笠岡の市街地で、一人静かに上質な文化を楽しむ旅
岡山笠岡の市街地で、一人静かに上質な文化を楽しむ旅
静かに作品鑑賞できる美術館を巡り、実はすごい笠岡の文化施設を体験するツアーです。 ※散策施設は2か所、移動手段は徒歩でも可能で、約2.5時間の滞在プログラムです。
小野竹喬は、1889年(明治22年) 岡山県笠岡市の西本町に生まれます。晩年日本画壇の重鎮として活躍し、1976年(昭和51年)には文化勲章を受章、国から芸術家として認められた証でもある芸術院会員にもなりました。 その作品の数々を収める美術館として、1982年(昭和53年)に開館。作品及び資料のみならず、交流のあった作家の紹介も熱心に行っており、竹内栖鳳や土田麦僊など日本画の大家の作品も企画展などで目にすることが出来ます。 鑑賞者が比較的少ないこの美術館。竹喬の作品の素朴な静謐さと相まって、静かに上質な芸術鑑賞を楽しみたい方には特におすすめです。近所のワコーミュージアムと併せてご覧ください
展示空間の様子です
カーペットも敷き詰められ、足音も気になりません。
竹喬の作品です(展示替えがあります)
日本画という、鉱物などを砕いて作られた絵具を用いて描かれた、笠岡の空気感も感じさせる穏やかな画面が特徴です。
笠岡グランドホテルの中にあり、小野竹喬、平山郁夫、平櫛田中、奥田元宋等の日本画・洋画・彫刻・陶芸・書の大家の作品から、郷土で活躍する作家の作品まで3フロアにわたって無料公開されている、何とも太っ腹な美術館です。 こちらも比較的鑑賞者が少なく、落ち付いた時間をお過ごしいただけます。竹喬美術館と併せて、笠岡の上質な文化資源をお楽しみください。
笠岡グランドホテル外観
この建物の中にあります!無料駐車場もあり。