冬の角館・火振りかまくら
秋田冬の角館・火振りかまくら
桜と紅葉が有名な角館ですが、雪が降り積もる冬も情緒たっぷり。2月に行われる火振りかまくらは、地元の人の温かさもうれしい、雪国ならではの楽しみでした。
毎年2月13日、14日に行われる伝統行事「火振りかまくら」。縄につけた炭俵に火をつけて円を描くように振り回して、身体を清めながら無病息災・家内安全を祈る行事です。 メイン会場は桧木内川沿いで、そのほか、あちこちで小さな会場が用意されてたき火が行われています。旅行者の参加も大歓迎なのでした。何人もの人が火を廻す様子は、幻想的な光景です。
火振りに挑戦!
私も廻してみました。最初は地元の人が付き添ってくれるのですが、すぐに離れてしまうのでけっこう必死(笑)はんてんは火の粉避けに、地元の人が貸してくださいました。
雪洞で道案内
会場に行くまでの道は、雪洞でライトアップ。地元の皆さん手作りです。
角館の散策はやっぱり楽しい。武家屋敷周辺の雪景色もとても美しいです。
武家屋敷街
雪道を散策。
このときの宿はこちら。角館の武家屋敷にも近くて、温泉施設にもすぐ。1泊4000円からでした。
角館に行くといつも立ち寄る安藤醸造さん。お醤油や味噌が本当に美味しくて、ここの醤油や味噌、比内地鶏を使ったラーメンは東京でも販売されてます。レシピ本も出してる有名店です。店舗も風情があってナイス。
冬の角館でもうひとつおすすめなのが、「角館ひな巡り」。今年は2月21日(土)からだそうです(私が行ったときは火振りと同時でした)。旧家の皆さんが、自宅のおひな様を公開するイベントです。駅近くの観光案内所に行けば地図などが手に入るはず。家の方が由来を解説してくださったり、ゆったりと楽しめるイベントでした。