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京都、”美人祈願”&”写経体験”のお寺、泉涌寺へ

京都、”美人祈願”&”写経体験”のお寺、泉涌寺へ

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京都、”美人祈願”&”写経体験”のお寺、泉涌寺へ

京都、泉涌寺は皇室ゆかりの格式あるお寺。京都駅から車なら10分程度の場所にありながら、山のふもとで緑豊か、静かな環境のところにある京都の穴場スポットです。”観光の寺”より、”お参りの寺”のイメージが強く、”美人祈願”の楊貴妃観音と、雲龍院の”写経体験”で知られています。でも、泉涌寺の魅力はそれだけではありません。御所の御殿を移した御座所の襖絵、庭園なども見ごたえありますし、宝物館の絵画作品も見逃せません。また、西国15番観音霊場の札所、今熊野観音寺や、閑静な庭園、茶室ものある来迎院もあります。お参り&ご利益スポットもたくさんある泉涌寺。今日は山内の5つのお寺をご紹介します。泉涌寺本坊と雲龍院はたっぷり時間をとって、楽しいお参りを…!おまけとして、周辺のお店も紹介します。

  • 江戸時代を中心とした皇室のお墓のあるお寺です。とても美しい観音さま、楊貴妃観音さまは、”美人祈願”で知られています。以前は秘仏でしたが、昭和31年から参拝者のために一般公開されるようになったそうです。大門をくぐってすぐの観音堂においでです。境内は広く、仏殿、御座所など、立派な建物が並んでいます。宝物殿もぜひ立ち寄って…。全部お参り&ゆっくり拝観で1時間半ぐらい見ておくといいです。

    • ”美人祈願”の楊貴妃観音

      絶世の美女、楊貴妃をかたどって作られた聖観音菩薩です。観音様の慈悲と、楊貴妃の美しさがミックスされたお姿…。まさに”美人祈願”にぴったりの仏様です。美人祈願のお守りもあります。縁結びのご利益も期待できるとか…。

    • 仏殿には狩野派の傑作が…!

      仏殿には狩野派の傑作が…!

      大門から参道を進むと、低いところに仏殿が…。江戸時代の建物で重要文化財です。天井には狩野探幽の龍の絵が描かれています。お堂の後ろにも探幽の大きな白衣観音が描かれています。

    • ゴージャスな御座所

      御所にあった御里御殿を移築したもの。建物の内部を拝観することができます。それぞれの部屋には雅やかな障壁画があります。中でも”玉座の間”の障壁画が華麗です。

    • 御座所の庭園

      御座所の庭園

      御座所の周囲には江戸時代に作庭された庭園が広がっています。紅葉の素晴らしさで知られていますが、新緑の季節もお勧めです。緑豊かな庭の水辺には水鳥の姿もあり、眺めていると心癒されます。

    • 心照殿(宝物館)

      心照殿(宝物館)

      絵画、彫刻、古文書など泉涌寺の貴重な寺宝を展示。泉涌寺と関係深い後水尾天皇を描いた掛け軸を現在展示中…。江戸初期、朝廷を抑えつけた徳川幕府に頑固に抵抗し、子供の数が多く、長寿だったパワフルな(?)天皇ですが、そんな感じする…?

    • 日本最大級の涅槃図

      お釈迦様の入滅の時期、(毎年3月14日~16日)仏殿で涅槃会が行われ、涅槃図が掲げられます。お釈迦様の死を悲しむ様子が描かれています。泉涌寺の涅槃図は、日本最大級のものだそうです。

  • 仏様を拝むと同じご利益がある…といわれる写経。”写経体験”のできるお寺です。南北朝時代からの伝統があり、今に続いています。江戸時代始めに後水尾天皇により、写経会に必要な道具一式の寄付があり、盛大に写経会が行われるようになったとか…。それから、”写経の寺”として知られるようになり、今でも後水尾天皇からプレゼントされた机を使って、写経ができます。写経の後はお抹茶の接待も…。所要時間は、拝観とお抹茶タイムで30分。写経体験は、それプラス60分ぐらいです。写経体験は、予約不要、拝観とお抹茶接待が付いて、1人1500円でした。

    • 写経体験、まずお清めです

      写経体験、まずお清めです

      写経の前に、ちょっとしたお浄めの儀式が…。丁字を口に含み、口を清めます。そして、塗香。手にお香を塗って手を清めます。最後に頭に聖水を注いで、心を清めます。それから写経…と進みます。

    • 写経体験、文字は朱色…!

      写経体験、文字は朱色…!

      机に向かって写経をスタート。半紙に薄く書かれた文字を、朱色の墨でなぞっていきます。最後に、必ずお願いごとを書き添えて…!お願いごとは、”心願成就”でも、”先祖供養”でも、”美人祈願”でも…!住所、氏名も記入してお納めしましょう。

    • お疲れ様、お抹茶タイムです

      お疲れ様、お抹茶タイムです

      写経の後は、いくつかあるお部屋のうち好きなお部屋で、お抹茶の接待があります。お菓子は”皇月”の名付けられた、わらび餅風のお菓子。苔の緑も鮮やかなお庭を眺めながら、くつろぎのひと時を過ごしました。

    • ”瞑想石”と”なぞなぞの掛け軸”

      ”瞑想石”と”なぞなぞの掛け軸”

      美しいお庭を眺められるお部屋の一つに椅子が置かれ、”瞑想石”がありました。お庭に向かって椅子に座り、足元にある瞑想石に土踏まずをのせて、リラックスタイム。このお部屋には、”なぞなぞの掛け軸”もあるのでぜひ、チャレンジを…!

    • れんげの間の雪見障子

      れんげの間の雪見障子

      雪見障子の四角いガラスごしにお庭を見ると、4枚の絵を眺めるような感じです。1つ目は椿の絵、2つ目は灯篭の絵、3つ目は楓の絵、4つ目は松の絵が…!

    • 龍華殿でお参りを…!

      龍華殿でお参りを…!

      重要文化財の本堂です。こけら葺きの格調高い建物で、本尊は薬師如来さま。日光、月光菩薩さまも一緒お祀りされています。机が並べられ、写経体験はここで行われます。

    • 走り大黒天

      台所には大黒さまがお祀りされています。この表情を見て…!とても人間的なお顔をされた仏さまです。大黒さまは耳が遠いので、鐘を鳴らしてお呼びして、大きな声でお願いごとを伝えるといいそうです。でも、お願いごとを大きな声で…!は、ちょっと恥ずかしいかも…?

  • 泉涌寺塔頭の来迎院は、うっそうとした樹木に囲まれたいつも静かなお寺です。江戸時代、大石内蔵助が討ち入り前にここに隠れ住んでいたそうで、遺品も残されています。茶室とお庭が美しく、お座敷でお抹茶をいただくこともできます。大石内蔵助が討ち入りの成功を祈願した勝軍地蔵は、本堂に安置されていますが非公開です。

    • 荒神堂は安産のご利益が…!

      荒神堂は安産のご利益が…!

      弘法大師が感得した荒神さまを祀ったのが来迎院の始まりだそうです。その後衰退しましたが、戦国時代、前田利家が再興したそうです。朝廷からも安産の祈願所として、厚く信仰されました。

    • 祈願の御石

      祈願の御石

      来迎院では、白い平らな石にマジックペンでお願いごとを書きます。お大師さまの像の周りを3回回り、前にある石碑の梵字に石を当て祈念します。その後、お大師さんの横に石をお納めすると願い事が叶うとか…。

    • 大石内蔵助ゆかりの庭園、茶室

      大石内蔵助ゆかりの庭園、茶室

      ”含翆庭”というこじんまりした庭と茶室がありました。大石内蔵助が、弘法大師ゆかりの名水が湧き出ているのを知って茶室を建立し、茶を楽しんだそうです。実はここで討ち入りの策を練り、同士と密会していたとか…。

  • 来迎院の近くにある、西国33所めぐりの15番札所です。弘法大師が建立し、本尊は大師が熊野権現から授かったという十一面観音です。開運厄除けの寺として、お参りの人で賑わっています。”ぼけ封じ”の霊験もあらたかだとか…!

    • 本堂

      本堂

      弘法大師が熊野権現と出会ったという伝説の聖地です。建物は江戸時代のもの。本尊は、十一面観音さまですが、秘仏で直接拝むことはできません。代わりに同じ姿の御前立さまが立たれていますので、お願いごとを伝えましょう。

    • ぼけ封じ観音

      ぼけ封じ観音

      弘法大師をお祀りしている大師堂の前には、”ぼけ封じ観音”が建立されています。心や体のぼけを取り除いて下さるとか…。お身代わりの石仏に願いをこめて奉納します。

  • 泉涌寺塔頭です。本堂には高さ10メートルの本尊、釈迦如来像が安置されています。後水尾天皇がこのご本尊を厚く信仰され、ご本尊のお蔭で難を逃れられた話が伝えられています。後水尾天皇が85才まで長生きできたのも、お釈迦様のご利益かも…。「悪いことがあっても身代わりになって下さる。」「首から上の病気やのどの病気がよくなる。」と、信仰されています。「観光寺院ではなく、お参りのお寺などで、拝観料はありません。お参りする時は、おろうそくとお線香をお供え下さい。」とのこと。おろうそくとお線香は、それぞれ50円です。

    • 天皇の身代わりになったお釈迦様

      後水尾天皇が即位争いに巻き込まれ、暗殺者に襲われた時、ご本尊釈迦如来さまが身代わりになったと伝えられています。実際、ご本尊の首のあたりに血が流れているような跡があるとか…。

    • ちゃーひー

      ちゃーひー

      戒光寺で面白いお土産を売っていました。コーヒー豆入りのほうじ茶です。コーヒーインストラクターと日本茶アドバイザーのコラボによる新しい感覚の飲み物。日本茶のような、コーヒーのような不思議な味と香りでした。

  • 泉涌寺の近くにあるお茶と抹茶スイーツのお店です。 抹茶チョコレート”古都の恋心”はお土産にお勧めです。店内は喫茶コーナーもあります。

    • 古都の恋心

      古都の恋心

      宇治の抹茶とベルギー産チョコレートを材料とした、抹茶生チョコレートです。チョコレートの甘さに抹茶のほろ苦さがプラスされ、京都らしい上品な味が生まれました。

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  • 泉涌寺の近くにあるお菓子屋さん、”赤飯万寿”で知られています。お店の創業50周年を記念して創作したのが、この赤飯万寿だそうです。お土産にも、お祝いにも…!

  • 香煎で知られている祇園の老舗「原了郭」の京都駅店です。300年の歴史を誇る香煎の他、オリジナルのスパイスを使ったカレーもあります。カフェコーナーで、ヒレカツのカレーを注文。テーブルにはいろいろなスパイスが用意され、自分だけの味を作ることもできます。お店の方のおススメは、黒七味だそうです。う~ん。ここだけでしか味わえないカレーかも…。

フォトレポ1件
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庭園は紅葉が見頃です。近くで陶器展もやっていました。

大阪lover
大阪lover

15/11/22

ヒロニャン
フォトレポありがとうございます。私は、京博で琳派見てました

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