船上神社・奥の院を目指して♪
平安時代の初期ごろ(約1,200年前)から山岳仏教が栄え、大山、美徳(三徳)山とともに伯耆三嶺とよばれた、修験道の零場 船上山。溶岩壁が露出した“屏風岩”など険しい表情を見せる一方で、615mの標高は、登山・散策初心者にも安心して登ることができる山です。船上山には3つの滝があり、鱒返しの滝までは、他に比べて初心者向きで、気軽に散策が出来ます♪鱒返しの滝を折り返し戻ってきた後は、一旦『東坂登山道』に車で移動し、頂上・船上神社・奥の院を目指します。今回は、昨年 琴浦町観光協会で行われた散策の写真とあわせ、紹介したいと思います♪(紹介のため、古い写真も含みます・・・スミマセン;)
鱒返しの滝は勝田川支流にあり、大山隠岐国立公園の特別地域内にあります。 鱒返し滝橋から滝見台まで約15分程です。途中道が狭いところもありますので、注意してください。 鱒返しの滝の上端は、広いテラスのようになっており、一枚岩渓谷と呼ばれる渓谷が広がっています。 写真撮影などを考慮し、滞在も含め往復1時間を予定していました♪ ■登山入り口へのアクセス 船上ダムを左手に道沿いを走ると【鱒返滝橋】が見えてきます。『鱒返しの滝入り口』の看板と2台分の駐車場がございますので、駐車場をご利用ください。 ※2台分しかございませんので、満車の場合は申し訳ありませんが、橋の手前のスペースに止めてください。
この日は小学生(2年生)も参加♪
この日のコースは、下記の予定で散策しました。 ◎9:50 (車)赤碕駅出発 ◎10:15~11:15 鱒返しの滝 ◎11:20~12:20 船上山頂上・休憩舎(昼食)・行宮碑 ◎12:20~13:20 船上神社・奥の院 ◎13:20~14:50 西坂(下山開始)→ 森林鉄道跡 ◎14:50~15:20 東坂登山口より車移動 ◎15:20 赤碕駅着
山野草植物の宝庫!!
雨上がりの散策となりましたので、ヤマアジサイが色鮮やかにみずみずしく咲いていました。 --------------------------- ★お願い 散策・登山のマナー・良識ですので、心無い行い(採取等)はご遠慮ください。 見て、写真を撮って、思い出のみをお持ち帰りいただきますよう、お願い致します。 ---------------------------
★紅葉★鱒返しの滝
紅葉時期も大変美しい滝です♪
船上山東側の山腹一帯にわったって約100万年前に形成された溶岩壁。幅約600m。 屏風岩下の斜面は3年に一度、山焼きが行われます。 (写真を撮影した2014年はちょうどその年にあたり、4月に山焼きを行っています。散策を行った6月22日は斜面が青々と茂った草で緑が濃く感じられました。)
千丈滝《雄滝(おんだき)・雌滝(めんだき)》
(雄滝)・・・落差109mの勢いで流れ落ちる様は豪快。 (雌滝)・・・落差90mで断崖をすべり流れる様は優美。
雄滝(おんだき)
豪快さが際立つ『雄滝』。
雌滝(めんだき)
優雅さが美しい『雌滝』。
千丈のぞき
スリル満点!!屏風岩の絶壁の突端 !! 高所恐怖症を克服したら、チャレンジしてみたいと思います・・・。
万本桜公園さくら祭り
毎年4月下旬には行われるお祭。 開催時期は、八重桜の満開をむかえ、会場が一層華やかになります♪
鱒返しの滝を散策した後、東坂登山道より頂上を目指します!
屏風岩を横目に。
ひたすら上を目指します!!
しばし休憩。
船上山 屏風岩を眺めながら、休憩。 濃い緑が、清々しい気持ちにさせてくれます♪
神聖な森林浴スポット
霧がかかった林道は、神聖な雰囲気をかもし出しています。 自然のミストを浴びながら、先に進みます♪
後醍醐天皇が船上山行在の際、野立てをされたといわれる場所 です。記念碑が建てられています。
■船上神社の創建 明治になり神仏習合が禁止され、明治11年(1876)の神仏判然令により、船上山山所権現社の本尊等を山下の法蔵院に戻し、奥ノ院のご神体を権現社に移して、船上神社とした。 奥ノ院は船上神社の奥の院となり、後醍醐天皇などが祭られている。 昭和9年(1934)には現在の本殿が造営された。 現在の拝殿は戦後、正道館の講堂を移築したもの。
船上神社 奥の院
威厳のある奥の宮へ参拝。
昭和30年頃まで使われた森林鉄道軌道跡。 山野草植物を楽しみながら、ゆっくりと歩きました♪
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スタート地点の東坂登山道入り口に無事到着しました♪ ★初心者向きとご紹介させていただきましたが、気の緩みやふととしたことで事故や怪我につながる場合もございます。飲酒後の散策や登山、体調が優れない場合や突然の悪天候に見舞われた場合など、ご自身の判断で散策、登山の中止をご英断ください。