天空の茶畑が静かな人気スポットに
岐阜天空の茶畑が静かな人気スポットに
天空シリーズの元祖はご存知ペルーのマチュピチュなのですが、似たようなシチュエーションだとして「竹田城」がクローズアップされ、今まさに岐阜にもマチュピチュがあるというスポットが出現しました。ご当地では一通り取材が入ったため、モネの池ほどではありませんが知名度がそれなりにあります。今回は「天空の茶畑」を中心とし、その周辺の人気スポットを少々強引な水増し的ではありますが紹介していこうかと思います。
この場所が天空の茶畑と呼ばれる理由はまさに山の上に茶畑が浮かんで見えるというこの眺め。実際この茶畑まで行くまでに細い山道をクネクネと随分上る必要があります。ここで注意ですが、この周辺の道はせいぜい軽トラ用の道で、すれ違い困難な箇所もあります。3ナンバーの方はもう少し控えめに走りましょう。 この他の写真等はこちらから→
揖斐茶の産地です
この辺りの気候が茶作りにあってるのでしょうね、周囲一面茶畑になっています。
茶は数回に渡り収穫します
茶は1番最初の新茶の収穫後、何回に分けて収穫されます。
誰かが「天空」を使ってる
碑を見るとその中に既に「天空」という表現が使われているのです。ということで、ここは「天空の茶畑」になったのでした。
特産品は「お茶」です。
現地は駐車場代も入場料も何も無いばかりか道を整備し杖も無償で貸してくれます。現地の特産品は「お茶」ですから。ということでよろしく。
天空の茶畑の姿を見るためには展望台まで歩く必要があります。その路はありがたいことに地元の方が整備され、途中まではとても歩きやすくなっています。ところが、最後の100メートルは道というより山の斜面をよじ登るような感じになります。ヒールは無理だろうなぁ、水は持参した方がいいです。
ここから先が問題の道
ここまでは誰でも楽勝なんですよ。簡単だと思った貴方、甘いです。距離は短いですが此処から先が要注意なんです。
足を踏み外さないように
既に完全な山道です。全体に傾斜していますから慌てないように。
最後はよじ登るように上がります
ここまでくれば展望台まであと一歩です。フェンスは一切ありません。くれぐれも落ちないように。
展望台はAとBがあります
どう違うのかと思ったら、すぐ近くでした。人気が出て人が増えたので展望台を増設したのではないでしょうか。
すぐ近くにある入浴施設。残念ながら温泉ではありません。しかしここの特徴は本格的な「薬草湯」。何を隠そうこの辺りは薬草が特産品なのです。薬草湯にのんびり浸かって疲れを取りましょう。
この辺りのお茶は一般に「揖斐茶」と呼ばれ、産地は点在してます。その中でも池田山の東側に展開する辺りに茶畑が拡がっているあたりの広域農道はちょっとした知る人ぞ知るドライブコース。
天空の茶畑がある山の隣の山。地元では知らない人は居ない夜景スポット。その中にパラグライダーの離陸する場所があり、そのあたりからは岐阜市街を見渡せるのです。麓にはヌル系の温泉があります。
揖斐の粕川をずっと上流へ行くと国見スキー場があり、その先に国見峠があります。峠からは普段見れない伊吹山の北側を眺めることが出来ます。
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天空の茶畑に向かう粕川の下流部、揖斐川と合流する手前にオートキャンプ場があります。ここは無料なので夏になるとキャンプはもちろんのことBBQの連中がどっと押し寄せる、やはり地元では知る人ぞ知る人気スポット。
案外整備された芝生
この芝生に車を乗り入れてキャンプします。基本的に早い者勝ちなのでいい場所はお早めに。
揖斐と言えば揖斐峡という程有名な観光地。夏の時期は釣りとBBQ,秋になると紅葉というスポット。
この辺り、鮎料理を提供しているやなが多く存在しますが、川口やなは観光やなが設置され、運がいいと本当にあゆが跳ねます。鮎料理を頂くというより気軽にあゆを食べるという雰囲気がいいんです。
いったい誰が名付けたのか「恋のつり橋」が存在します。ごくふつーの橋なのですが、渡った向こう側に「何か」があるようです。一体何があるのかは実際に渡って確認して下さい。