【2時間プラン】新潟県内野町で暮らしと自分を見つめるまったり旅
新潟【2時間プラン】新潟県内野町で暮らしと自分を見つめるまったり旅
新潟県新潟市の内野町ー観光地でもなく、山でも海でもない、どこにでもありそうな小さな町。 けれどもここには、1日、いやたとえ2時間だけ滞在するようなよそ者にも、扉を開いて日々の暮らしを垣間見せてくれる場所がいくつもあります。 小さなふつうの町が見せてくれる日常には、どこか自分自身とも向き合える余白があるような気がして。 県外の方なら新潟に来たついでに2時間の空きがあれば、県内の方なら休日の午後にでも、すぐに実行できる小さなおさんぽプラン。 1人で、もしくはじっくり話したい人と二人で、内野を歩いてみませんか。
内野駅前の十字路の縦横に続く商店街の一角にある老舗のお米屋さん。 2015年4月より県外から3人の女性がこのお米屋さんと共に活動するべく内野町に移り住んで「つながる米屋コメタク」を始めた場所でもある。 お米屋さんの昔ながらの営みやそこに融合する若い人たちの小さな思いを感じたいなら、ぜひ飯塚商店へ。内野駅から徒歩で行ける。
つながる米屋
コメタクが飯塚商店の一部を改装して作ったイベントスペース兼事務所。木曜日から土曜日までの13~17時に主にオープンしている。
お米を買う
飯塚商店はお米屋さんなので、もちろんお米が買える。もし社長の一智さんがいれば、あなたの出身地や好みを聞いて合うお米を選んでくれるかも…?発送もできるのでお土産や贈答にも。
内野駅前商店街の一角にある、老舗のお菓子屋さん。ガラス窓に張られたショートケーキの顔はめの絵が目印。優しい奥さんが出迎えてくれる。 11月~3月まで売っている大判焼きは格別のおいしさで1つ120円。おすすめはうぐいすあん。ぜひここで買ってまちあるきのおともに。
内野町には各番町に神社がある。そのひとつがこの静田神社で、川の真ん中の三角州のような面白い場所にある。松月堂で買った大判焼きをもって川沿いを歩き、ぜひこちらの神社に行ってもらいたい。どこか不思議な落ち着きがあって、一人でも二人でもやすらげる場所である。
新川沿い並木道
静田神社に行くまでに通る新川沿いは、春は桜がきれいだし、それ以外でも気持ちよい散歩コースとなる。 新川沿いの家たちもなんとも言えない良い雰囲気。
温泉か銭湯に入れば、たいてい良い旅になる(と勝手に思っている)。ここ内野町にも老舗の銭湯があって、7のつく日以外は営業している。 あまり大きくはないけれど、番頭のおばちゃんや木でできたロッカー、熱すぎるお湯やホースのないシャワーなど、どこか懐かしい銭湯で、癒されること間違いなし。
新潟のおいしいものと言えば…海産物!!内野町にも、素敵な海産物屋さんがある。 駅から徒歩30秒。帰りの電車時刻の30分前に駅にむかってここでお土産を買って帰るのはどうだろうか。 若い人を全力で応援してくれる、なんでも作ってみる店長が積み重ねてきた商品は本当にどれもおいしいものばかり。お酒のおともやごはんのおとも、明日からの味噌汁のだしに、新潟のほんものの味を買って帰りませんか。